加納朋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ななつのこ」がまずまず良かったので、同じ作者の昔のものを読んでみることにした。
中古本屋の棚に「ななつのこ」の続編がなかったので、取り敢えず、この本ともう一冊購入。
交通事故で夫を亡くしたサヤは、赤ちゃんのユウ坊とともに佐々良という街へ引っ越す。
そこで色々な不思議なことが起こるが、サヤが困る度に、成仏しきれなかった夫が他人に取り憑いて彼女を助けに来る、みたいなお話。
主人公のサヤがなんとも頼りなくてすぐ泣くしお人好しも過ぎてイマイチなんだけど、まあ、それで色んな人が世話を焼きにやってくるわけで、そうして3人の婆さまたちやエリカといったお友達が徐々に増えるに従ってほのぼのとした感じがなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回読んだのは2010/10/23!
9年前だからか、内容全然覚えてなかった…。
そして気づいたら新装版出てた。
オフィスは20年前の仕様なので、丁度バブル崩壊あたりの時期なのかな。
大手企業のアラフォーを対象にした「転身退職者支援制度」を利用し私立探偵となった仁木。
古いビルにあるオフィスで居眠りしていた所に、猫ダイナを抱っこした安梨沙が現れる。まるでアリスのような出で立ちで仁木の助手をパートタイムで勤めると言い出す。
アリスネタが毎度出て来て、作中の会話とアリスの登場人物に付いていけなくなったので、一度不思議の国のアリスを読んで、再度トライ。
あぁやっと意味が繋がった。しかし鏡の国のア -
Posted by ブクログ
「モノレールねこ」と「ポトスの樹」が好き。比較的に悲しかったり、辛いことよりも微笑ましい気持ちになれたから。暗くなったり悲しくなる物語を能動的に選べない、最近。現実に病んでるのかな。
「ポトスの樹」のオヤジがばかったれで愛おしい。こんな人、共依存してくれる相手がいなかったら生活していけるんだろうか、と思うけどオイラも他人から見れば程度の差はあっても似たようなもんかも。ひとりじゃ生きていけないってことなのかな。みんな、誰かにほどほどに迷惑をかけながら生きてるんだと思う。それでもいいじゃん、と思わせてくれたからこのふたつの物語が好きなんだな。