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Posted by ブクログ 2023年07月15日
過去作との繋がりが見えたとたんに景色変わる!
仕掛けもすごいし、いい映画を見た後のような読後感。
ネット公開されている著者本人のインタビューだと全4部作という証言がある。
ななつのこ
単行本:1992年9月 東京創元社 ISBN 4488023347
魔法飛行
単行本:1993年7月 東京創元社...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月12日
この人は、すごい(^ ^ 日本の宝だ(^o^
いわゆる「駒子シリーズ」の一冊だが、
これまでとはちょっと毛色が変わっている。
というのも、一冊が大きく前後半に別れていて、
前半は駒子目線、後半は駒子の友人目線で進む。
そして、主観が違う前後半が、基本的には
同じ時間・場所を多く共有しているのが特...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月22日
とてもよかった。
『駒子シリーズ』の中で、一番好きなところかも…。
スペースもバックスペースも、とっても良くて、特にバックスペースでは、今まで語られてこなかった(書かれていなかった)余白みたいな部分が、書かれていて、凄く面白かった。
何かきっかけがあれば、人は、自分で自分の居場所みたいなものを見...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月13日
『ななつのこ』『魔法飛行』に続く〈駒子〉シリーズ第三弾。今回は中編二本の前後編によるラブ・ストーリー。
前作から少し時間が空いてからの刊行のせいもあるのか、三作目にしてさらに趣向を変えてきた。駒子と瀬尾さんの関係がどうなっていくのか?が気になりつつ、まったく別視点の物語が描かれていく。前半の手紙の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月12日
駒子シリーズの「ななつのこ」「魔法飛行」に続く第3作目。
今回はロマンス要素が高めの中編2本。とはいえ、ちゃんと謎解きが入っています。是非、前2作を読んでから手に取って欲しい。そうでないと内容の説明が難しいんです(笑)
駒子達が俯瞰的に描かれるシーンなど、加納さんの奥深さを感じました。
ミステリマニ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月04日
前半の手紙の羅列がやはり苦手。
挫折しかかるも、なんとか我慢して後半まで読み進むと、そこからは一気に物語に入り込めた。
出来過ぎた話と言えばそう見えるけれど、駒子シリーズの完結編(?)として、スペース(空白)として残っていたパズルのピースが適切な位置に埋められていくような心地よさがある。
瀬尾さんの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月03日
駒子ちゃんシリーズ3作目。
毎回異なる趣向で驚かされるこのシリーズだが、今回、前半の話の殆どが駒子ちゃんが書いたと思しき十数通の手紙を読むのに費やされる。
これらを読むと、遡って駒子ちゃんの入学仕立てのキャンパスライフがよく分かるが、何故相手からの返信はなく出した手紙ばかりとか、いつものようにプチ...続きを読む
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