西條奈加のレビュー一覧
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ネタバレ前作の『善人長屋』は、超絶に人の良い錠前職人・加助が毎回持ち込むやっかいごとを、実は裏稼業を持つ長屋のみんなで解決する短編だったけれど、今回は長編で加助の出番があまりなく、少し残念。
「閻魔組」と名乗る謎の三人組が裏社会の頭衆を惨殺していく事件が起こり、善人長屋のみんながその謎を解く話。謎が謎を呼んで、ミステリーとしても面白かったけれど、突然のお縫ちゃんの初恋は、いまいちしっくりこなくて、そこだけ浮き上がり違和感があった。
え、いつ、どこでそんなに好きになったの?一目ぼれ??ってびっくり。
ただ、その色恋のために何かやらかしそうでドキドキしたので、それはそれで物語のスパイスになって良かった -
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第164回直木賞受賞作品
「心淋し川」とかいて「うらさびしがわ」と読むそうです。
6編からなる短編連作の物語
■心淋し川
酒好きの父親、愚痴ばかりの母親、それがいやなってさっさと嫁いでいった姉、同じく、家をでたいとおもっている「ちほ」
彼女の選択は?
■閨仏
妾4人で暮らすなか、その旦那が死亡。
不思議な設定です。そして、その妾達の中心になるのが「りき」
彼女の掘る仏が..
■はじめましょ
飯屋の主人となった男が、出会った少女。
彼女のうたう歌が、昔自分が捨てた女が歌っていた。
少女は自分の娘なのか..
哀しい真相..
■冬虫夏草
体が不自由な息子と暮らす母親
これ、母親が怖い!
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Posted by ブクログ
これは、土地を広げ、人々が満ちていこうとする時代の先駆けであると同時に、土地が奪われ、ひとつの民族が失われていく予兆の物語なんだなと感じた。
その狭間にあって、何度も絶望を味わい苦しみながらも徳内が希望を失わないのは、彼が築いてきた人の縁が、彼を支え、導いてきたからだと物語は描いている。
田畑を拓いて本州の飢えを救うことと、アイヌ民族の誇りを守ること。その両立と調和を探る可能性がまだ残されていた時代だからこそ、本書の結末は希望を孕んでいるけれど、現実を思うと胸が痛む…。
終盤はやや駆け足に感じられて、アイヌの人々にもっと光を当ててほしかったな。それでも、徳内の熱意と人となりに心動かされる場 -
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ネタバレ時代小説ファンタジーって感じでした。
あらすじとイラストの可愛さで購入しました。
小鬼(見た目鬼ですがほぼ木の精霊です)と弟を探してる女の子が出会って一緒に弟探すことが物語の発端です。
女の子は鬼の芽という鬼になってしまう可能性のあるものを心に持っていて、ある出来事からそれが覚醒し鬼になってしまいます。
鬼になってしまうと輪廻転生の輪から外れてしまうので女の子はもう転生できません。それに納得のいかない小鬼は女の子を無理やり輪廻転生の輪に戻してしまい。転生するたび心に宿った鬼の芽を回収していくという話です。
すごい省いてますがこんな感じ。
どの人生も苦い話でちょっと泣ける。
面白いんですが泣け