加納朋子のレビュー一覧

  • モノレールねこ

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    中学受験塾の国語で取り上げられていたバルタン(ザリガニ)が主人公のお話。他も気になって読んでみました。やはりバルタンがいい。サクッと読めてその度に泣ける。重ためで考えさせるストーリーが多い受験国語でふっとバルタンを小学生にとセレクトしてくだせる先生、さすがです。

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    2026年04月10日
  • 1(ONE)

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    初読みの作家。
    犬ものだから手に取ったけれど、シリーズだったのね。
    優しい いいお話だけど、少し子供向け?かな。

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    2026年03月17日
  • 空をこえて七星のかなた

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    加納朋子さんの描くミステリーはいつも読みやすく、丁寧な謎解きがある。
    ただ優しい世界観ではなく、歪んでいたりどこか過剰であったりする思想を持つ他者がいて、それに登場人物たちが苦しめられている、という構図を加納さんはよく使っている。これが久しぶりに加納さんの作品を手にとったせいか、読んでいて少し辛く感じてしまう部分もあった。
    一方で各短編の主人公たちの心情の変化や最後に見えてくる景色が魅力的で、読み心地の良さはさすが加納朋子ワールド。読後にもう一度最初から見返したくなる仕掛けを作っているのも楽しい。

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    2026年03月08日
  • 猫が見ていた

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    猫が主人公というより、物語の名脇役的存在としての猫という感じであった。
    猫は正義である。しかしながらアンソロジー系は私にハマらなかったのか、猫特有の癒しを感じ取ることができなかった。無念。

    #2026 #11

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    2026年03月04日
  • 掌の中の小鳥

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    日常の中で遭遇する不思議な出来事と、恋愛要素を織り交ぜた連作短編集。

    謎の解明と心の機微の表現が、上手く両立されていると思います。

    全体的に優しくて温かな雰囲気ですが、それだけに時折感じる切なさが、とても印象に残りました。

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    2026年02月21日
  • 二百十番館にようこそ

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    ネタバレ

    今までの生活を強制リセットさせられ島で生活。
    地元住民の助けを借り、仲間も増え、無能力だと思っていた自分自身も取り戻す。
    冒頭は、ずいぶん上手いこといくなあ、異世界転生もののラノベみたいだなと思った。
    でもただのご都合主義ではなかった。
    人生の先輩達に見守られていた。

    主人公もそれに答えた。
    逃げずに一生懸命だった。
    居場所ができて良かった。
    泣き虫なところも可愛かった。

    良くしてもらったから返したい。
    頑張っているから応援したい。
    人々の優しさや気遣いが、他の誰かと繋がっていくところが良かった。

    近年、過疎地や離島へのドローン物流が実現されつつあるらしい。
    母子島にも導入される日が来る

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    2026年02月17日
  • 空をこえて七星のかなた

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    七つの短編集ですが、繋がっていると口コミで見ていたものの、繋がり方が絶妙でちょびっとずつなので、事前知識なしだったら最後まで気がつかなかったかもです。

    中心にいるのは1人の人物ですが、周りの人間から描かれているので当人がその時何を考えていたのか気になるところです。一作くらいは当人目線の話があっても良かったかなーと思いました。

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    2026年01月29日
  • 空をこえて七星のかなた

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    タイトルに七星と入っているとおり、七つの物語で、七つの星が絡んだお話。
    バラバラな時間軸の短編集だが最後の話でひとつになる。
    良く出来ているなと思うが、私が時間をかけて読んでしまったからか、なんだっけ?となる事柄があってもったいないことをした。
    一気見必須だったな。
    つくに心に残った話は加害者と被害者の関係値が切ないお話と事故で記憶障害を起こし宇宙を旅する話だった。

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    2026年01月24日
  • 猫が見ていた

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    錚々たる作家さんたちによる猫にまつわる物語の短編集。怖い話、心温まる話、悲しい話、色位ありましたが、私は加納朋子さんの作品が特に面白かったです。

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    2026年01月17日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    人になかなか言えない事情から単位が取れず、大学卒業出来なかった女子大学生達による、半年間の泊まり込みによる延長戦(補講)。

    昨今忘れがちな、尊ぶべき教育の精神が見られます。女子学生側よりも、彼女らに接する理事長の姿に感銘を受けました。


    女子学生達の話もいいものが多かったけど、半年という物語の期間の中で複数人を短編仕立てにしているため、1つずつがちょっと薄味に感じました。あと、菜々子さんはあれ大丈夫と言っていいのか?という疑問が‥

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    2026年01月16日
  • モノレールねこ

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    気持ちよく読める
    短篇集ということもあり、サラッとしててあまり記憶にも残らず
    求めてる方が悪いのだけどインパクトはない

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    2026年01月15日
  • 猫が見ていた

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    タイトルのとおり、猫にまつわるアンソロジー。

    加納朋子先生の「三べんまわってニャンと鳴く」が特にお気に入りでした。希薄な人間関係を望むソシャゲにはまった男性のお話。
    心がぎゅっとなって少し泣いた。

    悲しみのなかにほのかな温かさのある柚月裕子先生の「泣く猫」も好きでした。

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    2026年01月05日
  • 空をこえて七星のかなた

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    ネタバレ

    話はそれぞれ優しくて切なくてイイなぁとしみじみ読んでましたが、私が少々苦手な…
    点と点を線で繋ぐ系で読者を驚かせたいノベル。なのかなぁと…青山美智子氏の雰囲気も似てるかも。
    役の名前があまり出てこない上にあちこちに散らばっててうまく合体できない。かと言って読み返すほど興味がもてない。
    こういうのは短編の方が私は好きですが、それだときっとこの本の良さは生まれないんですよね。

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    2025年12月24日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    それぞれ理由があって、大学が閉校する年に卒業できなかった女学生たち
    学校側は卒業させるべく半年間のは補講を開く
    各々にスポットを当てた章立てになっていて、それぞれが今後の人生を生きる上での小さな希望を見つける姿がよかったな

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    2025年11月17日
  • ななつのこ

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    第三回鮎川哲也賞受賞作、とのことで、期待が高まる中、前半はさっぱりはまらなかった。(^^;
    あれー?!
    っという困惑でいっぱいだったけど途中で投げ出すのは嫌なので辛抱強く読む。

    次第に、女子大生駒子と彼女が愛読している『ななつのこ』の作者との手紙のやり取り、また、駒子の可憐で愛らしい様子に魅了されるようになった。
    文通相手の佐伯綾乃の文章も清潔感と優しさを併せ持っていて読みやすかった。

    ラストはびっくり仰天!
    露ほどもにも想像出来ていませんでした。
    最後の最後まで駒子がかわいらしくて。
    駒子ちゃんはシリーズ化されているようなので、他の本も読んでみたいです。

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    2025年10月19日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    この本の中に自分に似た人がきっといるはず、という文章から、自分に似ている人を探すつもりで読み進めた。
    結論、似ている人というよりも、人にはみんなどこか似たところがあって、全く真逆のところもある、みたいな、普遍的だけど改めて思うとそうだよなぁ、となることを教えてくれたような気がする。
    人の背景は聞かないと分からないものだけど、聞きすぎる必要もなく、ただ、この人にも何かあるのかもな、くらいのスタンスで関わるのが丁度いいのだと、学ぶこの頃です。

    自分と全く違う世界の話ではないけれど、すごく思い当たる節があってぐさりと刺さることもない、読みやすいものでした。

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    2025年10月05日
  • モノレールねこ

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    『空をこえて七星のかなた』が凄く良かったので、作者の他の作品も読みたいと思い、書名が面白いこちらを選択。

    また多種多様な短編集。短編によって作風も変えており、新鮮に読める。
    普段から繊細に物事を捉え、考えているんだろうな、と思います。自分も塀の上の猫を見て、あっモノレールねこだ!と思いつくセンスが欲しい‥。

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    2025年09月19日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    基本的にはハートフルな連作短編集なのだけれど、その中に「プリマドンナの休日」みたいな一編を入れ込んでくるあたりが実に加納朋子さんで大変良かった。

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    2025年09月07日
  • スペース

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    ネタバレ

    入江駒子

    駒子の母

    駒子の姉

    駒子の妹

    駒子の弟

    瀬尾

    はるか

    マリモ

    クジャク

    ウサギ

    多香子

    工藤

    駒井まどか

    愛ちゃん

    マホ

    リエ

    ミユキ

    ハヤミ

    アンナ

    雅美

    八重樫春一

    宇佐美

    高瀬

    隼水

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    2025年09月01日
  • 猫が見ていた

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    猫が見ていた、という題がピッタリな感じのアンソロジー。人間の営みのそばを通り抜けていくネコチャンみたいな印象

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    2025年09月01日