加納朋子のレビュー一覧
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ネタバレ球体関節人形は以前中野ブロードウェイのショーウィンドーでカスタム前のものを見たけど、
人の形を追求するのではなく、本当に理想をありったけ詰めこんだ造形物なんだなと感じた。
目の色や髪形・髪色、服装など自分の思うままに作れるのは面白いだろうけれども畏れ多い。
おこがましいというか。
あと、ハマったら抜けられなくなりそうな気がものすごーくします。ああいった趣味は。
読みながらこういう話好きだわーと思うほど私のツボにハマりました。
想いの矢印が色んな方向に行き交ってすれ違ってしまった切ない話だった。
皇なつきの絵で勝手に脳内再生された。
黒猫の三角漫画版での練ちゃんが聖のイメージとつながったのかと。
多分聖は練ちゃんみたいなびらびら服ではなくシンプルな服を着るんだとは思うけど。
油断していたのでミスリードにまんまと引っ掛かった。
まゆらが連れてきた若い男性=草太で、了と年恰好が似ている→二人の描写が混在しているのは分かったけど、
まさか了=おじさまだとは思いもしなかった。時系列もバラバラになっていたとは。 -
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ネタバレおもしろかった。スペースとバックスペースの2部構成素敵。駒子ちゃんもまどかさんも好きだ〜風吹けば恋が似合う。
過去の友だちに久しぶりに連絡すると大体素っ気なくされて、わたしっていっつも嫌われてるな……って思ってるんだけど、作中で離れ離れになった親友と文通してたが最終的に嫌われた的な場面があって、嫌われたんじゃなくて興味がなくなったんだろうって結論で、それだったらいいな。嫌われたんじゃなくて、その人が興味ないときにわたしが連絡してウザがられただけなら。
わたしは人に心開くのすごく時間かかるから、いつも悲しい。
速水が瀬尾さんって気づいたとき気持ちよかった。次作もたのしみだ。 -
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閉校が決まった萌木女学園で、何らかの問題があって卒業できない学生たちを集めて、何とか卒業させようと特別補講の合宿が始まる。
卒業できなかった女子学生たちの理由は様々。コミュニケーションが苦手だったり、朝起きられなくて単位が足りなかったり、ご飯をたくさん食べてしまったり食べられなかったり…。そんな訳ありな彼女たちを理事長をはじめ高齢のスタッフが支え、外界と切り離された空間での特別補講の中、なんとか成長していく。
それぞれの短編で学生たちの困難と生きづらさを生々しく描くが、学園で他者とかかわるなかでゆっくりと成長してくのだ。
本来なら卒業できるはずの年月の後の、「カーテンコール」。今までの生活を繰り返すアンコールではなく、卒業に向けて心身を成長させていく新たな一歩を踏み出す。生きづらさは一朝一夕になくなるものではないが、彼女らを柔らかく包み込む応援するような物語だった。 -
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星がテーマの7つの短編集。7つの物語が星のようにひとつひとつ輝いて、最後で星座のように繋がりを強く感じられる。まるで7つの星で構成される北斗七星のように。
北に位置する北極星のようにいつでも芯があって道標になる人もいれば、夜空を毎日回る星のように道に迷い悩んでくるくるする人もいる。けれども皆一つの星として輝いている。
どの物語もちょっとしたミステリー風味を持ちつつ、人間模様が描かれている。そして人ひとりひとりが尊重されるような、輝きを持つことを示してくれている。
最後の短編ですべてが一気につながっていく様は壮観であった。結末を見たうえでもう一度読み直したいと思わされる物語だった。 -
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資金不足で閉校が決まった萌木女子大学。最終年に出席日数が足りなくて卒業できなかった生徒を、学園長自らが率いる寮に住まわせ、共同生活をしながら単位を取得させていく。そこには眠り病や拒食症が原因で、まともに学校に通えず、単位を落とした女学生が集まっていた。
それぞれ、病気だったり性同一性障害であったりと色々な悩みや背景のある女子学生たちが登場する。病気としての眠り病と生活習慣が逆転した生徒、過食と拒食のペアあたりは、対比もあってちょっとユーモラスなのだが、エナジードリンクによるカフェイン中毒など、今風のテーマもある短編アンソロジーだ。
で、その背景の部分に焦点を当てて、少しずつ解決を目指すという話のつもりで読んでいくのだけど、途中から、あれ?となる話が浮き彫りになっていく。それが家庭環境。
最後の章は、症状などの話よりも家庭の話に完全に切り替わるので、なぜ?と思う人はほぼいないと思われる。ただ、ちょっとくどかったかな。
オチの部分は実は最初に繋がるのだが、名前を覚えきれないので少々厳しかった。
また、致命的な難が一つ。他の作家や漫画にも通じる話だけど、大学補講を受けたら卒業できるもんではないんですよね。本作と同様に、高校の感覚で大学を描いている作家は多い。 -
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【ONE:ワン】はやての愛犬。黒くてカッコいい。ゼロを指導している。じつは…
【ゼロ】玲奈が大学生になったとき希望して飼い始めた茶色の雑種。頭にシュガードーナツのような白い輪っか模様がある。
【玲奈】瀬尾家最弱の生物。なんとか大学生にはなった。ONEはゼロに彼女を守らなければならないと常に指導している。
【はやて】ONEの主人。『ななつのこものがたり』で母から語り聞かされていた少年と思われる。
【お母さん】たぶん駒子さん。
【お父さん】たぶん瀬尾さん。
【犬】犬は常に健気で…
【1】人はナンバーワンであることを、唯一であることを求める。