加納朋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
間もなく子供が小学校に入学するので、人ごとではないな~と思いながら読みました。
とにかく「ブルドーザー陽子」の言動が痛快です。
こういう、人を正論で追い詰める人は実在すれば確実に苦手なタイプですが、すべてに筋が通っているから結局納得してしまうんですよね。
私は専業主婦ですが、「二人一緒ならいいですけど、知らない人とお仕事なんてできません」などと言い切る『ママ友』同士に陽子が嫌悪感を示す気持ちはよく分かります。
でもこの主人公、いくらなんでも強すぎますね。
陽子のようにバリキャリではなく知性も気の強さもないけれど、群れを成して井戸端会議に興じるママ友仲間に入りたいとも思えない私は、実際にPTAで作中のようなトラブルが起こったとしたらどのように対処できるだろう?と首をかしげてしまいました。
ラストも陽子だからこその展開で、急にリアリティが損なわれて非常に残念でした。 -
Posted by ブクログ
『ななつのこ』の第1章、駒子のファンレターを読んだ瞬間から、
駒子の読んだ『ななつのこ』に会いたたくて会いたくてたまらなかった。
だけど、冒頭から、あれ?
形式が思っていたのと違うぞ?
これでは、駒子が読んだ『ななつのこ』と違うよ?
実は、私は、ネット書評家として、
ファンレターの駒子に挑戦したかったのである。
「おんなじ本」を読んで、私なりに書評を書いてみたかった。
そうでないと、駒子のファンレターに打ちのめされた感覚は
どうにもならないと思ったのである。
いっそのこと、本当の本当に、再現してほしかった。
表紙から著者名から、『ななつのこ』に「引用」していたようにすべて!
が、この本は、別のお楽しみが待っていたのである。
最初からそういう風に楽しむものだと思っていれば、よかったのかもしれない。
いや、間違ってきてしまったけれど、お楽しみが幸せなものだったから、許そう。
私は、『ななつのこ』よりも前に存在したはずの
「駒子の読んだ『ななつのこ』」を期待したのだが、
ここにあるのは、最初からそれとは次元が違うものだったのだ。
道理で、私に『ななつの子』を紹介してくれた人が、
読むなら先に、駒子シリーズの続編である
『魔法飛行』と『スペース』を読んだら? と言うわけである。
だってこれは・・・。
おーっとこの先は絶対に内緒だ。
あ、これだけは、書いてもいいかな・・・。
大切な本と出会うことは、大切な人と出会うことと同じこと。
私は、「本読み」で、「本語り」で、本当によかった。