加納朋子のレビュー一覧

  • いつかの岸辺に跳ねていく

    匿名

    購入済み

    すごいストーリーでした。
    最初は幼馴染の男女の話で、なかなか結ばれない2人を描いてるのかと思いきや、だんだん不穏なミステリーぽい感じになっていき、ハラハラしっぱなしでした。

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    2024年05月24日
  • いちばん初めにあった海

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    <再登録>声をなくした女性は、何を忘れてしまったのか…
    加納作品お得意の作中作を挟みながら辿り着いた真実は悲しいものでしたが、「かんにんなあ」という言葉が胸を打ちます。同時収録の「化石の樹」では表題作では語られなかったエピソードが綴られています。人の痛みを理解できる人は、同じだけの痛みを抱えているのかも知れません。

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    2024年05月19日
  • 1(ONE)

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    ネタバレ

    駒子シリーズ4作目。
    長い時間が過ぎているが、人物像のブレがなく、とても面白かった。イラストも素晴らしく、可愛い。
    こういう犬が飼いたい、という理想像が描かれていると思う。
    まずはワンの独白から始まる。
    そして玲奈とゼロの語り、ゼロの先輩として登場するワン。
    玲奈の辛い過去の話、母は美術部だった、というくだりから母が誰であるか、を読者は推察することが出来る。
    ワンはゼロを自分の後継者として育てる。

    そしてお兄さんのはやての独白の章。これも辛い描写から始まる。犬が飼いたいはやてだが、家庭の事情で飼えず(父の仕事の都合で引っ越しが多い)。隣家の犬が良い飼われ方をしていないことに気づく。その隣家の

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    2024年04月30日
  • スペース

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    ネタバレ

    さすが北村薫好きを公言する作家。出だしのお節の話が本当に北村薫っぽい。フードプロセッサーの描写が北村薫のテフロンのフライパンに関する描写(「私」シリーズの「夜の蝉」だったか?)に共通するものを感じる。
    これから、いよいよ謎解き、と分かるときは一気に読みたい。だからその雰囲気が分かるのは本当にありがたい。

    2章は瀬尾さんに駒子が出した、手紙。はるちゃんへの手紙である。
    瀬尾さんへの謎の提示のためミスリードがある。

    はるちゃんへの手紙を書いたのが駒子だと思わせている。
    ウサギさんが愛ちゃんだと思わせている。実際には愛ちゃんはクジャクさん。
    ふみさんがネコさん。けっきょくウサギさんが誰なのか、私

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    2024年04月24日
  • ななつのこ

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    ネタバレ

    再読になる。もうずいぶん前に読んだ本だったので、記憶を新たにするために読んだ。
    入江駒子という短大生が児童書(と思われる)連作短編「ななつのこ」の熱狂的?ファンになり、著者の佐伯綾乃にファンレターを出す。そのファンレターの内容が「ななつのこ」の短編の感想だけでなく、その短編から連想した日常の話で、そこにある日常の謎、駒子にとっては謎とも気づいてないような謎がファンレターの返信によって解き明かされるという話。

    「スイカジュースの涙」
    道に点々と続く血痕と短大同期のお嬢様 愛ちゃんの家の愛犬行方不明の話。

    「モヤイの鼠」
    尾崎炎という著名な画家の絵がすり替えられたのか?という話。

    「一枚の写

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    2024年04月19日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    とても良い話しでした。
    それぞれが抱えている悩み問題は、自分自身にも当てはまる事で、周りにも多く存在するであろう事情が多かったです。希望が見えました。

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    2024年04月17日
  • はるひのの、はる

    匿名

    購入済み

    ササラサラ、テルテルと話は繋がってますが、また違ったパワフルなストーリーでした。
    過去現在未来と話しが変わってゆくけれど、最後はなるほどっと腑に落ちました。

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    2024年04月11日
  • てるてるあした

    匿名

    購入済み

    人の優しさに感動しました。
    人を愛さないと自分も愛されない、人との繋がりをもっと大事にしたいと思いました。

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    2024年04月10日
  • いつかの岸辺に跳ねていく

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    最初は、護いい奴だな〜かっこいいな〜とほのぼのした気持ちで読んでいたら…後半びっくり!

    あまりの展開と内容に読後疲労感が…。でも決して嫌な疲労感ではありません。ラストなんてとても感動の事実が…。

    少し切なくもあり、とてもうつくしいお話でした。

    カーテンコールを読んだ時も思ったけど、加納朋子さんすごいなぁ〜

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    2024年03月27日
  • ななつのこ

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    加納朋子さんのデビュー作。『ななつのこ』という絵本に惚れ込み、その勢いでファンレターを書いた短大生の駒子。ファンレターに駒子の周りで起こる不思議な謎も書き添えると…。
    連作短編小説で、最後に全ての話が繋がるお洒落な物語になっている。日常の謎というジャンルを確立させた北村薫さんへのファンレターのような気持ちで書き上げたとインタビューでお話されていたように、北村薫さんの作品同様、謎が解き明かされた時、登場人物たちの心の機微が鮮やかに浮かび上がる。どれ程この物語に考え方の影響を受けたことか…。とにかく最高。

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    2024年02月12日
  • 二百十番館にようこそ

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    全くの偶然に、屑ニートが「社会復帰」するような小説を続けて読むことに。これまた偶然にも、子供が大学を辞めてしまいニート状態だったので、とても他人事とは思えず(^ ^; 感情移入しながらむさぼり読んだ(^ ^;

    テーマも展開も、ひっじょ〜に「今風」の作品で。根底に横たわる問題の本筋も、本当に「今の日本」が抱えていつつ皆「見えない振り」しているようなことで。そして、まぁありがちではあるが、どんなに社会がデジタル化しようとも、人間関係だけはアナログの極致な訳で。

    いわゆる大学卒業→就職→出世→結婚→家庭人みたいな、昭和的あたりまえな(と皆が思い込んでいる)ルートに乗りきれない人たちも、うまくピー

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    2024年02月06日
  • 1(ONE)

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    ななつのこシリーズが大好きだったので、またあの2人に出会えたのは嬉しかった。
    犬と子供と家族のお話。全体的にほのぼのしていた。

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    2024年01月31日
  • モノレールねこ

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    初作家さん。8編のお話しはどれも素敵でとてもおもしろくって、少し泣いちゃいそうになる場面もいくつかありました。
    どの作品も良かったのですが特に「モノレールねこ」、「パズルの中の犬」は良かった!「シンデレラのお城」は悲しいお話しで少し涙腺が緩んじゃいました( ; ; )

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    2024年01月08日
  • 二百十番館にようこそ

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    とても面白かったです。
    伏線がたくさん張り巡らされていて、そこにも驚きました。
    加納朋子さんの他の本も読みたいです!

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    2023年12月30日
  • 無菌病棟より愛をこめて

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    ネタバレ

    久しぶりにいい本に出会いました。
    小説ではなく、作者本人の白血病との闘病生活を綴った本です。
    さすが作家さんと言うべきか、時系列順に書かれた日記は分かりやすく、白血病という病気がどんなもので、闘病中どんなことが大変でどんなことに救われたのかユーモアを交えつつありありと伝わりました。
    クスッと笑えるような言葉が混ざっていたり、闘病中でも良いことを沢山みつけよう!と先生は心がけていたり、加納先生の日記は明るく記されていましたが、実際は記載以上に大変な毎日だったと勝手に想像しています。大変な治療を乗り越えた加納先生や先生の周りの親戚の方々、病院の先生や看護師の方々などは本当にすごいと感じました。

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    2023年12月27日
  • 我ら荒野の七重奏

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    好きな所がたくさんあった本でした。七人の敵がいるは読んでなくて油断だった。陽子のブルドーザーは的を得ていてどんどん前に進むのが頼もしくて、周りが上手くいって凄いと思う。イジメの対処も今現在にある学校のイジメに有効なのでは、マニュアル作れば出来るのではと希望が見えた。東京さんのあだ名も遊びを入れて、不穏な空気も最後の方は無でした。ゴルビーの献身と音楽教師だったのかと最後の親子の告白は1番よかった。かぐや先生の登場をもっと欲しかったかな、あと新谷さんのきらめきももっと見たい、シンヤとはまた面白い

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    2023年11月09日
  • いつかの岸辺に跳ねていく

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    4ページものとか色々あってよくわからないうちに終わった。どれもミステリアスなオチがあるのが良いのかなーと。あと不思議な現象も起こるとか。ずいぶんとストックがあるんだね、それを世に出してくれたって事なんだろう。廃墟の病院での女の子の役割と成仏出来た男の子と大阪の男の子。最後に女の子が言う一言が現実を表して。和子と沙羅ももしもじゃない同時に存在してしまう人生って、本当に不思議。和子が現実だけど沙羅の世界もあるとか、2つは手に入らないけど、どんな感覚なんだろうか、あと3冊ストックしている加納朋子さんでした

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    2023年11月09日
  • 七人の敵がいる

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    これを後から読んでみた。我ら七人よりパワーアップの気がする。1話ずつ男気出した後に後悔するパターンがとても好きかも、最後にトラブル相手と和解する感じもいい、嫌味嫌がらせ言う会社の男性に作家さんが代わりにダメ出しする所なんかよくやってくれると拍手ですね、嫌な人間、イジメは大人にもあるから。実の子でないって知らなくてちょっと驚いた。1話ずつ何かしら爪痕がある、やっぱり加納朋子さんいい。昔の本購入しよう

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    2023年11月09日
  • 月曜日の水玉模様

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    あれっこれも探偵小説なのか、しかも2001年の思わぬ本棚での出会い、月曜日から始めてそれぞれ違う事件簿の、なかなか感じのいい書き方をする。なんだかシリーズ化出来そうな感じだけれど、キレキレだったよ陶子さん。出来る人間はやっぱりいるんだね。もしも目の前に陶子さん居ると思うと見透かされていると思って落ち着かないかも、益子にはなれないて。萩野の生い立ちがちょっと出てるし陶子さんの生い立ちも悲しみあるし、でも深くは掘り下げないのだね。あの小さい会社のOLじゃあ勿体無いなあ、職場と才能とギャップがね。

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    2023年11月09日
  • 魔法飛行

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    瀬尾さんじゃないもう一つの感想文がイレギュラーで違和感で、どんな効果があるのかと思ったら、4章で完結されて、出だしの茜さんも存在がわかるとか、飽きないで読み終える。出てくる人みんな優しい気持ちを持つ、嫌味のない、気に入ったのです。愛ちゃんも全然性格違うけど似た者同士の、瀬尾さんとの距離感も、恋人の前みたいな、将来を不安に思い、1番楽しいであろう学生生活を見れて良かった。チョイチョイ小話出てくるのもいいです。南十字星とか

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    2023年11月09日