西條奈加のレビュー一覧

  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

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    遅まきながら、受賞おめでとうございます。
    「ごんたくれ」や「六花ふるふる」につながるような内容でした。
    お義兄さんが素晴らしい‼︎

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    2021年02月19日
  • 銀杏手ならい

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    ネタバレ

    嫁いで三年、子供が出来ず、離縁され身一つで実家に戻った萌。

    手習場を営む実家で、新しい人生を再び始めるのだか……。

    西條奈加さんは子供を描かせたら、天下一品ですね。

    素敵な一冊です(^^)

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    2021年02月19日
  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

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    すごく好きです。

    錺や細工、どんなものかと想像しながら読んでいました。いつだって何かに直向きなひとは格好いい。

    女であるがゆえに職人になれないお凛、才がありすぎるゆえに苦難が多い時蔵、そして椋屋、生駒屋の人々。
    みんなの化学反応のような変化が、本人たちは大変だろうけど、読み手からするとわくわくするものでした。

    歴史が絡むのでわからないことも多々あるのですが、ひたすらに自分のできることをと駆け抜ける彼らのように、読みふけってしまいました。 

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    2021年02月19日
  • ごんたくれ

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    ネタバレ

     奇想の画家と呼ばれた曾我蕭白と長沢芦雪をモデルにした日本画をテーマにした本作。
     
     蕭白をモデルにした深山箏白こと豊三と吉村胡雪こと彦太郎。

     円山応挙がもてはやされる中でひたすら彼の絵を只の写しと言い切り、彼とは違う道を行く筝白と応挙の弟子であり何かと箏白と争うことになる胡雪。

     この時代の絵が好きな人なら、読んでいた楽しくてたまらない多くの画人が登場します。(最愛の若冲も♪)

     自分が求める絵とは何なのか、それはどこにあるのか、妻子も師匠も置き去りにして考える胡雪がとても魅力的です。

     そして、池太雅、玉蘭夫婦とも親交があり、自らの絵に自信を持って我が道を行く筝白。

     実は互

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    2021年02月08日
  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    締め付けられれば反発したくなる、意趣返しを見事にやってのけたところはスカッとした
    結末は二転三転、予想を裏切られ切なくも光は見えた感じ
    お凜は自分の恵まれた境遇を“ずる”と言っていたけれど錺に対しての真剣さ、才能を皆が理解してくれたからこそ
    ますます精進していくのだろうな
    そして何より四代目宇一さんの先見性に唸らされた…ここまで見通せる人、そうそういないと思う!

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    2021年01月28日
  • 睦月童

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    ネタバレ

    和風ファンタジー。
    読んでいて美しい情景が目に浮かびます。終盤のイオがどうなのるのか少しモヤモヤした展開でしたが、央介がいる時代に目覚めてほしいです。

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    2021年01月15日
  • 閻魔の世直し―善人長屋―

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    ネタバレ

    2021/1/6
    お縫ちゃんが恋は盲目状態になって暴走するのがな。
    私苦手なんよな。イラついちゃう。
    閻魔組の浅はかさにもな。
    若さ故の暴走を鷹揚に受け止められないオバハンは全くもって不徳の致すところ。
    あと夜叉坊主の鬼畜ぶりがなんか引く。
    目的のためには手段を選ばないだけなら整合性も感じられてまだ意味は分かるんだけど、わざわざ相手を苦しめようとするやり口はなんか引く。
    わーこれは私引くんやーと発見しました。
    物語に入らないようにバリアをはった。
    それでも文吉が怒るのとかかわいかったり、月天の親分のその後がおかしかったりでまた続きを読みたいなと強く思わせる仕上がり。
    最終盤まで白坂様に違いない

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    2021年01月07日
  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

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    西條さんの作品は、いつでも女たちがかっこよく、手に職を持ったり店を切り盛りしたり、時に大胆に行動を起こしたりする様子に勇気付けられる。
    職人の世界を細かく見せてくれて、とてもワクワクしながら読んだ。ただ、かざりのことをまったく知らないので、きらめく精緻なモノを想像して読みはするのだけれど、なかなか…。後日少し調べてみたい。
    そして、例によって想う人と添えない展開と、最後にちょっとした救いがある、切なさと暖かさに胸を突かれるお話だった。

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    2020年12月18日
  • はむ・はたる

    購入済み

    表題に惹かれました

    いったい何を意味するタイトルなんだ?最終話を
    読むまで分からなかったけれど、そこに至るまでの道のりが心地よかった。

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    2020年12月05日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    ネタバレ

    三流だった店が、徐々に粋で通な店になっていくのが、読んでいて楽しかった。
    そして、鱗やと若旦那の謎が解けていくのは、推理作家としても名前が知られている西條奈加さんならではでしょう。

    楽しかったです♪

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    2020年11月30日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

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    楽しかった
    人間を傀儡にする、という発想が愉快

    実際に 猫と生活していると感じるのだが
    溺愛すればするほど 猫の下僕になる
    しかも、喜んでなる(*´艸`*)

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    2020年11月24日
  • 閻魔の世直し―善人長屋―

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    善人長屋シリーズ第二弾は長篇。
    江戸の裏社会の親分が閻魔組を名乗る何者かに次々と惨殺されるが、世の中は良くなるどころか無秩序に犯罪者が増えて一層混乱してしまったところは、日本の暴対法と半グレや外国人犯罪者の構図によく似ている。
    そんな中でも善人長屋の名物キャラである加助の奮闘や、お縫の成長とそれを見守る長屋の住人たち、儀右衛門の男気など、シリーズとしての見どころがたっぷり詰まっていて読み応えがあった。

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    2020年11月12日
  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

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    銀泉細工??簪のような細工物?それに銀のお不動さん?
    お地蔵さんのような像に何か着せたり持たせたりしているもの?大きさは?
    細かく想像することはできなかったけれど、知らないままに読んでも面白かった。

    後で検索してみました。美しいアクセサリーや小物でした。

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    2020年11月05日
  • 銀杏手ならい

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    ネタバレ

    夢中で読ませてくれる作家さんのひとり。銀杏の葉の黄色に彩られた物語で、出戻りの萌先生の屈折や前を向く姿などに共感する。最後、駆け足気味だったけれど、それも緊張感があってよかった。ただ、「すべからく」の一文がちょっと気になった。
    須らくは「すべて」ではなく、「(当然)なすべきこと」。

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    2020年10月23日
  • 烏金

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    江戸の金貸しであるお吟の元に上手く転がり込んだ浅吉は何か腹に抱えている雰囲気を漂わせているが、普通の金貸しとは異なる良心的な方法でビジネスを拡大させたり、掏摸をしながら生き伸びる孤児の集団に合法的に生きていく術を与えるなど、かなり善意と商才に溢れた魅了的な人でした。
    因業ババアのように感じていたお吟も徐々に可愛らしさを出してくるので。後半に明らかになる浅吉のさとの因縁が想像していたより遥かにマシな理由だったのでホッとしました。

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    2020年10月17日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    ネタバレ

    田舎から大きな料理屋の女中にと、請われて江戸に来たはずだった、、、お末。
    ところが。
    冒頭から話が転がっていく。

    昔は味がよく有名な料理屋だった「鱗や」だったが、今は待合茶屋のように。味もへったくれもない状態。

    お末の真面目で真摯な気持ちは少しづつ人を巻き込んで。。。

    最後に大きなどんでん返しはミステリー仕立て。

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    2020年10月09日
  • 銀杏手ならい

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    手習所『銀杏堂』に通う子供たちと女先生と周りの人たちのお話し。
    子供たちに教えることの意味を考えてしまう。生き抜くための力というか、基礎という土台を少しでも良いものに少しでも荒波に耐えうるものにするように手を貸す。
    そんな風に思う

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    2020年10月01日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

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    ねこが好きなので、ねこ目線で読み進められて面白かった
    猫の描写がかわいい、そしてアカの話、泣きそうになった
    最後の話で時雨がミスジに話しかけた箇所、すごく嬉しかった(ねこ目線になってる)そしてしっぽで返事、たまりません!

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    2020年09月01日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

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    表紙の猫の絵に惹かれて。
    期待の倍くらい面白かった! 猫が人を使うっていう設定が私には目新しくて良かった。猫の目を通してみる江戸の街の風情も、人が主人公の物語とは趣が違って新鮮。

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    2020年08月17日
  • 無花果の実のなるころに

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    もと芸者の祖母と暮らす中学生男子の物語。
    東京創元社刊行のミステリお得意の「日常の謎」かと思いきや、しっかり犯罪の重い話も多くあったり。しかし重い話を主人公の心にずしりと乗せておきながら、あとの話でフッと軽くするのです。この辺りが連作ものの醍醐味だし、人情話として面白いなと思ったのです。
    作者の西條加奈の作品はデビュー作以来。こんな作品も書くのかとの驚きに、他の作品にも手を出したいなとも思わされるのです。

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    2020年06月05日