西條奈加のレビュー一覧

  • 烏金

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    浅吉が借金まみれのお武家さんやすわ妾にされそうな町娘を救う知恵が痛快。
    お吟との因縁はちょっと無理やり感があった気が。

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    2025年10月14日
  • まるまるの毬

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    全七エピソードそれぞれの「カスドース」「大鶉」など和菓子のタイトルがつけられていて、もちろんそのお菓子が大きく関わる展開になっている。
    時代小説はかなり久しぶりで、まったりした展開に初めはやや食傷気味だったけど、次第にハマって登場人物を見守る感じになっていった。
    何より楽しいのは描かれているお菓子の数々。
    洋菓子もいいけど、和菓子はほっこりする♡

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    2025年08月31日
  • ほろよい読書 おかわり

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    飲みながら読んだので3本目は
    記憶があやふや…
    シラフでよんだ、西條奈加のやつが
    一番良かった。
    こういう行きつけがほしい…
    で、また飲みたくなった!

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    2025年08月23日
  • 善人長屋

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    この作品は、NHKの再放送ドラマを見たけど、読んでいて、その場面が、頭に浮かんだ。結末が、違っていたけれど、小説の方が、よりリアルだと感じた。続編も読みたい。

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    2025年08月17日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    『食』がテーマの小説やエッセイもいいけど、なんならレシピの文章を読み上げるほうが好きだし、夢中になれるという妙な癖がある
    それはつまり私の中では、食べることではなく、作ることに、より重きを置いているんだな…と、このアンソロジーを読んで再確認した

    どの作品も面白かったけれど、『作り、供すること』が命に肉薄する千早茜、織守きょうや氏の2作が特に心に残った

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    2025年08月17日
  • 婿どの相逢席

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    「善人長屋」シリーズや「南星屋」シリーズで
    西條さんの編み出す江戸の町の
    心温まる人情話の虜になり
    次は本作を手に取りました。

    代々、女将が商いの一切を取り仕切る
    江戸の商家に婿入りすることになった
    鈴之助の奮闘ぶりがなんとも心地よい。

    それは、気が弱いけれど、
    古いしきたりに縛られることのない柔軟な発想、
    柔らかな物腰で周りの人々に正対し
    じっくりと話を聞き届ける姿勢、
    さながら江戸のカウンセラーのような
    立ち居振る舞いが
    次第に周りの人々に受け入れられて
    いったからなのでしょう。

    それでもやっぱり気弱な
    婿入り若旦那のキャラクターが
    とても好ましく映ります。

    こちらも「婿どの」シリ

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    2025年08月16日
  • 心淋し川

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    直木賞作品は読みたくなる。
    そして時代小説にハマり中の私にはこれは読みたくなる条件揃いの本。

    西條奈加さんは『猫の傀儡』を読んで面白かったのでこちらはどうかなと。

    心川の流れる心町の人達の連作短編。
    淀んでにおいのする心川。
    人間の心の淀み。
    それぞれハッピーエンドというわけでも、アンハッピーエンドというわけでもない。
    でも嫌な気持ちはしない。
    すごく感動する、というような物語じゃないけど、色んな人間模様は面白かった。
    さらりと読みやすかった。

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    2025年08月14日
  • 姥玉みっつ

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    面白かった。幼馴染の三人のやかましいやり取りが目に浮かぶようだった。お萩と名付けた少女を守るために立ち向かう三人がとても頼もしい。また三人の活躍が読みたい。

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    2025年08月10日
  • 雨上がり月霞む夜

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    江戸時代の古典
    雨月物語をモチーフにした短編集

    最後のオチはなんとも…だけども
    一つ一つの短編はすっと読めて面白かった

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    2025年08月07日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    前作の『わかれ縁』から5年。
    公事宿「狸穴屋」で手代見習いとして働く絵乃。
    女将の桐、手代の椋郎の助けを借り
    離縁調停人としてさまざまな難題に立ち向かう――。

    さすが西條奈加さんの時代小説。
    その時代に生きる人々の様子が文面から伝わってくる。
    本作もおもしろいことに変わりはない。
    ただ、サクッと読めてしまう。
    物語にのめり込むこともなくスルスルと。
    もう少し深掘りし、窮屈な時代に生きる苦労を読みたかった。

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    2025年08月05日
  • 牧谿の猿―善人長屋―

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    久しぶりに善人長屋の新シリーズを手に取りました。30ページずつくらいの六つの短編で楽しく読めました。

    やはり加助は厄介の種を持ち込むけれども、正直ものであるからこそ、悪人の心を解きほぐし良い方向へと導く案内人にもなっています。ああ、加助健在!そして、お縫や文吉ら長屋の住人も加助の扱い方に慣れてきているとはいえ、やっぱり振り回されてしまうのも納得の展開です。

    それにしても、この長屋の住人たちは皆、どうしてこうもお互いに絶妙な距離感を保ちながら、仲良く暮らしているのだろうと思ってしまいます。本作の読み心地がいい理由は、善人長屋の人々の独特なキャラクターが一人一人粒立っていながらも、お互いを思い

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    2025年08月03日
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)

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    善人長屋シリーズ三作目。
    8つの物語が紡がれた短編集。

    泥つき大根、子供質、兎にも角にもでは加助の親切がもたらす物語、弥生鳶では以前有名であったスリの再登場の裏、雁金貸しではお縫の姉お佳代の借入額に相違がある証文の細工を突き止める話、
    詫梅では文吉の兄唐吉の不審な夜歩き、
    鴛鴦の櫛、大川契りではお俊が儀右衛門の馴れ初めについて描かれている。

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    2025年07月21日
  • 閻魔の世直し―善人長屋―

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    閻魔組を名乗る3人組により盗賊の頭が次々と暗殺される事件が起きる。徐々にエスカレートする閻魔組の悪事に善人長屋の面々が立ち上がる。

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    2025年07月19日
  • 姥玉みっつ

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    幼馴染の三人の老女たちが訳ありの少女の面倒を見る事になり、その子を巡って巻き起こる騒動に巻き込まれる。
    名主の祐筆として働くお麓、団子屋で働くお菅、商家の隠居お修の三人は同じ長屋に住む幼馴染。
    ある日行き倒れになっている母娘と出会うが母は亡くなってしまう。口のきけない娘の面倒を見るうちにその子を巡って不穏な動きに巻き込まれる。
    三人それぞれの人となりや、お萩と名づけられた娘の秘密などが明かされていき面白かった。
    嫌々付き合っていたお麓が最後には一番活躍するのも良かった。

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    2025年07月18日
  • ほろよい読書 おかわり

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    日本酒についてちょっとわかった気になった。
    生牡蠣は食べたくならなかった。
    グラスの周りに塩ついたお酒飲みたい
    美味しいお酒が飲みたい
    のんべいにはたまらない一冊
    物語はあれ?ってところで終わるけど、それはそれとして楽しめる短編集小説

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    2025年07月17日
  • 姥玉みっつ

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    なかなか面白かった。
    町人の生活は、自由で生き生きしてて お姫様からみたら、楽しいんだろうな。婆様達の道中記が読みたいものです。

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    2025年07月13日
  • まるまるの毬

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    お江戸にある大繁盛の菓子店、南星屋のお話。
    武家の身分を捨てて職人になり、旅をしながら各地の菓子を習得してそれを再現して商売してる。治兵衛の欲を出さず、自分や身内を卑下することもない人柄が良く、思ったより穏やかで読みやすい本だった。

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    2025年07月05日
  • 曲亭の家

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    西條奈加さんのファンですが、この作品はちょっと読むのに苦しかったです。
    びっくりするくらい進まない。
    こんな舅に旦那、絶対嫌だー!!

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    2025年07月02日
  • 秋葉原先留交番ゆうれい付き

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    秋葉原は学生時代から20代の頃何度か訪れていて(実は東京都民だったこともあるのです)、土地勘もあるのでタイトルから楽しめそうだなと思って手にとりました!
    思ったより深いテーマでもあって、面白かったです。続編ないのかな〜〜?

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    2025年07月02日
  • よろずを引くもの

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    シリーズ第4弾

    7話からなる短編集

    タイトルにもなっている「よろずを引くもの」での万引き事件。神楽坂の人情で上手くまとめたように書かれているが、実際に被害が大きくて廃業になってしまう店もあることを考えるとモヤモヤする

    シリーズ最初と違い、大きな事件性をはらんだ内容にはならなくなったが、それでも1つ1つのテーマは重いものがある。それゆえにお蔦さんの一言で解決してしまうのも安易にも思えなくはない

    望と楓の話はなくてもいいかな

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    2025年06月29日