アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 象は忘れない

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    ミセス・オリヴァがほとんど主人公。ポアロはあんまり出てこない。実質的には最後に書かれたポアロ作品。ポアロが関係者全員集めて謎解きする時、なんか雰囲気若いよ、ポアロ!

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    2009年10月07日
  • 愛の重さ

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    前半は秀逸。特に、洞察力にあふれる人生訓を垂れるボールドックがいい。

    でも後半、観念的でうっとうしいルウェリンが出てきてからグダグダ。急にとってつけたような話になってしまった。特に最後は何だかなあ。

    『春にして君を離れ』の主人公もそうだけど、他人に自分の幸福の価値観を押しつける女性って、コワッ!

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    2009年10月04日
  • フランクフルトへの乗客

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    アガサ・クリスティー作品。
    ポアロもミス・マープルもトミー&タペンスも登場しません。
    ジャンルとしては、スパイものなのかなぁ?
    主人公(らしくないけど…)は、外交官のスタフォード・ナイ。
    空港で、ある女性と出会ったことから国際的な陰謀に巻き込まれます。
    巻末の「クリスティーで読むイギリス使用人事情」は、森薫さん書き下ろしマンガです♪

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    2009年10月04日
  • 無実はさいなむ

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    慈善家の老婦人が殺され、評判の悪い養子のジャッコが逮捕された。彼はアリバイを主張したものの有罪となり、獄中で死んだ。それから二年後、外国から帰ってきた男が、ジャッコの冤罪を告げに遺族の住む屋敷を訪れた。が、その来訪は遺族にとって迷惑だった。落着したはずの事件が蒸し返されることになったのだ。

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    2009年10月07日
  • ヘラクレスの冒険

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    引退を控えたポアロが、自らのクリスチャン・ネームであるエルキュール(=ヘラクレス)にかけて「十二件の依頼を受けてやろう。しかも、その十二件は、ギリシャ神話のヘラクレスの十二の難業を参考にしてえらばなければならない」と、難事件の数々に挑戦。オムニバス形式の短篇十二篇を収めた作品集

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    2009年10月07日
  • バグダッドの秘密

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    おしゃべり好きが災いして会社を馘になったヴィクトリアは、一目惚れした美青年を追いかけて一路バグダッドへ。やっとのことで彼の勤め先を探しあて、タイピストとして潜り込んだものの、とたんに不可解な事件に巻き込まれてしまった。さらに犯人の魔手は彼女にものびて…中東を舞台に展開するスパイ・スリラー。

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    2009年10月07日
  • 第三の女

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    自分が犯したらしい殺人についてご相談したい。そう言ってポアロを訪ねてきた若い娘は、結局何も告げないまま立ち去ってしまった。その午後、事情通のオリヴァ夫人から事情を聞いたポアロは、俄然興味を示し、夫人とともに調査を始める。だが娘の周囲に殺人の匂いはなかった…死体なき殺人の謎をポアロが追う。

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    2009年10月07日
  • 死への旅

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    東西の冷戦でふたつに引き裂かれているヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者ベタートンが行方不明となる。東側の陰謀なのか?英国情報部はベタートンの妻に瓜ふたつの女性スパイとして適地に放つが…会心の冒険スパイ小説

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    2009年10月07日
  • 死が最後にやってくる

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    傲慢で美貌の愛妾ノフレトを連れて族長が帰ってきた。その日から、一族のなかには反目や憎しみが。そしてノフレトが崖の小径から転落死を遂げた。これで再び平和が戻ってくるかに思われたが―紀元前二千年のナイル河畔で起こった恐るべき惨劇!エジプトの古代都市を舞台に華麗な世界が展開する異色ミステリ

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    2009年10月07日
  • 殺人は容易だ

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    植民地帰りの元警官ルークは、列車内でたまたま同席した老婦人から奇妙な話を聞いた。彼女の住む村で密かに殺人が行なわれている、彼女はその犯人を突き止めたので警視庁に訴えに行くという。くだらぬ妄想だと聞き流したルークだったが、翌日の朝刊をみて愕然とした。その老婦人が車に轢き殺されたというのだ…。

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    2009年10月07日
  • 親指のうずき

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    亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。描かれている運河のそばの一軒屋に見覚えがあったのだ。悪い予感を裏づけるかのように、絵のもともとの所有者だった老婦人が失踪した…初老を迎えてもますます元気、冒険大好きのおしどり探偵トミーとタペンス、縦横無尽の大活躍。

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    2009年10月07日
  • 蒼ざめた馬

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    霧の夜、神父が撲殺され、その靴の中に九人の名が記された紙片が隠されていた。そのうち数人が死んでいる事実を知った学者マークは調査を始め、奇妙な情報を得る。古い館にすむ三人の女が魔法で人を呪い殺すというのだ。神父の死との関係を探るべくマークは館へ赴くが…。

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    2009年10月07日
  • 教会で死んだ男

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    舞踏会のさなかに刺殺された子爵と美貌の婚約者の変死、消え失せた機密書類の行方、忽然と消えた使用人の謎など、ポアロとヘイスティングズの名コンビが数々の難事件に挑戦する!ポアロもの11篇のほかに、ミス・マープルもの1篇、怪奇もの1篇を収録。クリスティーが、短篇の名手ぶりをいかんなく発揮した傑作集。

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    2009年10月07日
  • 魔術の殺人

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    旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!

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    2009年10月07日
  • 招かれざる客

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    こういう視点は大事だろう。つまり先入観によって僕達は自ら壁を作る。そして、その壁によって自分自身で自分自身を騙すことになる。幻想を僕達は見ている可能性がある。

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    2009年10月04日
  • 魔術の殺人

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    マープル全作制覇しそうな勢いですよ。昔の友達を助けるべくの村から出張篇。これとライ麦が頭の中で一緒くたになってたのは内緒。ラスト近辺は、マープルのいじわる婆さんぶりが見られてgood。

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    2009年10月04日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    5編のポアロと1編のミス・マープルの短編集。長編ほどのトリックはありませんが読みやすい。表題作はイギリスの古き良きクリスマスの雰囲気が楽しく、出てくる料理もとても美味しそうです。

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    2009年10月04日
  • 教会で死んだ男

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    舞踏会のさなかに刺殺された子爵と美貌の婚約者の変死、消え失せた機密書類の行方、
    忽然と消えた使用人の謎など、ポアロとヘイスティングズの名コンビが数々の難事件に
    挑戦する! ポアロもの11篇のほかに、ミス・マープルもの1篇、怪奇もの1篇を収録。
    クリスティーが、短篇の名手ぶりをいかんなく発揮した傑作集。

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    2009年10月04日
  • 魔術の殺人

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    旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。
    その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が
    妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。
    しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!

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    2009年10月04日
  • マン島の黄金

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    短編集。ポアロの出場回数一回。ちょっと足りない。
    表題になったマン島の黄金は、マン島観光誘致目的で新聞に掲載された小説であるらしい。現場に行ったことがないので、どうかと思ったが、それなりに面白い。さすがミステリーの女王。アガサクリスティの作品は長編になれているのでちょっと物足りない気がするが、通勤電車や料理しながらのながら読書にうってつけ。

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    2009年10月04日