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〈駒子シリーズ〉のヒロイン・入江駒子の愛読書『ななつのこ』が、素敵な絵本になりました! 本書の主人公は、ある村に住む「はやて」という男の子と、はやてが「あやめさん」と呼ぶきれいな女の人。はやてが村の出来事をあれこれ話すと、あやめさんは熱心に耳を傾け、はやてが「ふしぎでしょ?」と首を傾げたときには、「こういうことじゃないかしら」と謎解きをしてくれるのでした――。著者&装画家の名コンビが贈る、もうひとつの『ななつのこ』。/【目次】すいかおばけ/金色のねずみ/空の青/水色のチョウ/竹やぶ焼けた/ななつのこ/あした咲く花
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Posted by ブクログ
『ななつのこ』の第1章、駒子のファンレターを読んだ瞬間から、
駒子の読んだ『ななつのこ』に会いたたくて会いたくてたまらなかった。
だけど、冒頭から、あれ?
形式が思っていたのと違うぞ?
これでは、駒子が読んだ『ななつのこ』と違うよ?
実は、私は、ネット書評家として、
ファンレターの駒子に挑戦したかったのである。
「おんなじ本」を読んで、私なりに書評を書いてみたかった。
そうでないと、駒子のファンレターに打ちのめされた感覚は
どうにもならないと思ったのである。
いっそのこと、本当の本当に、再現してほしかった。
表紙から著者名から、『ななつのこ』に「引用」していたようにすべて!
が、この本は、別のお楽しみが待っていたのである。
最初からそういう風に楽しむものだと思っていれば、よかったのかもしれない。
いや、間違ってきてしまったけれど、お楽しみが幸せなものだったから、許そう。
私は、『ななつのこ』よりも前に存在したはずの
「駒子の読んだ『ななつのこ』」を期待したのだが、
ここにあるのは、最初からそれとは次元が違うものだったのだ。
道理で、私に『ななつの子』を紹介してくれた人が、
読むなら先に、駒子シリーズの続編である
『魔法飛行』と『スペース』を読んだら? と言うわけである。
だってこれは・・・。
おーっとこの先は絶対に内緒だ。
あ、これだけは、書いてもいいかな・・・。
大切な本と出会うことは、大切な人と出会うことと同じこと。
私は、「本読み」で、「本語り」で、本当によかった。
Posted by ブクログ
『ななつのこ』の作中にある話を短篇のものがたりにして、おかあさんが小さなはやてに読み聞かせするという内容。
カラーの挿し絵がページ毎にあり、児童書として楽しめる。
『ななつのこ』を読んだ後だったので、そうだった〜と思い返しながらまた楽しめた。
○すいかおばけ
○金色のねずみ
○空の青
○水色のチョウ
○竹やぶ焼けた
○ななつのこ
○あした咲く花
なかでもやっぱりななつのこが良かった。
和尚さんが言う「ものをいわない動物だって、親が子どもを思う気持ちは何一つ変わらないんだな…。すまないが、こねこがもう少し大きくなるまで、まってやってくれんか」にとても優しい気持ちになった。
その話のあとにおかあさんだってね。とおかあさんがはやてに言う言葉にも心に沁みる。
おかあさんだってね。
もしきみがいなくなってしまったら、どこまでもどこまでも、さがしに行くよ。いつまでもいつまでも、ずっとずっとさがし続ける。どこへ行ったって、どれだけかかったって、きっと見つけてあげるから…だから安心して、おやすみ。
夢の世界へ、行っておいで。
あしたの朝まで、冒険しておいで。
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