加納朋子のレビュー一覧

  • 螺旋階段のアリス

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    温かい気分になれる(^O^)
    探偵ものだけど、主人公の探偵と少女の掛け合いが面白い。
    大きな事件が起こるわけじゃなく、小さな日常に起こる事件をちょっとしたきっかけで解いていく。
    やっぱり、加納さんの作品好きだなぁ。

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    2011年11月06日
  • コッペリア

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    ネタバレ

    世界観もストーリーもとても好みだった一冊。
    美しい人形や、ダークな雰囲気が好きな人にオススメ。
    はまる人ははまるんじゃないかな。

    読み終わって、満足して、もいちど読み返して気付いた。
    騙された!
    終わりまで読んだ後再読すると、新たな発見がある本です。

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    2014年11月24日
  • 螺旋階段のアリス

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    絶対北村薫さんのフクちゃんを意識してる。あのシリーズは大好きなので加納朋子さんの書き方の違いを認識できて面白かった。

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    2011年04月19日
  • 螺旋階段のアリス

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    早期退職して探偵を始めた主人公の探偵事務所に迷い込んだ安梨沙の、ふわんとした存在感ながらも鋭い感覚のギャップがおもしろいです。そしてルイス・キャロルの世界を取り込んだ推理も軽やか♪表紙と題名からちょっと怖めの話を想像していたのに、いい意味で裏切られます(*^_^*)それにしても仁木探偵、その程度の観察眼では看板おろさないとー(;^_^)

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    2011年03月07日
  • モノレールねこ

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    「バルタン最期の日」、お父さん、お母さん、フータ、そしてザリガニのバルタン、それぞれの不器用な優しさにじんわり泣けました。

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    2019年01月16日
  • 魔法飛行

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    いいわ。イリゴマちゃん。

    最近、殺人事件とかおこったり、卒論にむけてチョット文学論くさい
    (北村薫の)「私」にかわって、私のお気に入りの女の子になりつつある。

    ただ、「私」と円紫師匠は、父と娘みたいな関係で安心だけど、
    イリゴマちゃんと瀬尾さんの関係は、いつか我々の手を離れて
    瀬尾さんだけのものになっちゃいそうだなぁ・・・・
    (なにいっとんねん)

    前作同様、連作短編集でありながら、最後まで読むとでっかい謎がとけるという
    趣向もおもしろい。

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    2021年02月20日
  • ななつのこものがたり

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    『ななつのこ』の第1章、駒子のファンレターを読んだ瞬間から、
    駒子の読んだ『ななつのこ』に会いたたくて会いたくてたまらなかった。

    だけど、冒頭から、あれ?

    形式が思っていたのと違うぞ?

    これでは、駒子が読んだ『ななつのこ』と違うよ?

    実は、私は、ネット書評家として、
    ファンレターの駒子に挑戦したかったのである。

    「おんなじ本」を読んで、私なりに書評を書いてみたかった。

    そうでないと、駒子のファンレターに打ちのめされた感覚は
    どうにもならないと思ったのである。

    いっそのこと、本当の本当に、再現してほしかった。

    表紙から著者名から、『ななつのこ』に「引用」していたようにすべて!

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    2010年07月11日
  • 螺旋階段のアリス

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    早期退職して探偵になったおじさまと20歳そこそこの可憐なおしかけ助手が繰り広げる謎解き連作。上品。面白かったです。

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    2011年06月29日
  • 螺旋階段のアリス

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    とても面白かったし読みやすかったです。穏やかに語られつつも、やるせなかったり悪意が見え隠れたりして少し辛口でした。アリスはいかにも作られたキャラクターのような気がしてしまっていまいち好きにはなれませんでした…。

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    2009年12月31日
  • ななつのこものがたり

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    『ななつのこ』作中に出てくる駒子が読んだ本。
    コレの語りのお母さんってひょっとしたら。。。と考えちゃった本。菊池健さんの絵が綺麗でしたv

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    2009年10月04日
  • 空をこえて七星のかなた

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    最後に怒涛の伏線回収がなるほどね〜となった!
    時系列も若干バラつきがあるので、
    どことどこが繋がるんだろ〜と
    想像しながら読むことが出来た!

    少し迷子になりそうなところもあったので、
    星3にしたけど、
    星が好きな層にはしっかりとハマりそう。

    メッセージ性としては
    なんだか今自分がやっていることとか、
    目指してることとかに対して、
    あまり重く考えすぎずに
    進んでいくしかないんだなぁと。
    絶対的なことはこの世に存在しなくて、
    今この時は今しか体験することが出来ないから、
    そこをいかに自分の財産として意識し、
    経験していくかが大切なんじゃないかと感じた。

    なんかこう、
    何も責めなくていいんだ

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    2025年11月25日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    それぞれ理由があって、大学が閉校する年に卒業できなかった女学生たち
    学校側は卒業させるべく半年間のは補講を開く
    各々にスポットを当てた章立てになっていて、それぞれが今後の人生を生きる上での小さな希望を見つける姿がよかったな

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    2025年11月17日
  • 空をこえて七星のかなた

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    とっても温かい話でした
    作者の仕掛けが張り巡らされており、ミステリーとしても楽しめました
    最近、こういう構成が流行っているのかな

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    2025年11月09日
  • ななつのこ

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    第三回鮎川哲也賞受賞作、とのことで、期待が高まる中、前半はさっぱりはまらなかった。(^^;
    あれー?!
    っという困惑でいっぱいだったけど途中で投げ出すのは嫌なので辛抱強く読む。

    次第に、女子大生駒子と彼女が愛読している『ななつのこ』の作者との手紙のやり取り、また、駒子の可憐で愛らしい様子に魅了されるようになった。
    文通相手の佐伯綾乃の文章も清潔感と優しさを併せ持っていて読みやすかった。

    ラストはびっくり仰天!
    露ほどもにも想像出来ていませんでした。
    最後の最後まで駒子がかわいらしくて。
    駒子ちゃんはシリーズ化されているようなので、他の本も読んでみたいです。

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    2025年10月19日
  • 空をこえて七星のかなた

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    見えない星のように、人のつながりも確かにあると感じた。
    悲しみも希望も結びつく物語に、心が静かに温まった。

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    2025年10月08日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    この本の中に自分に似た人がきっといるはず、という文章から、自分に似ている人を探すつもりで読み進めた。
    結論、似ている人というよりも、人にはみんなどこか似たところがあって、全く真逆のところもある、みたいな、普遍的だけど改めて思うとそうだよなぁ、となることを教えてくれたような気がする。
    人の背景は聞かないと分からないものだけど、聞きすぎる必要もなく、ただ、この人にも何かあるのかもな、くらいのスタンスで関わるのが丁度いいのだと、学ぶこの頃です。

    自分と全く違う世界の話ではないけれど、すごく思い当たる節があってぐさりと刺さることもない、読みやすいものでした。

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    2025年10月05日
  • モノレールねこ

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    『空をこえて七星のかなた』が凄く良かったので、作者の他の作品も読みたいと思い、書名が面白いこちらを選択。

    また多種多様な短編集。短編によって作風も変えており、新鮮に読める。
    普段から繊細に物事を捉え、考えているんだろうな、と思います。自分も塀の上の猫を見て、あっモノレールねこだ!と思いつくセンスが欲しい‥。

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    2025年09月19日
  • 空をこえて七星のかなた

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    スラスラと読める短編集。
    それぞれの話はつながっているが、時系列がバラバラで、その関係性が後半になるにつれて見えてくる。

    深みはあまりないものの、楽しく読める一冊だった。
    最後にはこれまで登場した人物が一気に集まるが、相関図などがなくても把握できる内容になっている。

    宇宙に行くことで大切な人が帰ってこられるのかという不安はありつつも、最終的にはみんなが幸せで希望がある、綺麗な話だった。

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    2025年09月13日
  • 空をこえて七星のかなた

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    ネタバレ

    ちょっと話が都合よすぎると思ってしまった。特に七番目の話が。
    七編の内では「孤舟よ星の海を征け」がよかった。ジジイの自分は少しひねくれてるのかも。

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    2025年09月13日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    基本的にはハートフルな連作短編集なのだけれど、その中に「プリマドンナの休日」みたいな一編を入れ込んでくるあたりが実に加納朋子さんで大変良かった。

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    2025年09月07日