加納朋子のレビュー一覧

  • コッペリア

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    人形に魅せられ翻弄された人たちの、
    哀しくそして素敵な物語。

    みんな不幸になって終わりなのか.....鬱....と思いきや
    最後にチョット救われるので、読後感やよし。

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    2013年05月16日
  • 少年少女飛行倶楽部

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    ネタバレ

    最初はかったるかった。
    樹絵里はうざいし、部長はムカツク。
    でもルナルナが登場するあたりからなんだか面白くなってきた。
    みんな親のつけた名前に縛られて大変そう。
    名付けが親の願いや呪いにもなるという言葉、よくわかりました。

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    2013年05月10日
  • コッペリア

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    ほぼ一日で読み終わりました。
    大好きな加納さんの作品の中では、ほっこりしたりクスリと笑ったりというよりかは、少しせつない想いを抱きながら読み進めました。
    人物関係には多少頭を混乱させられたので、もう一回読んですっきりさせたいところ。
    エピローグはやっぱり加納さんだなぁ☆☆

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    2012年12月02日
  • ななつのこものがたり

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    ネタバレ

    加納朋子の駒ちゃんシリーズの番外編というかおまけというか、シリーズの最終作品ではあります。

    内容は氏の処女作『ななつのこ』の中に作中作として登場する『ななつのこ』(ややこしいですが)に準じています。

    10歳前後の少年はやてが遭遇するちょっと不思議な出来事を、サナトリウムにいる女性あやめさんが解決してくれます。少年とお姉さんの触れ合いみずみずしく爽やかなお話です。

    そんな物語をお母さんが息子に語って聞かせる、という体裁をとっていて、その少年とお母さんが…とうことでホっと安心できる結末でした。

    絵もキレイでかわいく、シリーズを読み通してホンワカ優しい気持ちになれると思います。

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    2012年02月23日
  • 螺旋階段のアリス

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    ネタバレ

    【大企業のサラリーマンから憧れの私立探偵へ転身を果たした筈だったが―事務所で暇を持て余していた仁木順平の前に現れた美少女・安梨沙。…亡夫が自宅に隠した貸金庫の鍵を捜す主婦、自分が浮気をしていないという調査を頼む妻。人々の心模様を「不思議の国のアリス」のキャラクターに託して描く七つの物語。 】

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    2011年08月05日
  • ななつのこものがたり

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    絵もとてもきれいで絵本の体裁をとっているのに、お母さんの語りという形式がちょっと残念。お話の内容は『ななつのこ』で駒子が語ったものの方が惹き込まれる。

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    2011年01月09日
  • 月曜日の水玉模様

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    電車の中でいつも前の席に座る男が
    最近会社の周りをうろうろしている「月曜日の水玉模様」
    病院で薬を取り違えて交換を申し出たら
    やってきたのは違う名前の男だった「火曜日の頭痛発熱」
    夢うつつで聞いた事故現場の被害者の声と
    電車の乗客の声が同じだと気づき尾行する「水曜日の探偵志願」
    ワゴンセールの人ごみの中で会った先輩と
    迷子に捕まってしまった後輩の「木曜日の迷子案内」
    取引先の社内でお金が盗まれ、
    疑われたのはアリバイの無い女性社員だった「金曜日の目撃証人」
    急に大阪への出張に向かうことになり
    乗り合わせた女の子とおしゃべりに興じる「土曜日の嫁菜寿司」
    新規取引先の企業の接待のために
    ソフトボー

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    2019年01月16日
  • 魔法飛行

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     著者の日常の不思議を救いとるやさしい目線は健在で、心地が良くあたたかい。 だが、『ななつのこ』があまりにもよくできていたので、少し肩すかしをくらったような気になってしまったのは残念。

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    2019年01月16日
  • 螺旋階段のアリス

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    探偵と助手が男女の場合、だいたい恋愛が絡むことが多いけど
    50歳の中年新米探偵と20歳の美少女の助手っていう年の差じゃ
    さすがにその設定はなかった。
    最初はちょっと残念に思ったけど、今回は長年連れ添った夫婦のもっと深い愛情がテーマで、それがしみじみと染みてきてとってもよかった。
    加納さんらしい日常ミステリもちゃんと健在でおもしろかった。

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    2010年06月03日
  • 螺旋階段のアリス

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    探偵ものには硬い印象を抱きがちだけれど、不思議の国/鏡の国のアリスになぞられて構成されているため読みやすい。
    どろどろとしていないので、やさしい気持ちになれるかも。

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    2010年05月23日
  • 螺旋階段のアリス

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    大好きな加納さんの一冊。
    相変わらずこの方が書かれるどこか柔らかくて女性的な文体が好き。
    内容は、不思議の国のアリスをモチーフに扱った探偵物。といっても、大した推理とかは出てこない。
    ところどころに出てくる、アリスのキーワード。お話を知っているともっと楽しめるかな?(私は、読んだことが有っても覚えてなかった・・・)
    児童書てきな内容なのでさらりと読めるけど、この本だけでは消化不足。続き物なのでそちらも読んでみたい。

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    2010年02月24日
  • ななつのこものがたり

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    ○2009/12/17 
    本当に小さい子とかに読み聞かせできるものかと思ったら全く違って残念。
    お母さんの名前、ってとこには思わず笑ったし、ぬいぐるみもはいはい!って感じだった。でもそういうところも加えてこれ単体では読めないなぁ。普通にはやての物語としてを期待してたし、ファンとしてもどうなのか…。純粋にお話しだけだったらぜひ読み聞かせたいなぁと思うんだけど。
    でもやっぱり加納さんの話はいいなぁと思った。フォローはしてるけど、けっこう濃い毒を放置したまんまだし。

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    2010年01月07日
  • 螺旋階段のアリス

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    おじさんと少女(?)の初々しい探偵物語。登場人物が不思議の国のアリスと鏡の国のアリスの登場人物になぞらえられているため、ふたつが好きな人は楽しめると思う。知らない人は面白さ半減かも。

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    2010年10月03日