加納朋子のレビュー一覧

  • 七人の敵がいる

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    小学校、子供会、習い事、と役員を歴任してきたわたしには、面白く読めました。主人公の主張ごもっとも、でも現実はそううまくはいかない。。
    こんな世界、ほんとなんですよねー。

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    2021年03月25日
  • 月曜日の水玉模様

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    去年から読み始めた加納朋子、5冊目。

    東京に住んでいた時、小田急線から代々木上原で千代田線に乗り換えて通勤していた。丁度この本が書かれた頃で、描かれているホームの光景が懐かしい。
    私は日比谷で三田線にまた乗り換えていたけど、この本の主人公・陶子さんは二重橋前で降りて丸の内で働くOLさん。
    そんな彼女が日常に起こる謎を、通勤電車の中で知り合ったリサーチ会社調査員の萩とともに解き明かしていくというお話。
    会社の周りをうろつく不審人物、薬局での薬の取り違え、迷子の女の子、事務所での窃盗、そしてトラックごとの積み荷泥棒…。
    メインの謎解きと関連してもうひとつのプチ謎解きも入れ子になったお話は結構凝っ

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    2021年03月20日
  • コッペリア

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    今頃お気に入りになったこの作者、4冊目。
    初めての長編だが、作者としても初めての長編だった由。

    天才的な人形作家、人形に惹かれる青年、人形とそっくりの女優、そのパトロン。
    青年と女優が交互に語るパートで進められ、第2章からはパトロンのパートも加わって進む話は、読み終えてしまえば結構凝った作りだったことも知れるが、そのトリックよりも寧ろ雰囲気の良さやヒロインのある種のかわいらしさのほうに惹かれた。
    これまで読んだ話とは多少テイストが異なっていたが、ほのぼのしたエピローグも含め、重苦しい話の割にはあまり暗くならなかったところは、この作者ならではか。

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    2021年02月23日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    2月22日は猫の日ということで読んでみた。これまでアンソロジーはあまり手に取ることはなかったけれど、普段読まない作家さんの作品に触れることができてよかった。
    1作品あたりのページ数も少なく、隙間時間で読むことができる。

    【最も好きな作品】
    柚月裕子さん「泣く猫」
    17年会っていない母が猫に自分と同じ名前をつけていたことを知ったときの真紀の気持ちを想うとともに、母はどのような想いでマキと呼んでいたのだろうかと思う。
    マキの登場が真紀の感情を引き出し、自覚させるきっかけになったのではないか。

    【最も印象に残ったフレーズ】
    北村薫さん「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」
    「本の読み方にひとつ

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    2021年02月23日
  • モノレールねこ

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    家族や友情をテーマにした短編集。

    思っていたのとは、ちょっと違ったけれど、自分にも似たようなことがったな…と思い出させてくれる懐かしさが漂う物語たちだった。

    モノレールねこってどういう意味なのかな…と思っていたのだが、なるほど。
    うちの子(ねこ)もまさにそんな体型ww

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    2021年01月24日
  • ささら さや

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    「ななつのこ」がまずまず良かったので、同じ作者の昔のものを読んでみることにした。
    中古本屋の棚に「ななつのこ」の続編がなかったので、取り敢えず、この本ともう一冊購入。

    交通事故で夫を亡くしたサヤは、赤ちゃんのユウ坊とともに佐々良という街へ引っ越す。
    そこで色々な不思議なことが起こるが、サヤが困る度に、成仏しきれなかった夫が他人に取り憑いて彼女を助けに来る、みたいなお話。

    主人公のサヤがなんとも頼りなくてすぐ泣くしお人好しも過ぎてイマイチなんだけど、まあ、それで色んな人が世話を焼きにやってくるわけで、そうして3人の婆さまたちやエリカといったお友達が徐々に増えるに従ってほのぼのとした感じがなか

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    2020年12月16日
  • モノレールねこ

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    『いつかの岸辺に跳ねていく』がすごく良かったので、加納朋子さんの作品にもう少し触れてみようと思い読んでみました。
    中学生くらいから読めるような内容で、この作家さんは家族の絆を語るのがうまいようですね。
    悲しかったり苦しかったり納得しがたいことがあっても、その現実と前向きに折り合いをつけていこうとする姿がいいです。
    どの物語も話の終わり方が穏やかで、未来への希望や幸福感を感じることができます。
    8つの短編の中では、本のタイトルにもなっている「モノレールねこ」が好みかな。

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    2020年10月24日
  • 螺旋階段のアリス

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    淡々とした話ではあったが、日常の謎と、不思議の国のアリスを合わせた話で発想などが面白い話ではあった。けれど日常の謎でいうと氷菓のほうが面白く、何度も読みたいと思える話ではなかった。

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    2020年10月17日
  • いちばん初めにあった海

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    リアル本棚確認したら、角川文庫があった…
    登録してなかったから再読とは気付かず「なんか似たような話読んだことあるなあ」と不思議に思ってた。
    さすがに2編とも似た話があるわけない。
    なんで忘れてたんだ…

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    2019年12月03日
  • 猫が見ていた

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    猫好きにはたまらない、猫ばかりが出てくる話。
    猫にほだされた家主、お馴染みの准教授
    母親になれない母親を持った子供
    100万回~の絵本について
    飼ってはいけないマンションで猫を飼う女を見た女
    猫に刺青を彫る男の女、アプリにはまっている男。

    なかなか色々だな、と思いましたけど
    会社の人の台詞に共感するのは最後の話。
    消えてなくなるし、そこに金をつぎ込んで満足するのは
    確かに分かるのですが…触れないものですし。
    でも、主人公の気持ちは分かります。

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    2019年08月31日
  • 猫が見ていた

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    いろんな猫の話があって面白かった。
    1番心に残ってるのは、「100万回生きた猫は絶望の書か」という話だ。物語の読み取り方は人それぞれだなと改めて感じた。
    短編集で読みやすかった。

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    2019年08月22日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    中学1年生の海月は友人のジュジュに巻き込まれ、カミサマ先輩が部長を務める飛行クラブに入部する。クラブの目標は飛ぶこと!個性派揃いのメンバーは空を飛ぶことができるのか。
    爽やかな青春小説。変人のカミサマに一喜一憂しつつも放っておけない恋心。最後の展開はさすがにとんでも過ぎるように思うが、甘酸っぱい初恋が眩しいのでよし。

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    2019年07月25日
  • 螺旋階段のアリス

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    ネタバレ

    前回読んだのは2010/10/23!
    9年前だからか、内容全然覚えてなかった…。
    そして気づいたら新装版出てた。
    オフィスは20年前の仕様なので、丁度バブル崩壊あたりの時期なのかな。

    大手企業のアラフォーを対象にした「転身退職者支援制度」を利用し私立探偵となった仁木。
    古いビルにあるオフィスで居眠りしていた所に、猫ダイナを抱っこした安梨沙が現れる。まるでアリスのような出で立ちで仁木の助手をパートタイムで勤めると言い出す。

    アリスネタが毎度出て来て、作中の会話とアリスの登場人物に付いていけなくなったので、一度不思議の国のアリスを読んで、再度トライ。
    あぁやっと意味が繋がった。しかし鏡の国のア

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    2019年07月31日
  • 七人の敵がいる

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    この極端な主人公にはびっくりだが、小学校、PTA、自治会など、あるあると思えて楽しかった。
    最後のあたりは、ちょっと出来すぎ感もあるが、楽しい作品でした。

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    2019年02月11日
  • 猫が見ていた

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    猫にまつわるアンソロジー。猫がテーマだと、ちょっと暗めな感じになるのかな。
    個人的には「泣く猫」柚月裕子と「凶暴な気分」井上荒野が好き。

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    2019年01月23日
  • 猫が見ていた

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    啓文堂文庫大賞で見て。

    猫に魅かれて読んだが、面白くなかった。
    稀代の女流作家たちだから、面白さがわからなかった、と言うべきか。
    短すぎるのかもしれない。

    「三べんまわってニャンと鳴く」かな、一番面白かったのは。

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    2018年11月06日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    ネタバレ

    作者曰く「爽やかな青春小説が書きたかった」との事だが、実際読んでみるとくーちゃんが周囲の人間関係で最初から最後まで苦労しっぱなし。
    ちょっと気の毒になってしまった…

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    2018年10月11日
  • 猫が見ていた

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    ネタバレ

    猫と小説はナイスな組み合わせですね。
    ミステリアスな空気の中に、どこかほっこりする要素があって楽しめました。
    どのお話も前向きなラストでよかったです。

    猫好きにはたまらない1冊!

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    2018年09月13日
  • 猫が見ていた

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    作家さんが猫にまつわるお話を書いたものを集めた短編集。
    切り口がそれぞれの作家さんによって全く違っていたのが面白かった。
    猫を飼っていないあたしでもこんなに楽しめたのだから猫好きであったり、実際に飼われているひとにはたまらないだろう。

    新しい作家さん発掘も兼ねていたけれど
    どうかなぁ。短すぎてよくわからなかったのが残念。

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    2018年07月22日
  • てるてるあした

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    ささらさやの続編。
    さやがちゃんとお母さんやっててよかったって思っちゃった。
    今回もやっぱり、ほっこりあったかくなるような話。
    てるちゃん、幸せになってほしいなって、、
    で、てるちゃんが結婚してちゃんとお母さんになってるって続編書いてほしいな~♪

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    2018年06月20日