少年少女飛行倶楽部

少年少女飛行倶楽部

611円 (税込)

3pt

中学一年生の海月は幼なじみの樹絵里に誘われて、「飛行クラブ」に入部する。メンバーは二年生の変人部長・神ことカミサマ、不登校で高所平気症のるなるな、運動神経はないけど気は優しい球児。果たして彼らは空に舞い上がれるか!? 友情、家族愛、恋、冒険――全てがつまった傑作青春小説。解説・金原端人

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少年少女飛行倶楽部 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    爽やか

    真夏に飲むカルピスのように爽やかな作品。『飛行』という目標に向け、中学生達が奮闘する。不思議な力も何も無く、中学生らしく反抗して努力していく。
    1番初めに読んだのは彼女らと同じ中学生の時でしたが、大人になってから読み直すと胸がキュッとするような気持ちになりました。作者さんの他の作品も好きですが特に

    #笑える #胸キュン #感動する

    0
    2022年03月26日

    Posted by ブクログ

    しっかり者中学一年女子が飛行クラブとういう変なクラブに入ることになってしまい、周りの変人と関わりながら青春する話。とにかく個性的な面々と関わった主人公海月の心の叫びが面白すぎ。
    最後までスカッと読める。映画にできそう。小学生でも大丈夫な内容なので、青い鳥みたいなふりがな付文庫にならないかな。
    解説の

    0
    2020年08月27日

    Posted by ブクログ

    わー、これはいい。すごくいい!
    青春だなあ。青春だよなあ。
    青春時代をこれほど郷愁を持って感じさせてくれるお話はそうはない。
    それぐらい傑作だと思う。

    もちろん自分の好きな部活モノということもある。
    変な連中が集まってひとつの目標に向かっていくさまはとてもステキだ。
    主人公のぼやきながらも結局やっ

    0
    2019年05月22日

    Posted by ブクログ

    加納朋子作品の魅力は「やさしさ」にあるのだと再認識しました。ひとくせもふたくせもある登場人物全員を「にくめない人」にして、その青春を読者に共感させる手腕は本当にすごい。本人すら自覚していないくらいに主人公・海月のやさしさがすさまじく、それにつられて周囲もあたたかに、という流れがステキすぎる。

    0
    2013年11月04日

    Posted by ブクログ

    中学に入学した海月は、親友の樹絵里に誘われて飛行倶楽部に入る。
    この倶楽部は、何等かの手段で飛ぶ事を目標としたクラブだが、部長の神は、「飛びたい」と言っているだけで何もしておらず、野球部と兼人の中村先輩は、たまにしか来ない。そもそも、部員全員で4人しかいないので、まだ部として認められていない。よって

    0
    2013年04月05日

    Posted by ブクログ

     中学に入学したばかりの佐田みづき(あだ名は、色々あって「くーちゃん」)は、ひょんなことから「飛行クラブ」に入部してしまう。

    一、「自分自身が」飛行することを旨とする。
    二、「落下」は「飛行」ではない。
    三、航空機等での飛行は除外される。
    四、究極的には、ピーターパンの飛行を理想とする。

    これが

    0
    2023年10月13日

    Posted by ブクログ

    海月と書いてミズキと読む佐田海月は、親友の樹絵理に「飛行クラブ」なる珍妙な部活に入ろうと誘われる。そのクラブは、樹絵理の一目惚れし、幽霊部員の先輩中村と、謎の気難しい男、神と書いて斎藤ジンの2人のみ。部活の内容は「空を飛ぶこと」もちろん実績はないのだ…。

    この作家、なんか失敗したよなあとずっと避け

    0
    2022年11月29日

    Posted by ブクログ

    とんでもない性格の登場人物たちばかりで、主人公が可哀想なほど苦労している。しかし、ラストまでの展開は惹きつける構成ですっきりする。中学生から

    0
    2022年08月31日

    Posted by ブクログ

    加納朋子さんは日常の謎から青春まで若者を爽やかに描くことに長けている。デビュー作『ななつのこ』で日常の謎に挑み、以降定期的に出される作品はバラエティに富んでいる。
    本作は個性的な少年少女が織り成す青春ストーリーで相変わらずの爽やかさだ。書きたかったんだろうなぁと思った。

    0
    2022年07月14日

    Posted by ブクログ

    愉快痛快なんて書くと、怪物くんみたいだが、実際そうなのであって、更に、奇妙キテレツまで加わり、まるで藤子先生を讃える文章みたいになってしまった。が、あながちテイストは間違っていない、と思う。多分。

    冒頭の飛行クラブのヤバ・・いや、夢に溢れる内容を読んで、これはどういう方向に話がいくのか、逆に好奇心

    0
    2021年10月23日

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