あらすじ
please,whyなどを安易に使うとトラブルに! グロービッシュのような今流行の簡略化した英語では真意が伝わらない。英語は、けっして大ざっぱでストレートな言語ではなく、日本人が考えるより、はるかに繊細で豊かな表現にあふれている。日英両言語とその文化に精通した著者が、ビジネスや日常生活ですぐに役立つスキルを分かりやすく伝授。相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しなど、ちょっとした工夫で、品格のある英語が自分のものになる。
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Posted by ブクログ
英語を使い始めたタイミングで読むととても、参考になる。英語は思ってるほど単純ではなく、奥深い言語であり、話し方や内容、言葉のチョイスでその人の品格が表れることもよくわかった
Posted by ブクログ
英語は大雑把な言語だ。敬語は存在しない。と言ったイメージを持つが、全くそうではない。
毎日のやり取りの中でも、やっぱり下手なコミュニケーションだと、メールがかえってこない。反応してくれない。一方で、品格のある、非常に協力してあげたくなるメールもある。もう一つは、語彙やいいまわしで、その人のレベルを把握する傾向がある。幼稚な英語しかできない自分にとっては、非常にそこが難しい。本書にあるように、showingとう単語はあるが、demonstrating とか、他の言い方もあるし、fireなんて完全に使うことがない。そういう意味では、日本語も同様だろうけど言語は生きている。
品格のある英語、丁寧で相手が気持ちを持って接してくれる英語、非常に面白いし、このレベル感を勉強できるのは非常に素晴らしい機会だと思う。米に赴任する人は確実に読んだ方がいいと思った。
Posted by ブクログ
I would appreciate if youが丁寧にお願いする表現
直接的すぎる表現は使わない
wouldは丁寧な表現
Must よりもneed
Youを主語にすると批判的になる
Whyよりもwhat makes /howを使う
頼む時はポリシーという単語を使う
Would you mind〜の答え方は
No not at all
How about yourself??
In the works 進行中
Life→元気
全て話すようにする
行動は何か、理由、やってほしいことを順にいっていく
What if →〜したらどうですか?を使う
疑問文を平叙文で言う
Heads up
I appreciate your help
依頼→somehowを最後につける
Posted by ブクログ
「日本人なのに英語をペラペラしゃべるやつなんか信用されない。内容が大事なんだよ」とか「英語でもってまわった言い方をする必要はない。プレインな英語を使うべき」なんて言う人が意外とけっこういますが、そういう人を信用してはいけません。自分が「ちょっと英語ができる人」だと思っている人は読んでみるといいと思います。
実はこの本読んでいて思ったのは「これって英語だけじゃないよなぁ」ということ。日本語だって、こんなふうにしゃべった方がいいんじゃないのかなぁ。根本は”相手を気遣う”ということなんだとよくわかる。
Posted by ブクログ
読んでいて、ハッとさせられること数知れず。
これまで、英語で会話する機会があると「通じればよい」とばかりに少ないボキャブラリーの羅列で切り抜けていたので
聞き手にとっては失礼であり、それゆえ対等に見てもらえないというのは衝撃だし恥ずかしい気持ちになった。
すぐに使いこなせるとはおもえないが、知識として頭の片隅にいれておくだけでも価値のある一冊。
Posted by ブクログ
通訳ガイドとしてお客様と対面するときは第一印象がとても大事ですが、私はついpleaseを連発してしまいがちなので、失礼のない表現を学びたくて手に取った本です。日常や仕事で使える丁寧、婉曲、上品な表現の事例が解説されていて、言葉遣いへの意識を高めてくれます。
「ネイティブに英語がお上手ですねとほめられている間はまだまだ」という言葉が沁みました。
Posted by ブクログ
英語表現の微妙さを文化的、社会的背景から解説した英会話指南本。初対面で相手の出自や価値観などを問う質問は避けよとか、使える語彙の種類でどういう態度をとるべきか判断されるから常に語彙を増やせなど。単純な英語表現がもたらす意図せざる帰結を回避するために、これは知っておいたほうがよい。
Posted by ブクログ
同じような内容の本はあるかもしれないが、よく使いがちな英語表現を取り上げてそれに代わる適切な表現の短い例文を多く掲載してくれるので読みやすく参考になる。アメリカに本音と建前がないわけではなくそれを表す単語がないだけ、など時々折り込まれるアメリカ文化論も魅力。
Posted by ブクログ
英語の品格とはなんぞや、というのがようやくわかった。伝わればいい英語から、美しい英語へ、気持ちを入れ替えて勉強しようと思った。単語数を増やすこと、英英辞典を使うこと、この2つは今日から頑張る。フランス語の単語を混ぜるとかもオシャレだし、将来的にはやりたいね。
Posted by ブクログ
第二言語を学ぶということにおいて注意すべき点は、日本の学校型の 文法習得〜母語への翻訳という方法に欠点が多すぎることだと思う。実地で何時間も別の言語の環境下に自分を置くことで、この本で説かれてるような 絶妙なセンスを学べるように思える。
Posted by ブクログ
ある程度英語ができるようになるとそこで満足してしまい、上達に向けた努力を怠りがち。また、世の中ではブロークン英語でよしとする英語勉強法が幅を利かせている。本書はそんな状況に一石を投げかけます。品格を感じない表現を使っているうちは、いつまでたってもネイティブにバカにされたまま。耳の痛い指摘ですね。。
ちょうど最近、スカイプ英会話を始めてから英語学習への熱が戻ってきたので、これからは品格のある表現も目指してみたい。
Posted by ブクログ
相手と円滑に意思疎通を図り良好な関係を築くことがコミュニケーションの目的であるならば、失礼な物言いや誤解を招く表現は極力避けなければなりません。
このごく当たり前のことが、こと日本人が英語を目の前にしたときに軽視される傾向にあるようです。
本書は、日本における英語教育では教えてくれない英語の奥深さや、日本語と同様の(あるいはそれ以上の)繊細さに気づかせてくれます。
ネイティブが良く使う表現の事例も豊富で「こんなことを伝えたいときにどう言えば良いのか」と悩んだ際にはとても参考になります。
Posted by ブクログ
アルクのサイト(GOTCHA!)で、この方のコラムを読んで、興味を持ちました。書いてあることは、そのコラムとほぼ同じでしたが、もっと細かく網羅されていて、でもしゅるしゅるーっと読めてしんどくなくて良かった。通勤時などの空いた時間に気軽に読む本としておすすめします。
著者の言う「英語圏の人が書いたものをテキストにした方がいい」というのは、実際に私もつくづくそう思います。
文法ですら、英語圏の人が英語学習者用に英語で書いたものの方がはるかに私には分かりやすいです。
特に時制。私の学生時代の時制の教え方はひどかった。日本語の発想がベースになった教えられ方で、まったく意味不明でした。今の子たちは違う方法で教えられていると信じたいです。(知らないけど)
仕事で毎回ちょっとしたしょーもない連絡文書を書くだけでも英英辞書でニュアンスの違いやフォーマル度を調べまくりなので、もっと早い段階で、この本が言っているようなことが重要だと知っていればなぁ、とすごく思います。
Posted by ブクログ
一緒に仕事をするフランス人から散々指摘された品のない英語がほぼ全て書いてあった。何年もかけて失敗から学ぶより、先ずは基礎知識を本から得るべき。ビジネスのスパンはそんなに長くない。
Posted by ブクログ
外国人から「お前の名前は?」と突然聞かれたら、日本語がよくわからない外国人だなと思いますが、日本語をそこそこ理解出来てるのに終始こんな感じだと、品がない人だなと感じるに違いありません。
英語での会話も同様です。特に、ビジネスなどのフォーマルなシーンでは注意すべきです。
本書は、今流行りのグロービッシュ(簡単な単語だけでとにかく通じればいい)では、下手をすると大事な顧客や人間関係さえ壊しかねない危険性を指摘しています。
ってことで、日本人が間違いやすい言葉(suspect とdoubtでは真逆の意味になる)、差別を避けるポリコレ言葉、下品言葉の代替語(damn→darn、bullshit→garbage、it sucks→it stinks、asshole→jerk、shit→snap)などを紹介。
さらに、便利なフレーズ(what if節の動詞の過去形)、立食パーティでの話しかけ方や切り上げ方など、知っておけば重宝しそうな言い回しも多数紹介されています。
ネイティブとの共著なので内容的にも信用出来ます。
Posted by ブクログ
品のあるアメリカ英語を解説した本。
ハンバーガー理論。直接的表現ー避ける。言いたいことがミートでそれを挟むソフトな表現パンの部分が必要。
日本人の話す英語は短いのでぶっきらぼうでそっけなく聞こえる。
Spell it all out の重要性。
疑問文を平叙文で言うと品格が上がる。