加納朋子のレビュー一覧

  • 無菌病棟より愛をこめて

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    作者の加納さんは何気ない普段の生活を取り上げてミステリーの味付けのある小説を書く方ですが、5年前に急性骨髄性白血病を発症してしまいました。彼女は物書きなので、死と隣り合わせで病いと闘った様子をを日記として書いていました。
    骨髄移植により現在は寛解に至っていますが、日記と共にその時のことを振り返っても書かれています。この病気の大変さはある程度知っているつもりでしたが、この闘病記を読むとやはり壮絶の言葉が当てはまります。しかし、それよりもこの闘病記が加納さんを取り囲む家族愛の記録となっているところが見事でした。
    骨髄細胞をもらった実の弟さんの日記まで載せてありますし、その他、お姉さんと妹さん、お父

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    2015年03月12日
  • 無菌病棟より愛をこめて

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    ミステリ作家・加納朋子さんの闘病記。闘病記でありながら読後感がとてもさわやかな本でした。よく言われる「ポジティブな考え方」が自然と身についた方なんだということが文章からよく分かる。こんな日記書けるなんて、きっとステキな方なんだろうなと思います。

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    2015年01月01日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    神くんの性格、何であんななのか、わかる気がするな。
    それをくーちゃんが、柔らかくしてあげてるんだよ。
    大人や、面倒なクラスメイトに、もやもやする年頃がよく描けてる気がしたなぁ♪

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    2014年11月26日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    安定の面白さ。大好きな作家さんなので点数は甘めです。
    優しい話だし、可愛い話だし、文句無しなんだけど、ラストのスペクタクルはいらなかったな。その部分だけ、飛ばし読み。るなるなの問題のために無理矢理いれた感じが否めない。いや、無理だよ、て思ってちょっと醒めてしまった。
    気球の上で、ラストの部長のセリフで締めてくれたら良かったのに〜。

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    2014年11月20日
  • 月曜日の水玉模様

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    すいすいと、澄み渡るような聡明さを感じる主人公がすがすがしい。初め読みづらいと感じたが、気づけば引き込まれていた。

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    2014年10月30日
  • ぐるぐる猿と歌う鳥

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    森という少年が父の仕事の関係で九州へ転校し、そこでピーターパンのようなパックと呼ばれる少年と出会う。
    標準語、方言、「あや」という名の少女、「森」という名、ココちゃんの男性恐怖症etc...様々なキーワードが相交わって子どもの世界(まち)を彩り豊かに描き上げており、物語自体が短いけれど、そのことすらもあっという間に過ぎ去った子ども時代を思い起こさせてくれる。

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    2014年10月27日
  • ぐるぐる猿と歌う鳥

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    ネタバレ

    ミステリーらしくない作品。
    ただ、流れるようなストーリー展開と柔らかなタッチについつい引き込まれてしまう。

    これで終わり?と言いたくなるような幕引きではあるが、それでいて読後感に不満があるわけでは無い。ただ、続きが欲しいなあとは思う。

    一つ欠点を挙げるのならば、主人公が小学生でありながらかなり複雑な思考回路をしているところか。この主人公、間違いなく大人より賢いぞ。そう言いたくなる部分もあるが、目を瞑ってしまえば関係ない。

    そうだ。本作は面白いんだ。何も考えずに判断するとそうなってしまうのだ。

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    2014年10月21日
  • スペース

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    「ななつのこ」など入江駒子シリーズ未読だったため、瀬尾とヒロインの関係性がよく分からず、いきなり始まる手紙についても差出人の単なる近況報告のようで退屈に感じた。

    が、手紙の謎と真相、そして結末を知ったら物語の色合いが変化し、伏線回収も小気味よく、なにより読後感が爽やかで清々しい。

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    2014年10月21日
  • 無菌病棟より愛をこめて

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    最初、本の中身を知った時(著者の闘病記)「ええっ〜!」と驚きでした。 多作ではないものの、コツコツ、コンスタントに本を出されているイメージがありまさか重病にかかっているとは。

    病気が発覚するまでの、普通の生活からちょっといつもと違う→結構違う→受診。検査。診断。
    そんなドラマみたいな事が…と。(本書でも似たようなくだりあり)本当にごく普通の生活を送っていたところに病気発見の衝撃(というかその信じられなさ)が伝わってきて身につまされた。小学生とはいえまだまだ小さい子どもがいる著書には辛かっただろうと思う。

    こういった病気の初期からの闘病生活が細かく描かれている。

    本当に治って良かった。

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    2018年01月28日
  • 月曜日の水玉模様

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    表紙がかわいいのと、題名に惹かれて、古本で購入。軽い日常ミステリー。殺人事件とかは起こらないので、軽く読める(読めてしまう)。たまにはこういうのもよい。

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    2014年08月17日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    「空を飛ぶ」を活動目標に掲げる
    某中学校の「飛行部」の面々が主人公。

    かなり変てこりんなキャラばかりが集まり、
    主人公の女の子は毎日いらん苦労を強いられる。
    が、それぞれのキャラが化学反応を起こし、
    交わす会話、巻き起こす事件が、いちいち可笑しい(^ ^;

    肩肘張らずに気軽に読めるどたばだコメディ。
    ちょっぴりホロッとさせられたりするところは、
    さすがの加納節(^ ^

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    2014年08月01日
  • ぐるぐる猿と歌う鳥

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    団地、って色々と大変そうだけど、そういう環境でも子どもってちゃんと楽しめるんだな、と思う。
    悪巧みで人を救う、っていうことがなんだか不思議で、それでいて清々しい。

    次回作があるなら、彼らのその後も楽しみだ。

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    2014年07月24日
  • ささら さや

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    ネタバレ

    シリーズ一作目を、あとから読みました。結婚し、子供が生まれ、幸せが溢れた毎日。その日常のさりげない一こまのなかで命を落としてしまう夫。遺されたサヤと、生まれて間もない赤ちゃん・・・。
    そこに現れたのは・・・。なんと夫の幽霊!
    奇跡の幽霊、といえばそうなのだけど、小説だからこそ、こんなこともあってほしい。サヤはいろいろなひとに出逢いながら子供を育て、自身も成長していく。
    ただ・・・ほんとうに夫を亡くしたひとが読むと辛いかもしれない。こんな奇跡は誰にも訪れるものではないから。そんなことを、読後ふと思ってしまいました。
    近々映画になるそうですが、原作とはかなり違った設定になるみたいですね。

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    2016年03月21日
  • ぐるぐる猿と歌う鳥

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    小学生が主人公の日常系ミステリ
    幼児期の謎の女の子とか謎の小学生が出てきたり、謎が多すぎる(笑)
    雰囲気的なミスリードもあるしね

    謎の解明だけでなく、その後のアクションもあるのでなかなか面白い

    謎の小学生がほんとに謎だけど、今後の事も気になるし、シリーズ化するのかな?
    でもまぁ解説でも言っているように作家さんの体調が気になる
    どうかお元気で書き続けてほしいのもファンの傲慢かな

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    2014年07月08日
  • 掌の中の小鳥

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    読むのは二度目。
    胸キュンっていうのは言葉の紡ぎ方が。
    日常ミステリーで、ちょっと古いけれどキュンキュンする。

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    2014年06月19日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    ネタバレ

    加納朋子には『青』が似合う。
    空や涙などブルーなさわやかさに満ちた作品が多い。
    平和すぎて物足りないと思う人もいるかもしれないが、アクはないが、イヤミも全くない。
    エゴイストもたくさん出てくるが、読み終わった後、食傷気味になったりしない安心できる作家だ。
    しかし、今回の表紙はびっくり。
    漫画イラストなのはともかく、ものすごくポップな雰囲気で『ななつのこ』や『モノレール猫』とは全然違う。
    中身も今までの『日常の謎』のミステリではない。
    そりゃ、PTAを舞台にした『七人の敵がいる』もあるけれど、あれだって日常の事件を解決して毎回オチがついていたが、今回は少年少女が空を飛ぶまでの奮闘記という一貫した

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    2014年05月18日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    理想を言えば、ピーター・パンの飛行がベスト
    の心構えで真面目に飛行することを考える
    ぶっ飛びメンバーの個性豊かなクラブ活動です。
    大変そうですが入部したいです。

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    2014年04月21日
  • コッペリア

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    人形に恋をする、という設定に惹かれて。
    中盤くらいまでは登場人物が持つ執着心がおそろしく、ある人形師が作る人形もどこか不気味に思えたが、続きが気になりスラスラと読めた。
    謎が明かされる場面では少し混乱するかもしれない。
    最後の最後ではあたたかい気持ちにさせられた。

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    2014年04月18日
  • スペース

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    前半80ページ程延々と近況報告を綴った手紙が続くのにはちょっと退屈したけれど、思いがけない真相に再び読み返してしまいました。
    前二作とはまた違った趣向の今作、第三者目線で見る駒子と瀬尾さんが新鮮。友人のお話がメインになるのでふたりの出番は少なめでさみしいですが今まで描かれなかった時間の姿が見られて良かった。
    そして駒子の友人愛ちゃんの別の人から見た一面も描かれるのですが、あとがきの「どちらが正しいという問題ではなく、『駒子は世界をそんなふうに見ることを選ぶ人である』ということなのでしょう」という言葉が印象的。駒子のように良いところに惹きつけられるように世界に飛び込んでいけたらいいなあ。

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    2014年03月24日
  • コッペリア

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    後半ちょっともったりしたような気もするけど面白かった。題材のわりに倒錯的になりすぎすさっぱりしているのがいいと思う。

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    2014年02月27日