アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • シタフォードの秘密

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    ドラマ化されたため読んでみました。1931年の作品。
    雪に閉ざされたシタフォード村の山荘。
    厳冬期にここを借りた母と娘は南アフリカ帰りという触れ込みだが、どこか不自然。
    座興にテーブルターニングで降霊術を行っていた所、山荘の持ち主トリヴィリアン大佐の死が告げられる。
    大佐の親友バーナビ少佐は気になって、ふもとの大佐の元へ。同じ頃に殺されていたことが判明。
    大佐の甥に当たるジェイムズが逮捕され、ジェイムズの婚約者のエミリーが村に乗り込む。
    マープルでもポワロでもなく、勝ち気なエミリーが活躍。
    ストレートな本格推理物。

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    2009年10月07日
  • マン島の黄金

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    他の本に手を加えて改作して収録されているものが多い。
    「壁の中」「崖っぷち」「名演技」は好み。
    「孤独な神様」「光が消えぬかぎり」などロマンティックな
    ものも割りと好き。クリスティらしい人物描写で好きなのに
    クリスティは推理もの以外では評価が不当に低いとおもう。

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    2009年10月07日
  • 愛国殺人

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    非常にまっとうな、王道を行くミステリーだった。もはや、ミステリーというジャンルには収まらない、ドラマに重点が置かれた小説という気がする。
    謎ときのトリックの奇抜さで勝負するのではなく、純粋に物語としての構成と、人物設定の念入りさを高度に組み合わせて、見事なまでのクオリティーを達成している作品だった。

    犯人を途中で予測するのは、それほど難しくないかもしれない。しかし、この本の醍醐味は、謎解きではなく、一体どういう動機で人が殺されたのか、というところだ。
    もともとの原題は「One,Two,Buckle My Shoe」だったけれども、日本語版では「愛国殺人」になっている。これは、非常によく出来た

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    2020年07月15日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    なにが困るってこの作品を読むとイギリス料理が美味しそうに思えるから困るんですよ。美食家のベルギー人ポワロも絶賛しちゃってるし(笑)

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    2009年10月04日
  • チムニーズ館の秘密

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    王政復古で混乱するヘルツォスロヴァキア国。その石油利権を狙う各国代表が、ロンドン郊外のチムニーズ館に集結していた。秘宝を狙う大泥棒までもが入り乱れるなか、ついに殺人が! 

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    2009年10月04日
  • 愛の旋律

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    感受性が強いヴァーノンと男まさりの活発さが長所のジョーはいとこ同志で子供の頃から仲がよかった。ヴァーノンの家の隣に引っ越して来たユダヤ人家族の息子セバスチャンと幼な友達のネルを含めた四人は大人達の世界を垣間見ながら様々な体験をする。いつしか音楽に目覚めたヴァーノンはネルへの愛情を持ちながらも歌手ジェーンにあこがれていく。第一次世界大戦を挟んだ時代を四人はそれぞれの道を歩いて行く。

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    2009年10月04日
  • 謎のクィン氏

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    クイン氏が活躍するのは、この一冊の短編集のみ。
    大きな事件も、トリックもない。
    番の謎はクイン氏その人だったりする。

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    2009年10月04日
  • 暗い抱擁

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    気高い美女イザベラには婚約者がいた。が、冷酷ともいえる野心家ゲイブリエルに荒々しく抱擁されて彼女は悟った。この歪んだ男を救わねばならないと。やがて彼女は婚約者を捨て、ゲイブリエルとの駆け落ちを決心する……

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    2009年10月04日
  • 娘は娘

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    若くして夫と死別したアンは、持てる愛情のすべてを注いで一人娘セアラを育ててきた。だが再婚問題を機に、二人の関係に亀裂が。

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    2009年10月04日
  • 教会で死んだ男

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    舞踏会のさなかに刺殺された子爵と美貌の婚約者の変死、消え失せた機密書類の行方、忽然と消えた使用人の謎など、ポアロとヘイスティングズの名コンビが数々の難事件に挑戦する。

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    2009年10月04日
  • 蒼ざめた馬

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    霧のたちこめる夜、ロンドンで撲殺された神父は、靴の中に奇妙な紙切れを隠し持っていた。そこには9人の名が書かれており、しかもそのうちの数人はすでに謎の死を遂げていた。

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    2009年10月04日
  • 運命の裏木戸

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    メアリの死は自然死ではない ―この奇妙な文が出てきたのは、タペンスが引越し先の旧家で見つけた古本からだった。

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    2009年10月04日
  • 愛の重さ

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    前半は秀逸。特に、洞察力にあふれる人生訓を垂れるボールドックがいい。

    でも後半、観念的でうっとうしいルウェリンが出てきてからグダグダ。急にとってつけたような話になってしまった。特に最後は何だかなあ。

    『春にして君を離れ』の主人公もそうだけど、他人に自分の幸福の価値観を押しつける女性って、コワッ!

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    2009年10月04日
  • フランクフルトへの乗客

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    アガサ・クリスティー作品。
    ポアロもミス・マープルもトミー&タペンスも登場しません。
    ジャンルとしては、スパイものなのかなぁ?
    主人公(らしくないけど…)は、外交官のスタフォード・ナイ。
    空港で、ある女性と出会ったことから国際的な陰謀に巻き込まれます。
    巻末の「クリスティーで読むイギリス使用人事情」は、森薫さん書き下ろしマンガです♪

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    2009年10月04日
  • 無実はさいなむ

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    慈善家の老婦人が殺され、評判の悪い養子のジャッコが逮捕された。彼はアリバイを主張したものの有罪となり、獄中で死んだ。それから二年後、外国から帰ってきた男が、ジャッコの冤罪を告げに遺族の住む屋敷を訪れた。が、その来訪は遺族にとって迷惑だった。落着したはずの事件が蒸し返されることになったのだ。

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    2009年10月07日
  • ヘラクレスの冒険

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    引退を控えたポアロが、自らのクリスチャン・ネームであるエルキュール(=ヘラクレス)にかけて「十二件の依頼を受けてやろう。しかも、その十二件は、ギリシャ神話のヘラクレスの十二の難業を参考にしてえらばなければならない」と、難事件の数々に挑戦。オムニバス形式の短篇十二篇を収めた作品集

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    2009年10月07日
  • バグダッドの秘密

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    おしゃべり好きが災いして会社を馘になったヴィクトリアは、一目惚れした美青年を追いかけて一路バグダッドへ。やっとのことで彼の勤め先を探しあて、タイピストとして潜り込んだものの、とたんに不可解な事件に巻き込まれてしまった。さらに犯人の魔手は彼女にものびて…中東を舞台に展開するスパイ・スリラー。

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    2009年10月07日
  • 第三の女

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    自分が犯したらしい殺人についてご相談したい。そう言ってポアロを訪ねてきた若い娘は、結局何も告げないまま立ち去ってしまった。その午後、事情通のオリヴァ夫人から事情を聞いたポアロは、俄然興味を示し、夫人とともに調査を始める。だが娘の周囲に殺人の匂いはなかった…死体なき殺人の謎をポアロが追う。

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    2009年10月07日
  • 死への旅

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    東西の冷戦でふたつに引き裂かれているヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者ベタートンが行方不明となる。東側の陰謀なのか?英国情報部はベタートンの妻に瓜ふたつの女性スパイとして適地に放つが…会心の冒険スパイ小説

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    2009年10月07日
  • 死が最後にやってくる

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    傲慢で美貌の愛妾ノフレトを連れて族長が帰ってきた。その日から、一族のなかには反目や憎しみが。そしてノフレトが崖の小径から転落死を遂げた。これで再び平和が戻ってくるかに思われたが―紀元前二千年のナイル河畔で起こった恐るべき惨劇!エジプトの古代都市を舞台に華麗な世界が展開する異色ミステリ

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    2009年10月07日