加納朋子のレビュー一覧
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「ささら」シリーズの最終巻。
いくつかの出来事と、それにかかわる人々。
バラバラな点の様にしか見えないそれらには繋がりが。
少し怖くて、やさしい物語。
母は、やっぱり強いね。Posted by ブクログ -
ささらさや
当時、この一冊で完結したと思っていたのに、ここまでユウスケの成長を見守ることになるとは。
番外編も含め、親子というテーマが全くぶれなかったこのシリーズ。あらためて好きだなあと思う。Posted by ブクログ -
20160128
あれっ
ななつのこ、読んだと思ってたのに読んでなかったみたいでしたわ…
みたいな続編でした。
でもこれだけでも楽しめます。
解説もよかった。
ななつのこ、読まなきゃな。
うーん、読んでなかったのかー
おかしいなーPosted by ブクログ -
引っ越してきた先で、同じ社宅の子どもやパックという謎な少年と物語がつくられていく。
作中に少しずつ謎解きが設けられ、読みごたえもある。そして何より少年時代特有の感情や時間経過が鮮明に描かれ、懐かしいよりも羨ましく感じてしまう自分がいた。Posted by ブクログ -
勉強ができていたにも関わらず、
親の借金のせいで、高校に進学できず、
ひとり遠い親戚に預けられることになった照代。
そこで魔女と恐れられる久代さんの家にやっかいになるのですが・・・。
姉妹作『ささらさや』を未読のまま購読。
読む順番を間違えたと思いましたが、それでも十分楽しめました。Posted by ブクログ -
事故で夫を失い、幼い赤ん坊を抱えて佐佐良の街に移り住んだサヤ。
そこに住む人たちとの出逢いと優しさがサヤを強く育てていく。
素朴だけど切なく、哀しい物語に温かい涙がこぼれる。
2015.6.21Posted by ブクログ -
普通に生活していると医療者でもなくちゃ眼にすることのない無菌室。骨髄移植のすごさと大変さ、深刻になりすぎないタッチで描かれていて一気に読み終えました。
もっと勉強しよ。Posted by ブクログ -
作者の加納さんは何気ない普段の生活を取り上げてミステリーの味付けのある小説を書く方ですが、5年前に急性骨髄性白血病を発症してしまいました。彼女は物書きなので、死と隣り合わせで病いと闘った様子をを日記として書いていました。
骨髄移植により現在は寛解に至っていますが、日記と共にその時のことを振り返っても...続きを読むPosted by ブクログ