アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 雲をつかむ死

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    飛行中の機内というのは、ある種究極の密室だと思う。
    矢筒と蜂は予想通りだったが、
    この変装にはちょっと無理がありそうな。
    野暮と言えばそうなのだが。

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    2014年09月18日
  • 謎のクィン氏

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    再読だか。再々読だか。。

    以前は良さがよくわかりませんでした
    ポワロほど派手ではなく、マープルほど
    緩急自在な訳でもなく。
    そもそも探偵役とワトソン役がぼやけて
    あいまいで

    しかしこの霧の中のようなファジィな感じが
    今は心地よいことに気づきました

    サタースウェイト氏も素敵なところもある反面
    厭らしいところももちあわせていて、
    クィン氏も優しいのかと安心していれば
    牙を見せつけてくるような怖さもあり
    炎がゆらめくと影が変わるような
    夢幻の暗い世界観です

    クリスティの小説に出てくる人物は
    たいてい類型的です。
    でもこの二人は例外です
    ミステリというより雰囲気を楽しむ短篇集

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    2014年08月04日
  • メソポタミヤの殺人

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    うーん、退屈なことはなかったのですが、読んでいる間に、いっさい、犯人誰なんだろうというのが気にならなかった。
    それは、ミステリーとしてどうなんだろう?

    まあ、わたしが、ダメなミステリー読みだということもあるんだけれども。

    殺人は癖になるという名言だけが印象に残っています。

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    2014年07月23日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    ポワロ作品。
    クリスティー原作の戯曲を、クリスティー研究家のオズボーンが小説化したもの

    【あらすじ】
    強力な爆弾を生み出すことのできる化学式を、開発した化学者の邸宅からロンドンまで運ぶ依頼を受けたポワロ。しかし、邸宅では化学式の盗難騒ぎが起こり、ポワロが邸宅に駆けつける寸前に化学者が殺されてしまう。

    【感想】
    戯曲が元ネタということもあって、冒頭から登場人物の怪しげな態度や行動が目立って記述されている。また、小説の大部分が読書室での出来事を書いているので、舞台の上だったらどう表現されるのか、想像しながら読み進むのも面白いかも。
    小説自体は人物描写と会話のやり取りがメインになっており、読みや

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    2014年05月19日
  • 複数の時計

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    ポワロ作品

    【あらすじ】
    タイプ事務所に勤める女が訪ねた家で男の死体が見つかった。死体のあった部屋には複数の時計が置かれていたが、事件の後処理の最中、その1つがなくなった。別件で付近にいた情報機関の男は、警察と一緒に聞き込んだ情報を持って、ポワロの元を訪れる。

    【感想】
    今回、ポワロはあまり表に出ず、情報機関の男の目線で多くが語られている。話の構成としては、住民の聞き込みから不審な点を調査している内に、気になる動きを見せた人物が魔の手に…という展開になっている。
    序盤に興味を引く伏線が幾つか張られているのだが、あまり意味が無かったり、軽い説明で片付けられるため、全体的に拍子抜けしてしまう点

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    2014年05月04日
  • おしどり探偵

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    クリスティー作品の中で、トミーとタッペンスのシリーズは、明るくテンポよく、気軽に読める。これは短編集なのでちょっと物足りない感じはあるが、やはり二人のやりとりが楽しい。

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    2014年05月01日
  • 象は忘れない

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    ポワロ作品。
    クリスティーが最後に書いたポワロ作品でもある。

    【あらすじ】
    小説家のオリヴァ女史はパーティーで初対面の女から「あなたが名付けた娘の両親は心中したが、どちらが殺したのか確認して欲しい」と依頼される。オリヴァ女史から相談を持ちかけられたポワロは、オリヴァ女史とともに心中事件と両親の過去を知る人物を辿り始める。

    【感想】
    タイトルに象が含まれるから、動物園かインドで起こった殺人事件の話かと思ったがそうではなかった。象の記憶力はすごい=象のように当時の状況を詳細に記憶している人がいるはず、という意図であり、捜査担当者や両親の関係者に聞き込みに行くきっかけになっている。話の構成として

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    2014年04月28日
  • 第三の女

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    ポワロ作品

    【あらすじ】
    ポワロの元に「人を殺したかもしれない」と言う女が訪ねてきた。女は詳細を語る前に立ち去るが、作家のオリヴァ女史の情報により、ある富豪の娘であることが判明する。その娘には、精神疾患の気があり、継母を毒殺しようとしたという噂が立っていた。

    【感想】
    一言で言うと、よくある展開の話。ポワロ作品を読んでる人にとっては、犯人もその素性も予測できてしまう部類。ストーリーにひねりが足らず、ちょっと物足りなかった。

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    2014年04月02日
  • オリエント急行殺人事件

    Posted by 読むコレ

    余りに有名すぎる物語というのも困ったものです。
    自分も本読みの端くれとして、物語のネタバレ情報は一切遮断してきたつもりですが、限界があったようです。
    半分もしないうちに、結末を知っていたことに気が付いてしまい、再読のような気分になってしまいました。
    感想ですが…そのネタバレを差し引いたとしても、好みに合わない作品だったかと。容疑者全員から順番に話を聞いていく形式は、どうにも気分的に盛り上がってきませんでした。
    ただ、やはり結末は凄いの一言。純粋な初読だったらどんなに腰を抜かしていたことでしょう。
    記憶を無くしたい。

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    2014年02月22日
  • NかMか

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    久しぶりにクリスティが読みたくなって、積読から引き出して読んでみましたー。
    スパイ物だけど、あまり緊張感のないのんびりとしたテンポの小説。
    背景は戦争なんだけど、切迫感とかあまり感じられなかった。
    それは、やっぱりトミーとタペンスのコンビだからなのか?

    私は、読んでてみんなが怪しいと思った。
    別にどんでん返しがあるわけではないけど、事件の真相が分かって最後はホッとした~。
    最後はちょっとしみじみとさせてもらった。

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    2014年02月12日
  • 雲をつかむ死

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    最後の証拠を出させるところは、ちょっと強引で、よくある感じだったかな。

    名探偵ポアロは、恋のお悩みも解決するみたいです。それって、クィン氏と、一緒じゃないか(笑)
    でも、そのメロドラマな部分が、好きです。

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    2014年02月10日
  • 招かれざる客

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    ネタバレ

    「The Unexpected Guest(招かれざる客)」
    作:アガサ・クリスティ
    書式:戯曲(舞台の台本)

    ドラマはすべて、ブリストル海峡に近いサウス・ウェールズにある、ウォリック家のリチャードの書斎で進行する…

    11月の霧深いある夜、車の故障でスタークウェッダーは近くの屋敷に助けを求めた。
    呼び鈴に反応はなく、勝手に入ると車椅子に座った屋敷の主人リチャードの死体と、銃を持った美しい妻ローラが立ち尽くしていた。

    誰がリチャードを射殺したのか。妻?愛人?看護婦?異母弟?母親?
    誰もが犯人になりえ、誰が真実を言っているか判らない。
    そして疑惑の連鎖に裏の顔を見せ始める登場人物達。
    快男児

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    2013年11月15日
  • マン島の黄金

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    クリスティの死後、新聞や雑誌等に掲載されたきりの作品群を発掘した短編集。
    表題の「マン島の黄金」含む12編を収録。

    「夢の家」 (1926、サヴリン・マガジン)
    夢に出てきた白亜の家は、窓から狂気が覗いてた。
    人生に倦んだ男が恋した女には狂気が宿っていた。
    男は女を追いかけて、女が男を追ったのか。
    男が跨いだ敷居の先は、狂気か幸せか。
    江戸川乱歩の世界観にも似た心理サスペンス。

    「名演技」 (1923、ノヴェル・マガジン)
    叩き上げの大女優が打つ 一世一代の大芝居。
    根性 根性 ど根性。なめた真似したチンピラが大火傷。
    胸のすく大逆転トリック。ウィットの効いた大団円。

    「崖っ

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    2013年11月15日
  • 愛の探偵たち

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    ポワロ、マープル、クィンら名探偵もの含む8編の短編集。

    「三匹の盲目のねずみ」
    大雪に閉ざされた宿屋。宿主は不慣れな若夫婦。互いに見知らぬ4人の客。
    8年前の児童虐待の復讐に燃える殺人犯がこの宿に紛れ込んだという警察からの電話。
    犯人は誰なのか?次に狙われるのは誰なのか?
    マザー・グースの調べにのって起こる連続殺人劇、戯曲「ねずみとり」の原作。

    「奇妙な冗談」
    冗談好きで独身だったマシューおじさん。甥と姪に財産を遺して亡くなった。
    ところがどこを探しても大金を探し出せない甥と姪。
    困り果てた二人が相談したのはミス・マープルだった。
    “あなたのヘンリーおじさんの健康に乾杯!”

    「昔ながらの

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    2013年11月15日
  • 黄色いアイリス

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    ・レガッタ・デーの事件
    知人のボートでレガッタ観戦に出掛けたセレブ一行。
    余興で始めたダイヤ隠しだが、全員の目の前で本当に無くなってしまった。
    そこに登場した類型的推理の名探偵パーカー・パイン氏。雲隠れしたダイヤの行方は?

    ・バクダッドの大櫃の謎
    犯人は友人を殺し大櫃に隠した。その櫃の前で犯人は被害者の妻とダンスを踊っていた。
    スキャンダラスな事件の解明に乗り出したポワロは、芸術的完全犯罪に興奮する。
    全ての原因は、若く美しい女性の子供らしい天真爛漫さだったのか。

    ・あなたの庭はどんな庭
    ある富裕な老女がポワロに内偵を依頼して5日後に急死した。
    遺産の多くは老女の付き添いの若い外国人女性に

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    2013年11月15日
  • ねずみとり

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    ネタバレ

    戯曲である。舞台はオープン初日を迎える民宿の大広間。民宿を経営する夫婦、客の5人の中で犯人を捜す刑事がいる。舞台脚本文章で会話を重視するため、少し物足りない。それでも、アガサ・クリスティーの面白さは現在でも通用する。事件となった動機が過去の虐待にあり、アガサ・クリスティーの時代も今と変わらないことを知った。

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    2013年11月12日
  • 黄色いアイリス

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    たぶん二度目。
    ポリェンサ海岸の事件
    が面白かった。
    宮部みゆきの「地下街の雨」に似たお話の流れだった。
    あと、
    仄暗い鏡の中に
    ちょっとひやっとした。
    夏向き?

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    2013年07月26日
  • 予告殺人

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     朝刊に殺人をお知らせ申し上げます、という衝撃的な広告が載る。何かのパーティーだと思った村の人は、広告に載っていた家に実際に向かうが、その場で本物の殺人が起こる。大胆不敵な事件にミス・マープルが挑む。

     さりげない会話の中に巧みに伏線をしのばせるのはクリスティーの得意技ではあるのですが、今回はそのさりげない会話が中盤に多すぎたようにも感じます。そのためにちょっと中だるみ感を感じてしまいました。

     でもやっぱりそのしのばせ方は巧いの一言に尽きます。途中違和感を感じたところがあったのですが、それが最後のマープルの推理披露できっちりとそのモヤモヤが明かされた時の快感は、やはりクリスティー作品だか

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    2013年07月21日
  • 満潮に乗って

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    つらつらとマイペースに読める本だった。
    最初の方は中々ポアロが出て来なくてつまらなかったけど、あとあと考えると必要だったなぁと思う。
    にしてもリンはあんな奴と結婚して大丈夫なんだろうか。。
    他人事ながら心配。。。

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    2013年07月02日
  • 第三の女

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    思いのほか普通。
    読みやすいし、テンポも悪くないので
    翻訳物に不慣れな方でも読みやすい…なんだけど…

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    2013年07月01日