加納朋子のレビュー一覧
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最初は、護いい奴だな〜かっこいいな〜とほのぼのした気持ちで読んでいたら…後半びっくり!
あまりの展開と内容に読後疲労感が…。でも決して嫌な疲労感ではありません。ラストなんてとても感動の事実が…。
少し切なくもあり、とてもうつくしいお話でした。
カーテンコールを読んだ時も思ったけど、加納朋子さん...続きを読むPosted by ブクログ -
自分に自信が持てない時、何かにつまずいた時、前を向きたい時…生きる中で色んなことがあるけれど、読むたびに、自分を励ましてくれます。
これからも大事にしたい一冊です。Posted by ブクログ -
全くの偶然に、屑ニートが「社会復帰」するような小説を続けて読むことに。これまた偶然にも、子供が大学を辞めてしまいニート状態だったので、とても他人事とは思えず(^ ^; 感情移入しながらむさぼり読んだ(^ ^;
テーマも展開も、ひっじょ〜に「今風」の作品で。根底に横たわる問題の本筋も、本当に「今の日...続きを読むPosted by ブクログ -
かのじょたちの学業不振に陥った意外なげ
んいんが明らかになっていく。理事長らは
どうにか卒業させるべく特別補講合宿を行う。そして向日葵の花言葉あなたは素晴らしいを贈る卒業演説に涙が出て感動しました。
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3月に閉校した女子大学でなんとか半年で単位を取らせて卒業させようと缶詰状態にして補習させる。10名ほどの学生はそれぞれに問題を抱えているが理事長の愛と労わりで乗り越えていく。
そんなに学業意識が高くないから卒業できないのだが、まぁ甘えといえば甘えかなぁ、日本の大学の現状かなぁ。理事長は教育者としては...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな事情を持った女子が、なんとか大学を卒業しようと合宿…てか監禁…
一人一人の事情や病気が明らかになっていって、あ〜、こういう短編集かぁ…って読み終わるかと思ったら、最終章で…やられました…
悲しいやら、恐ろしいやら、感動やら…理事長…ただの優しいおじいさんじゃなかった…
いいお話でした。Posted by ブクログ -
読み始めて、うーんなんかライトノベル的な学園ものの薄っぺらいやつなのかなーくらいで、読み始めたものの、最初の話で、あ、そういうことか?!と想像の斜め上で一本取られた。と。それからしばらく積読状態、なかなか読むタイミングがないまま年明け、1月も半ばになりようやく再び読み始めた。登場人物それぞれの事情そ...続きを読むPosted by ブクログ
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思い返してみると、自分も助けを求める事がヘタクソな子でした。逃げるという選択肢がある事も知らなかったなぁ。
今となれば昔話だけれど、やっぱり子供たちには同じ思いはしてもらいたくないなぁ。
一番怖いのは、自分が気付かずうちに『ワンダフル・フラワーズ』の清水玲奈の父親の様な存在になっていかないか…。考え...続きを読むPosted by ブクログ -
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いわた書店さんの”一万円選書”より。
うまく生きられない女の子たちの学園ドラマ。
良くない表現かもだけど、”親ガチャ”ってやっぱりあるよね。
“ジャマにならないように、でも寄り添いつつ、わかりやすい愛情を注いでくれるひと”と人生のどのタイミングで出会えるかって、人格の根幹に関わるし、そうい...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにいい本に出会いました。
小説ではなく、作者本人の白血病との闘病生活を綴った本です。
さすが作家さんと言うべきか、時系列順に書かれた日記は分かりやすく、白血病という病気がどんなもので、闘病中どんなことが大変でどんなことに救われたのかユーモアを交えつつありありと伝わりました。
クスッと笑えるよ...続きを読むPosted by ブクログ -
他者を必要以上に攻撃する人間は、実は臆病なのだと聞いたことがある。自分の地位や価値観が脅かされるのを恐れているのだ。だからそうならないよう、先制攻撃をする。『蜘蛛の糸』で、群がってくる罪人どもを蹴落とさずにはいられないカンダタくらいに、必死だ。Posted by ブクログ