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脱サラして憧れの私立探偵になった中年・仁木順平。そこへ謎のロリータ美少女・安梨沙(ありさ)が押しかけ、助手として雇うことに。「亡夫が自宅に隠した貸金庫のカギを探して」「自分が浮気していないという調査を」「妻からお使いを頼まれる理由を知りたい」…二人への依頼は、そんな日常の珍事件ばかりだが、その裏には人間の業が深く関係する“真実”が! トランプの女王、チェシャ猫、白の騎士…『アリス』をモチーフに描くおとぎの国の連作ミステリ。
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Posted by ブクログ
またやってしまった……。 シリーズものは発表順に読むのが正しい。ミステリにおいて、その傾向は顕著。 にも関わらず、自分は「魔法飛行」→「ななつのこ」の順に読んでしまった。 今回の失態は「虹の家のアリス」から先に読んだこと。アリスを取り巻く謎を知った上で「螺旋階段〜」を読むのは問題外。嗚呼! ...続きを読む ひとつ嬉しかったのは柄刀一による解説。「本書の主人公の一人である仁木順平が目覚めるのは、四月のある日です。四月の何日なのでしょうか? それは恐らく一いや、間違いなく"二十五日"でしょうね。」 今日その日ではないか。仁木とアリスが邂逅した日に読み了えるなんてセレンディピティ!
いくつもの短いお話に分かれているので気軽に読めるし、各話ごとにしっかり謎解きがあって面白かったです。とってもおすすめ☆
探偵という仕事に転職したが、その物語一つ一つにそれぞれの本当の気持ちが隠されている。相手を思いあっての行動。その真実を知った時納得とうれしさを感じずにはいられない。
加納朋子の螺旋階段のアリスを読みました。不思議の国のアリスをモチーフにしたミステリー短編集でした。加納朋子の語り口は楽しめますが、不思議の国のアリスをモチーフにするのが無理があったのか、謎解きのほうはあまり面白くありませんでした。主人公の境遇が「転進退職者支援制度」を利用した50過ぎの新米探偵という...続きを読むのがちょっと身につまされてしまいますが。
サラリーマンから探偵に転身した年配の男と20歳前位の美少女がいくつかの謎を解いていく話だけど、不思議の国のアリスと絡めて話がすすんでいくところとか、主人公と美少女の身辺の謎も溶けていく様子がゆったりとして面白かった。こういうミステリーもいいよね。
加納朋子氏らしい、優しいミステリーです。私の中では主人公仁木は西島秀俊、亜梨沙は今田美桜が活躍してました。二人のキャラクターも愛されキャラで、読んでて心地がいいです。こういう誰も死なない、すぐそばに本当にありそうなさりげないミステリーって、いいな。
連続ものの短編ミステリーの体裁になっていて、 登場人物は同じだけど、探偵事務所に来るお客さんは それぞれに違う、っていうお話だった。 最後にミステリーが解けると、なんかストンと来ることも 多くて面白かったと思う。 あと、それぞれの話は、それぞれの夫婦の形が見えてくるようになってて いろいろな夫婦の形...続きを読むがあるのも面白いところだった。
サラリーマンから私立探偵へと転進した主人公。ハードボイルドな世界にあこがれた所で、そこは加納さんの掌の上、やって来る依頼はどこかのほほんとしていて、読者にとってはいつも通りです(笑)。でも「最上階~」は怖かったなあ。電波云々の話はちょっと?ですけど。 非常に良く出来た助手役として登場する安梨沙で...続きを読むすが、2人の推理能力に格段に差があるわけではなく、お互いに上手く補完しあっている感じです。名コンビぶりが段々板についてきて、以心伝心で事が運ばれていく展開には、どこか安心感さえ覚えます。 個人的には「中庭~」が一押し。いかにも加納さんらしい、優しさの積み重ねですね。
温かい気分になれる(^O^) 探偵ものだけど、主人公の探偵と少女の掛け合いが面白い。 大きな事件が起こるわけじゃなく、小さな日常に起こる事件をちょっとしたきっかけで解いていく。 やっぱり、加納さんの作品好きだなぁ。
絶対北村薫さんのフクちゃんを意識してる。あのシリーズは大好きなので加納朋子さんの書き方の違いを認識できて面白かった。
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