大野和基のレビュー一覧

  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。
    彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。

    テクノロジーの進化の未来を、5000日後と日数で考えます。
    10数年というとまだまだ先な感じがしますが、日数で考えると近い将来だなとちょっと不安になりますね。

    スマホの次に来るものは、スマートグラス。
    身につけて画面を表示するウェラブル。
    ミラーワールド=(AR世界)拡張現実の世界。
    AR機能を搭載したスマートグラス

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    2022年02月06日
  • お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する

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    ジム・ロジャーズの投資哲学のようなものが理解できる一冊。
    具体的にどうしたら良いかといった事が書いてある親切な本ではない。

    簡単に言えば
    ・歴史を学べば投資に役立てることができる
    ・北朝鮮、中国、ロシアなどに期待している
    ・成功したければリサーチが大事
    といった内容。

    この一冊で成功することは絶対ないと思うが、成功するための一歩を踏み出そうと思うには良いと感じた。

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    2022年01月30日
  • お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する

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    超書 投資家ジム・ロジャーズの世界情勢の分析と考え方、歴史観をベースとして、近未来を予測するもの。投資という観点は、その結論にすぎない。
    日本人には、耳に痛いかも

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    2022年12月11日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    WIREDを共同設立しスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾス等を取材してきたケヴィン・ケリーへのインタビューによりコロナ以降の近未来社会を見通す。「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に集約されるケヴィンの思考法により、全てのものがAIと接続されたAR世界「ミラーワールド」を描き出す。聞き手の大野和基はコーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学び米国で活躍してきたジャーナリスト。

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    2021年12月08日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。
    1章から4章で、5000日後の世界を描き、5章から6章では著者の思考をたどることができる。シンプルな言葉で語られているが、真似て実践しようとしても簡単ではない。それでも、著者の思考に近づいて見たいので、『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』を読み解きたい。
    著者が提唱しているミラーワールドがどのようなものかや、各産業がどの

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    2021年10月22日
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか

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    5つの危機
      1.価値の危機
    2.民主主義の危機
    3.資本主義の危機
    4.テクノロジーの危機
    5.表象の危機

    1.価値の危機

     現代社会ではほとんどの人が文化相対主義を信じる。結果、差別主義が蔓延。
    同じ種である人間の道徳的価値観は同一であるはず。道徳観を教える倫理学を子どもに教えるべき。

    2.民主主義の危機

     民主主義の基本的な価値観はコモンセンス。
    文化的な多元性を受け入れるべき。人間の尊厳の尊重がベースとなる。
    民主主義はまだ最終ステージには達していない。

    3.資本主義の危機

     法律上の制限のないグローバル経済が資本主

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    2021年08月14日
  • つながり過ぎた世界の先に

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    星が足りない。本物の天才が哲学で社会を語る。思弁性とプラグマティズムのアウフヘーベンはこうすれば良いのか。著者のウィルバー理解を聞いてみたい。

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    2021年07月13日
  • つながり過ぎた世界の先に

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    落ちぶれたマスメディアからは発信されないであろう事柄、倫理観に基づく洞察、偏りすぎていない確固たる主張。
    総じて勉強になることが多かった。

    トランプ支持者ではないものの、昨今のトランプ批判には疑問を抱いていた。しかしこの本の中でトランプの功績について触れられており、そこが特に、この本を評価した点。

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    2021年05月09日
  • コロナ後の世界

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    それぞれの得意分野の視点から現状の分析とこれからが理路整然と分かりやすく述べられる。どの商も興味深い内容ばかり。特に第1章のダイヤモンド氏のパートは感動さえ覚えた。

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    2021年03月07日
  • コロナ後の世界

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    ネタバレ

    コロナ禍で「オンラインファースト」が強制的に進められました。
    10年は進んだともいわれます。
    僕は仮想空間と現実が輻輳する社会にギリギリ親和性のある世代です。

    これからは必ずしも人口が経済力にならないと思います。
    仮想空間にシフトすることで現実の消費が下がるのは自明です。
    ただ人口が基本となるのは否定できないとも思います。

    「大阪市の人口増加を考える」
    もちろん魅力的な都市にすべきやと思います。
    ただそれよりも直接住むことにメリットを感じてもらえないかと考えています
    住民票を置いてもらえると税収も上がるし役所にもメリットある話なんですよね

    例えばあいりん地域
    アドレスホッパーの拠点にでき

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    2021年01月28日
  • 英語の品格(インターナショナル新書)

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    英語は大雑把な言語だ。敬語は存在しない。と言ったイメージを持つが、全くそうではない。
    毎日のやり取りの中でも、やっぱり下手なコミュニケーションだと、メールがかえってこない。反応してくれない。一方で、品格のある、非常に協力してあげたくなるメールもある。もう一つは、語彙やいいまわしで、その人のレベルを把握する傾向がある。幼稚な英語しかできない自分にとっては、非常にそこが難しい。本書にあるように、showingとう単語はあるが、demonstrating とか、他の言い方もあるし、fireなんて完全に使うことがない。そういう意味では、日本語も同様だろうけど言語は生きている。
    品格のある英語、丁寧で相

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    2020年12月19日
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか

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    注目の「Neo existentialism」またはNew Realism をひっさげる哲学者マルクス・ガブリエルとの独占インタビューを元に構成した一冊。インパクトが大きい一冊。
    中身を咀嚼するために、ガブリエルの他の主要著作をみる必要があると思っているのですが、なかなか、進んでないです。
    そういうことをしなくとも、この一冊をしっかり読むことが大切かもしれません。

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    2020年08月16日
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか

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    非常にエキサイティングな内容の一冊だった。しかし自分には難解なところも多々あり、すべてを理解できたわけではなかった。日本がテクノロジーに関するイデオロギーを生み出すのが抜群にうまいというのは国際社会で今後生き残っていくために重要な示唆のように思う。
    優しい独裁国家とは言い得て妙だなと思った。特に海外の人から見たらおかしいなって思うようなことに暗黙の了解の上に服従しているように思う。

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    2020年05月30日
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか

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    とても良かった。特に、多くの人が民主主義を間違って理解している、言いたいことを言うのはフェイスブックであって民主主義ではない、とか。普遍的な道徳的価値観とか。
    新しい実在論の最後のところ読んで驚いた。明白なことなのに論理立てられてないことを普通の手段で説明している。すごい。
    社会を新しい視点で捉えられる。

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    2020年05月22日
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか

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    全貌がわかるわけではなかったけれど(そもそも人文的なものに「わかった」が存在するか怪しい)たしかにいい感触というのがあった新書だった。これをきっかけにして色々と読んでいきたい。一番新しめの哲学。

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    2020年04月24日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    めちゃんこ面白かった。世の中はこんな状態なのかという恐怖ばかりが目立つけど、人生100年時代ははじまったばかり。とほほ

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    2020年02月14日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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     私が考える理想の研究者とは、人類がこれまで歩んできた歴史とともに、現在の社会を見つめ、少し先の未来までをも見ようとする「優しい研究者」です。
     「持続可能な開発(SDGs)」という概念が近年注目されていますが、「持続可能な開発」とは、おそらく「次世代を見ようとする努力そのもの」なのではないかと考えています。持続可能な開発とは、言い換えれば、次世代まで継続して豊かな社会を築くことです。そのため、これまでの歴史を振り返りながら、今起こる現象を読み解き、次世代まで豊かな社会を築くには何が必要かを問う姿勢が重要なのです。
     しかし、これから起こりうる未来を想像することはそう簡単なことではありません。

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    2020年01月31日
  • 英語の品格(インターナショナル新書)

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    I would appreciate if youが丁寧にお願いする表現
    直接的すぎる表現は使わない
    wouldは丁寧な表現
    Must よりもneed
    Youを主語にすると批判的になる
    Whyよりもwhat makes /howを使う
    頼む時はポリシーという単語を使う
    Would you mind〜の答え方は
    No not at all

    How about yourself??

    In the works 進行中
    Life→元気

    全て話すようにする

    行動は何か、理由、やってほしいことを順にいっていく


    What if →〜したらどうですか?を使う

    疑問文を平叙文で言う

    Heads

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    2019年11月10日
  • そして日本経済が世界の希望になる

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    著名かつ過激ともいえる、経済学者のグルーグマン氏の日本経済に関しての考えと現状とつづった本。グルーグマン氏自身、極端なインフレ推進派ですが、本の中身をちゃんと理解して読み進めると、その考え方が極端なだけではなく、歴史を振り返った時の資本主義社会での金融政策のオススメを言っているように思える。著者も言っているが、人間はもちろん過ちもするので完璧なかじ取りなどできるはずはない。それは個人の投資戦略にももちろん言えると思う。

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    2019年06月12日
  • 英語の品格(インターナショナル新書)

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    「日本人なのに英語をペラペラしゃべるやつなんか信用されない。内容が大事なんだよ」とか「英語でもってまわった言い方をする必要はない。プレインな英語を使うべき」なんて言う人が意外とけっこういますが、そういう人を信用してはいけません。自分が「ちょっと英語ができる人」だと思っている人は読んでみるといいと思います。
    実はこの本読んでいて思ったのは「これって英語だけじゃないよなぁ」ということ。日本語だって、こんなふうにしゃべった方がいいんじゃないのかなぁ。根本は”相手を気遣う”ということなんだとよくわかる。

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    2019年01月08日