加納朋子のレビュー一覧

  • てるてるあした
    加納さん。これはいいな。
    ちょっと寝不足の頭で読んじゃったけど。
    がんばれ。
    前の本も読みたいな。
  • はるひのの、はる
    ささらさや、てるてるあしたに続くシリーズ3作目。この1冊だけでも楽しめるようになっています。これまでの作品より、ちょっとミステリーよりかなと。
  • てるてるあした
    内容(「BOOK」データベースより)
    親の夜逃げのため、ひとり「佐々良」という町を訪れた中学生の照代。そこで彼女が一緒に暮らすことになったのは、おせっかいなお婆さん、久代だった。久代は口うるさく家事や作法を教えるが、わがまま放題の照代は心を開かない。そんなある日、彼女の元に差出人不明のメールが届き始...続きを読む
  • はるひのの、はる
    タイムトラベル!SF?なのかとも思いましたが、なるほどファンタジーです。シリーズの中ではミステリー的な要素、読ませ方が強く面白さは一番ですかね。
    はる、なつ、あき、ふゆ、の4つのストーリーは、はるふたたび前・後と続くのですが、それぞれの章もとってもいい話なのです。それがすべてつながっていて、最後に点...続きを読む
  • はるひのの、はる
    「ささら」シリーズの最終巻。

    いくつかの出来事と、それにかかわる人々。
    バラバラな点の様にしか見えないそれらには繋がりが。

    少し怖くて、やさしい物語。
    母は、やっぱり強いね。
  • はるひのの、はる
    前作の内容を少し忘れていたけれど,つながりが見えてきておもしろかった。全体的にとても優しい内容で,読後感がよい。
  • はるひのの、はる
    ささらさや
    当時、この一冊で完結したと思っていたのに、ここまでユウスケの成長を見守ることになるとは。

    番外編も含め、親子というテーマが全くぶれなかったこのシリーズ。あらためて好きだなあと思う。
  • ささら さや
    加納さんらしい作品だ。
    優しくてちょっと謎があって。
    お婆ちゃんたちとの距離感もほどよく優しい気持ちになる。
  • てるてるあした
     親の夜逃げのため,ひとりで「佐々良」という町を訪れ,母親から,「遠い親戚」だと紹介されていた鈴木久代さんの家で居候を始めた「雨宮照代」の話。読んでいる最中は,全体的な構成は米澤穂信の「リカーシブル」に似ているような印象を持った作品である。
     「雨宮照代」の境遇などを考えると,とても楽しい話にはなら...続きを読む
  • 魔法飛行
    20160128
    あれっ
    ななつのこ、読んだと思ってたのに読んでなかったみたいでしたわ…
    みたいな続編でした。
    でもこれだけでも楽しめます。
    解説もよかった。

    ななつのこ、読まなきゃな。
    うーん、読んでなかったのかー
    おかしいなー
  • ぐるぐる猿と歌う鳥
    引っ越してきた先で、同じ社宅の子どもやパックという謎な少年と物語がつくられていく。
    作中に少しずつ謎解きが設けられ、読みごたえもある。そして何より少年時代特有の感情や時間経過が鮮明に描かれ、懐かしいよりも羨ましく感じてしまう自分がいた。
  • 月曜日の水玉模様
    「普通」の毎日の中で起きるちょっとした不思議な事件。
    謎が謎のままで残っているとモヤモヤする。
    平凡なOLと自分では思っているかもしれないけれど、陶子の頭の回転の速さと観察力・行動力は結構たいしたもんだ。
    そして萩くんの記憶力。
    ふたりに共通する優しさ。
    読後感がとてもいいのは、彼らの人柄のおかげだ...続きを読む
  • 七人の敵がいる
    妊娠前に買って、読んで、出産後にも読んだ本。

    自分の状況が違うと、こんなにも感じる事が変わるのか。。。というぐらい、ママの世界って恐ろしい。
    外から聞いたり想像してても到底及ばない。
    もっと狭くて・深くて・もっと厄介。苦笑

    勉強も学校も仕事もバイトも、自分に関するものって
    限界!ってなったらドロ...続きを読む
  • てるてるあした
    勉強ができていたにも関わらず、
    親の借金のせいで、高校に進学できず、
    ひとり遠い親戚に預けられることになった照代。

    そこで魔女と恐れられる久代さんの家にやっかいになるのですが・・・。

    姉妹作『ささらさや』を未読のまま購読。
    読む順番を間違えたと思いましたが、それでも十分楽しめました。
  • ささら さや
    事故で夫を失い、幼い赤ん坊を抱えて佐佐良の街に移り住んだサヤ。
    そこに住む人たちとの出逢いと優しさがサヤを強く育てていく。
    素朴だけど切なく、哀しい物語に温かい涙がこぼれる。

    2015.6.21
  • 無菌病棟より愛をこめて
    普通に生活していると医療者でもなくちゃ眼にすることのない無菌室。骨髄移植のすごさと大変さ、深刻になりすぎないタッチで描かれていて一気に読み終えました。
    もっと勉強しよ。
  • スペース
    面白かったーーー!誰と誰の手紙のやり取りなんだろうと気になりながらも面白く読めた。前作よりかも好きかも!
  • ささら さや
    やっぱり好きだなぁ。最近映画になったのを観てまた読みたくなったのだけど、映画はかなり脚色されていたんだなぁ。一度読んだのがずいぶん昔で大まかなところしか覚えていなかったので、読み返してから観なくてよかったかも。

    さやとおんなじ状況になったとき自分があれほど強くあれるだろうかと考えずにいられない。温...続きを読む
  • スペース
    まどかがはるかに送る手紙の淡々とした日常の様子、自分が学生時代に戻ったように引き込まれました。
    徒然なるままに書き続けたような本当に些細な出来事なのに、作者の文章力でおもしろおかしい気分で読みすすめていました。
    駒子ちゃんを客観的にまどかの目線から綴っているところも面白かったです。駒子ちゃんは他のお...続きを読む
  • 無菌病棟より愛をこめて
    作者の加納さんは何気ない普段の生活を取り上げてミステリーの味付けのある小説を書く方ですが、5年前に急性骨髄性白血病を発症してしまいました。彼女は物書きなので、死と隣り合わせで病いと闘った様子をを日記として書いていました。
    骨髄移植により現在は寛解に至っていますが、日記と共にその時のことを振り返っても...続きを読む