加納朋子のレビュー一覧

  • スペース

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    駒子シリーズの第三弾、第二弾から11年。駒子が瀬尾さん読んでもらいたい手紙があると渡した手紙が延々と続いてゆく。前略はるか様となる手紙。淡々と日常が綴られただけの手紙。はるかさんて誰。誰がはるかさんに書いた手紙? 瀬尾さんの謎解きが始まると、あ~ なるほどとなる。人と人の縁、繋がり、どこでどうなるか解らないところが生きていくうえでの不思議。そして瀬尾さんの過去もちらほらと。柔らかい、青春系日常ミステリでした。そして第三弾から20年後の第四弾「1(ONE)」がどう続いてゆくのか読むのが楽しみです。

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    2024年05月11日
  • 猫が見ていた

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    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

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    2024年05月01日
  • 1(ONE)

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    ネタバレ

    単作品として読んだ。家族思いのワンコだな。家族の話も良いけど、自分のワンコのおかげで人を素直に褒めれるようになったとこが好き。

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    2024年04月27日
  • 魔法飛行

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    「ななつのこ」の続編。瀬尾さんにそそのかされ駒子は自分の日常における謎を物語にして書いてみた。瀬尾さんに宛てた手紙と駒子の日常を描いた物語。その後、届く差し出し人の名前のない不思議な手紙。最終章にて明かされる真実と謎解き。タイプライターやテレホンカード等、今では名前さえ聞かないような代物も出てくる時代、ストーカーなんて言葉もない時代、この作品が31年前と言うことを考えれば、ちょっとしたミステリ。今なら完全に犯罪になると思いますが。ラストは、駒子と瀬尾さんのほんわりとしたラブストリー的展開で終焉。

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    2024年04月25日
  • ななつのこ

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    短大生の駒子が、表紙に惹かれ衝動買いした本「ななつのこ」。勢いに任せ日常で起こった不思議な出来事を綴りファンレターを書いたら、作者から返事が返ってきた。駒子の日常で起こるちょっとした不思議な出来事と「ななつのこ」の文中の出来事がリンクしミステリ仕立てで物語が進んでいく七つの連作短編集。作者と駒子の邂逅も意外な形で。作中作の「ななつのこ」も「ななつのこものがたり」として出版されているみたいなので機会があれば読んでみたいです。続編もあるということなのでそちらも読んでみたいシリーズになりそうです。

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    2024年04月11日
  • コッペリア

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    ネタバレ

    これはゆっくり読んではいけないやつだった。もう頭がこんがらがった。

    「ゲーム」と分かった時はその意図が分からず、読者を騙したかっただけならそりゃないわ…と思ったけど、後になって理由が判明。
    事件後が長く感じたけど、ラストは良かった。
    でも共感できる主人公ではなかったな。

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    2024年04月06日
  • コッペリア

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    発売時、読んでいたのにすっきり新たな気持ちで読めました。(オチも忘れていたよ…)

    こういう話、好きです。

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    2024年04月04日
  • 螺旋階段のアリス

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    加納さんのミステリーは、殺人事件が起こったり、ドロドロした人間関係だったり…が無く、凄く優しいお話が多いから好き。

    最上階のアリス、なんてもう…

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    2024年03月31日
  • 1(ONE)

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    犬の特徴やしぐさを細かに捉え、人との触れ合いを豊かに活写。玲奈の家族もワンとゼロも家族想い。命を懸けて家族を守るワンとゼロに胸が熱くなった。挿絵も愛らしく胸キュンだ。

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    2024年03月30日
  • 1(ONE)

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    ななつの子の続編ぽい作品。ゼロと名付けられた子犬と飼い主の玲奈との物語。そこに先輩犬のワンと、事件や家族の歳月が柔らかで温かい描き方で綴られている。猫派だが犬も可愛いと思えた。

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    2024年03月17日
  • ななつのこものがたり

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    『ななつのこ』の作中にある話を短篇のものがたりにして、おかあさんが小さなはやてに読み聞かせするという内容。
    カラーの挿し絵がページ毎にあり、児童書として楽しめる。
    『ななつのこ』を読んだ後だったので、そうだった〜と思い返しながらまた楽しめた。

    ○すいかおばけ
    ○金色のねずみ
    ○空の青
    ○水色のチョウ
    ○竹やぶ焼けた
    ○ななつのこ
    ○あした咲く花

    なかでもやっぱりななつのこが良かった。

    和尚さんが言う「ものをいわない動物だって、親が子どもを思う気持ちは何一つ変わらないんだな…。すまないが、こねこがもう少し大きくなるまで、まってやってくれんか」にとても優しい気持ちになった。
    その話のあとにおかあさんだってね。とおかあさんがはやてに言う言葉にも心に沁みる。

    おかあさんだってね。
    もしきみがいなくなってしまったら、どこまでもどこまでも、さがしに行くよ。いつまでもいつまでも、ずっとずっとさがし続ける。どこへ行ったって、どれだけかかったって、きっと見つけてあげるから…だから安心して、おやすみ。
    夢の世界へ、行っておいで。
    あしたの朝まで、冒険しておいで。




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    2024年03月09日
  • 1(ONE)

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    加納朋子さんの話全部読んでるつもりでいたけどなんとびっくり、ななつのこ私未読でした…ちゃんと読まなくては!

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    2024年03月03日
  • てるてるあした

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    久代さん...
    ささらシリーズ 3→1→2の順番で読み終えましたが、3覚えてないのでまた読まなきゃな

    ささらの皆さん温かいです

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    2024年02月25日
  • スペース

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    ネタバレ

    駒子の短大時代のクラスメイトの話。駒井まどかとはるかという双子が主人公とも言えるが、それを大きく包んで駒子と瀬尾さんの存在がある。劇中劇のような花巻置いてけぼり観光バス案内エピソードは面白かった。

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    2024年02月22日
  • 1(ONE)

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    待ちに待った加納さんの新作は、なんとなんと
    20年ぶりの駒子さんシリーズでした。
    この20年で、世の中の暮らしも常識も大きく変わってしまって
    当たり前だけれど私も20年分歳をとったのだけれど
    物語の中の駒子さんも、しっかり年齢を重ねていて
    嬉しいやら驚くやら・・・
    そうなの、そんな風に今まで暮らして来たんだね
    なんて同窓会で再会した友達の話を聞いているような幸福な読者体験でした。

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    2024年02月18日
  • 魔法飛行

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    ネタバレ

    【収録作品】一 秋、りん・りん・りん/誰かから届いた最初の手紙/二 クロス・ロード/誰かから届いた二番目の手紙/三 魔法飛行/誰かから届いた最後の手紙/四 ハロー、エンデバー

    駒子シリーズ第2作。
    一 出席した学生の名前を書く紙に違う名前が書かれている謎。
    二 ひき逃げで死んだ小学生男児を描いた絵が残された交差点。その絵が変化した謎。
    三 学園祭に訪れた小学生たち。その中にいた双子が離れた場所で意志疎通ができたように見えた謎。
    四 これまでの各話のあとに挟まれていた、正体不明の差出人からの手紙の謎。切迫感を抱いた駒子は行動する。

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    2024年02月15日
  • ななつのこものがたり

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    【収録作品】すいかおばけ/金色のねずみ/空の青/水色のチョウ/竹やぶ焼けた/ななつのこ/あした咲く花

    『ななつのこ』の作中作から生まれた物語。本編を読んでからどうぞ。

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    2024年01月29日
  • スペース

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    駒子シリーズ第三弾。

    「スペース「バック・スペース」の中編二本の連作。

    駒子が瀬尾さんに読んで頂きたい手紙があると言って渡す手紙は、前略はるか様で始まる長文。

    「スペース」は、人と人との空白の物語で、これは誰が書いた手紙なんだろうと疑問に思いながら読み進め、「バック・スペース」でもやっとした頭の中が、冴え渡るような感覚になる。

    なるほど、自分がいるべき場所を懸命に探そうとして辿り着いた居場所なんだとわかる。

    バスに置いてけぼりを喰らったまどかが、バス運転士と結ばれるというのも運命的である。

    今回は、駒子と瀬尾さんのやりとりは少なかったが、2人の気持ちがうっすらと感じられたような気がした。



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    2024年01月28日
  • 魔法飛行

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    『ななつのこ』に続くシリーズ第ニ弾。

    今作は、前作で知り合った瀬尾さん(前作はラストに○○さんとレビューしている)に駒子が、最初から身近で起こる話を小説として書き綴る。
    そこに書かれた謎を瀬尾さんが解いて返事を寄越すのは前作と同様なのだが、新たに意味不明の手紙が出てくるのである。
    それはラストまでわからないというのが、相当にもどかしい。

    見事なクライマックスとなるのだが、最後にまた茜さんが見れるとは…ね。

    ちょっと魔法めいたミステリーというのを楽しんだ。


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    2024年01月26日
  • 二百十番館にようこそ

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    ようやく今年の一冊目。

    就活に失敗しゲームの世界に逃げ込んでニートしていた主人公が親に愛想をつかされ伯父の遺産だという孤島に送り込まれたところから始まるお話。
    島に放り出されてからは、お金の問題を解決しようとニート仲間を募って共同生活をやろうとしたり、ブログでアフィリエイト収入が入るようになったり、島の人たちにもうまく溶け込むし、直近までニートしていた割にはうまく行き過ぎ。
    加えて、若い人にはああいうゲームになぞらえるのが分かり易いのだろうか、こっちは頻出するゲームの描写にイマイチ馴染めず、中盤まではさっぱり興が乗らなかった。
    終盤になって、“あいなまタン出産事件”以降、色々動いてこの作者らしいところが出てきたが、ゲームの中の人間関係がリアルの世界へ広がっていく/とつながっていたという趣向には最後まで面白みを感じ取ることが出来なかった。
    お正月なので★はお年玉ってことで。

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    2024年01月05日