西條奈加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
猫好きなので、買ってみました。西條奈加さんという作家さんも(スミマセン)知らなかったのですが。
時代物、人情物、猫物が好きな人にはたまりません。
猫町に暮らす野良猫のミスジは、憧れていた順松の後を継いで傀儡師となります。傀儡ってのも初めての言葉でしたが、さりげなくある人間(傀儡に認定された人!)を操って、仲間が巻き込まれている事件を解決に導くのです。
猫たちの描かれ方が、生き生きとしていて読んでいて楽しい!そして、いくつか解決していくうちに、大きな謎も解けていくという…
これは続編あったら絶対読みたい。
そして、他の作品も読んでみたいと思いました‼️ -
購入済み
雪の殿様の時代背景
なんの気無しに購入した作品である。
暫く読んで土井大炊頭の名前をみて、数ヶ月前に読んだ別の小説を思い出した『雪の殿様』まさかとは思うが、こんな事もあるのか?
しかしこの時代に生きた実在の人物達の再確認になって面白く読んだ。
最終章の大塩平八郎の乱は、最近読んだ別の小説でも見かけたが、少しきついかな。
全体的には面白い作品である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれは猫好きにはたまらない小説でしょうぬ。
猫には傀儡師なる役を持つものがいて、傀儡になる人がいる。
猫達に困った事があったら、傀儡師が傀儡を使って解決しなければならない。
これは大役ですね。
ですが、主人公のミスジは賢くて、大店の息子なのに、家を飛び出して狂言作者をしている、売れてないけど、阿次郎と見えないバディを組んで解決していく。
色々な事件を解決し、最期に待っているのはミスジの前の傀儡師、順松の傀儡だった雨月と、事件の中で出会い阿次郎の飼い猫になったユキの元飼い主を探っていくのは、流石、ミステリも書かれる西條奈加さんならではですね。
面白かった‼️ -
Posted by ブクログ
ネタバレ奇想の画家と呼ばれた曾我蕭白と長沢芦雪をモデルにした日本画をテーマにした本作。
蕭白をモデルにした深山箏白こと豊三と吉村胡雪こと彦太郎。
円山応挙がもてはやされる中でひたすら彼の絵を只の写しと言い切り、彼とは違う道を行く筝白と応挙の弟子であり何かと箏白と争うことになる胡雪。
この時代の絵が好きな人なら、読んでいた楽しくてたまらない多くの画人が登場します。(最愛の若冲も♪)
自分が求める絵とは何なのか、それはどこにあるのか、妻子も師匠も置き去りにして考える胡雪がとても魅力的です。
そして、池太雅、玉蘭夫婦とも親交があり、自らの絵に自信を持って我が道を行く筝白。
実は互いが一番近い場所にいたのではないかと、読みながら思っていました。
美しい絵には魔が宿るような気がするのは、それは画家の魂が込められているのかもしれませんね。
奇想の画家、それは人の苦しみや悲しみと共にあるからそう感じるのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2021/1/6
お縫ちゃんが恋は盲目状態になって暴走するのがな。
私苦手なんよな。イラついちゃう。
閻魔組の浅はかさにもな。
若さ故の暴走を鷹揚に受け止められないオバハンは全くもって不徳の致すところ。
あと夜叉坊主の鬼畜ぶりがなんか引く。
目的のためには手段を選ばないだけなら整合性も感じられてまだ意味は分かるんだけど、わざわざ相手を苦しめようとするやり口はなんか引く。
わーこれは私引くんやーと発見しました。
物語に入らないようにバリアをはった。
それでも文吉が怒るのとかかわいかったり、月天の親分のその後がおかしかったりでまた続きを読みたいなと強く思わせる仕上がり。
最終盤まで白坂様に違いないと思わせるのもお見事。