加納朋子のレビュー一覧

  • 魔法飛行

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    駒子ちゃんシリーズの2作目。
    今回は『私も、物語を書いてみようかな』と口をすべらした駒子が、『手紙で近況報告するくらいでの気持ちでね』と言う瀬尾さんに後押しされて書き連ねる、身近に起こった奇妙な出来事の数々。
    いくつも名前を持つ不可思議な魅力の女子学生、美容院で耳にした噂に端を発する幽霊騒動の顛末、受付嬢に売り子に奮闘した学園祭での〈魔法の飛行〉のエピソード…。
    前作は駒子の物語の中に「ななつのこ」の物語が入れ子になった作りだったが、今作では、駒子の物語の中の謎に瀬尾さんの絵解きが届けられるところまでは同じでも、その後ろに誰かから届いた意味が分からない手紙が付け加えられたのが新しい興趣。
    その

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    2021年06月06日
  • モノレールねこ

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    内容(「BOOK」データベースより)
    小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現われる、大切な人との絆を描いた8編。

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    2021年04月27日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    中学生のボーイミーツガールもの。
    さわやか。でもって、青春真っ只中のモヤモヤも加味。
    テンポよく話が進んで読みやすい!

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    2021年04月06日
  • ささら さや

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    心が暖かくなるような話。
    母は強しだし、見守ってくれて、お節介してくれる人も周りにいる。子育ては孤独になることが多いけど、こんな人たちが周りにいたら心強いかな。

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    2021年03月21日
  • いちばん初めにあった海

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    感動するってのはちょっと違う気がするしほっこりするって表現もなんか似合わない。心が温かくなるって言うのかな、まあとにかく今の俺の言葉じゃ上手くは表せないけど読んで良かったと思わされる本だった。
    春にぴったりの本なんじゃないかな。

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    2021年03月02日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

    購入済み

    読んで良かった!

    本屋さんで見かけて中をちらっと見た時に、直感で面白そう!と思い買いました。単位を取り損なった学生たちのエピソードを読み進む中で、正直あれ?これ結末面白い?と思い始めた矢先にどかーんときました。終盤一気に持っていかれ、読後はこの学生さんたちと同じ気持ちに。そして解説が素晴らしかった!この解説を読むためにもぜひ、友達にも薦めたい一冊になりました。

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    2021年01月10日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    様々な理由で大学を卒業できなかった落ちこぼれたちを救済するために、
    必要単位を取得するための強制合宿会を開く話。
    いろいろな悩みを抱えた人たちが登場するけれど、
    いいキャラの学長と、友人同士の助けで少しずつ前を向いて生きる話。
    待ち時間に暇つぶしで買ったのだけど、面白すぎて一気読みしてしまった。

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    2026年01月22日
  • 魔法飛行

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    日常でのちょっとした不思議を解いていく、という感じもありつつも、ない、これはそうそうない。ないわー、と思ったけど、実はけっこうこういう不思議が自分の周りにも潜んでるかもしれない。チコちゃんに言わせるならば、まさにボーッと生きてるわけじゃないかと。
    そういえばこの前どっかにいっちゃったように思うペンは?とか、最近よく会うあの人は?とか、じんわりと妄想を膨らませるのも楽しいのかも。いや、推理か。
    ていうか坂口さんは単にストーカーであり、妹はブラコンであり、そこだけは、ハッキリさせておきたい。

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    2020年11月22日
  • 螺旋階段のアリス

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    サラリーマンから探偵に転身した年配の男と20歳前位の美少女がいくつかの謎を解いていく話だけど、不思議の国のアリスと絡めて話がすすんでいくところとか、主人公と美少女の身辺の謎も溶けていく様子がゆったりとして面白かった。こういうミステリーもいいよね。

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    2020年10月20日
  • いちばん初めにあった海

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    「いちばん初めにあった海」「化石の樹」の二つの作品からなる本でした。

    過去にあった出来事を忘れてしまっていたり、忘れられないでいたり、その中で主人公や取り巻く人々の葛藤や苦しみ、悲しみを主に描いていて、最後には少しホッと温まるような、そんなお話でした。

    どんどん作品の世界観に飲み込まれ、スムーズに読むことが出来ました。

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    2020年10月11日
  • モノレールねこ

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    このネーミングは・・・ よく考えると、とーっても失礼な名前だったりする(かわいいけど)。

    強い女性と、すこーし弱い男性の組み合わせって、もしかすると結構うまくいくパターンなのかもしれないな、このあときっとうまくいくだろうな、とにんまりするような空気感がいいですね。

    そのほか、情けないけど、それにはしっかり理由がある、そんな読後感のよい短編集です。

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    2020年10月10日
  • 七人の敵がいる

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    PTAや町内会の役員決めにまつわるあるあるが満載で、いちいち共感しながら楽しく読んだ。
    女性が仕事をもつ大変さ、男性との立場の違い等を改めて考えさせられた。

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    2020年09月10日
  • 猫が見ていた

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    ・マロンの話 ★★★★★
    ほたんとマロンの関係がいいね!
    私も猫と話したい

    ・エアキャット 欲しい★★★
    火村先生のシリーズの短編だった!
    ちょっと長めの短編かと思いきや結構短く収まってた。
    内容としては、まあまあね。

    ・泣く猫 ★★★
    普通。悪くはない!

    ・「100万回生きたねこ」は絶望の書か ★★★
    後半が良かったわ。
    特に本を読む姿勢というか読んだ感想ってのが人それぞれってところが。

    ・凶暴な気分 ★★★
    始めは茉莉子に全く感情移入できず、むしろ嫌なやつだなーと思ってた。
    ただ後半この凶暴性って誰しも内に秘めてるもんじゃないかと思った。

    ・黒い白猫 ★★★★
    興味深いタイトル

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    2020年08月10日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • 我ら荒野の七重奏

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    ワーキングマザー陽子の一人息子・陽介は、トランペットに憧れ、中学で吹奏楽部に入部する。
    部活と勉強に明け暮れる陽介の青春の日々。一方、陽子を待っていたのは、〈部活保護者会〉での戦いの日々だった――。

    中学生の部活動を、舞台裏で黒(くろ)子(こ)となって支える親たちにスポットを当てた作品。



    いやぁ、この先生の作品は働くお母さんにとっては毎回突き刺さる!
    前回読んだ 七人の敵がいる という作品も、かなり感情移入する箇所があったが、
    この作品も然り!!

    愚息が野球部の頃、ありましたよ保護者会。
    居ましたよ、保護者会のボス(笑)
    凄い分かる!!

    私は主人公の様に気が強くはないし、弁が立つわ

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    2020年07月24日
  • 無菌病棟より愛をこめて

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    加納さんの旦那さんって、貫井徳郎さんなんだ!と、知る。

    本人の白血病闘病記。
    全体にテンポよく、前向きに、明るく語られていた。
    どれだけしんどかったことか。
    本人は明るく過ごすことで自分を保っているのだと思う。
    もちろん泣いたり、愚痴ったりする場面もあるけど、決して諦めていない、生きる力が読み取れた。
    中でも食事。味覚や感覚がおかしくなってもなんとか食べようとする場面。
    思わず読んでてお腹すいてしまった。
    今現在もお元気な様子で何より。
    また、旦那さん、息子さんをはじめ、お父さんやご姉弟と仲が良く、どれだけ闘病の励みになったかと思う。
    よい人の周りにはよい人が集まる。

    今まさにいろんな病で

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    2020年07月05日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    登場人物が個性的で笑いながら読みました。
    こんなことあるー?って思う結末でしたがそれはそれで良し! 

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    2020年02月02日
  • ななつのこ

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    加納朋子のデビュー作。駒子の周りで起きる不思議な出来事。そこで連想する愛読書「ななつのこ」の物語。作者にその出来事を綴ったら解答が来た!物語の中に物語。単にそれだけでなく、しっかりミステリー仕立てになってるのが素晴らしい。結末はネタバレになるので書かないけど、ハッピーエンド。駒子は今も、愛ちゃん、たまちゃん、ふみさんという良い友だちや瀬尾さん、まゆちゃんたちに囲まれて楽しい日々を送ってるのかな。

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    2026年01月12日
  • トオリヌケ キンシ

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    加納朋子のトオリヌケキンシを読みました。
    病気や症候群をテーマにした短編が6編収録されています。

    一番気に入ったのは平穏で平凡で、幸運な人生でした。
    形から音につながる共感覚を持っている女性の物語でした。
    普段は特に役に立つわけでもないのですが、いざというときに幸運にもその能力が役に立ちます。

    そして、最後の短編が無菌病棟から生還した加納朋子の実体験を元にした物語でした。
    加納朋子が生還して新しい物語を読むことが出来る幸運を慶びたいと思いました。

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    2020年01月07日