西條奈加のレビュー一覧

  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    ネタバレ

    上野、不忍池に面した寂れた料理茶屋に信州から少女が連れて来られて働き始める。
    ヤル気のある若旦那が店を変えて行き、立派な料理屋として復活を遂げるが、この料理屋が辿った悲劇の復讐劇が幕を開ける。それ少女が必死に止める。
    謎解きもあって、軽く楽しく読み始めたが、奥深くて面白かった。

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    2016年11月04日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    最初は章ごとに事件を起こし謎解きするパターンかと思ってちょっと引き気味だったのですが。。
    時代劇で料理ものは流行りだけれど、主人公のお末の一途さや素直さが心地よく。
    最後が良いですね、恨みを持ちながらも手を下しきれなかった若旦那と、桜の下での再会。綺麗なエンディングでした。

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    2016年10月24日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    お末の成長ぶりが微笑ましい。彼女の一途さが鱗やの人々の心を素直にさせている気がする。江戸に戻って来た若旦那は店にも戻って来るのだろうか。

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    2016年10月17日
  • 睦月童

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    睦月童は、人の心をうつす鏡である。

    悪事を働いたものには、その罪がそのまま跳ね返って見えるという、恐ろしい子供の神さまのおはなし。
    連作っぽくいくのかと思ったら、ラスト2編で激動。
    おもしろかった。

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    2016年10月10日
  • いつもが消えた日

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    ほのぼの感も多かった1作目と比べ、ハラハラドキドキのミステリーになっていて、一気に読みました。
    仲良くなったあの子やあの人の過去、結末は少し寂しい。

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    2016年10月07日
  • いつもが消えた日

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    神楽坂で暮らす孫の望が語り手で、祖母で元芸者で女優のお蔦さんが探偵役の物語二作目。
    望の後輩のサッカー少年の家族がいきなり消えてしまう。家には血だまりが。
    いきなり日常が激変した少年の日々。謎とともに、
    噂に惑わされる周囲の人と、あくまで少年を守ろうとする望とお蔦さんをはじめとする人々の温かさ、あくまでも元気にふるまう少年の姿が心にしみる。

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    2016年10月04日
  • 無花果の実のなるころに

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    お蔦さんかっこいい。
    細かい人間関係はちょっと分かりにくくて何度かページを戻しましたが…。
    登場人物ほとんど善人で、それぞれの、大切な人々への想いやりが美しかったです。
    墓場まで持って行く嘘、が少し重く切ない。
    洋平君のカラッとした存在感が良いです。

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    2016年09月30日
  • 無花果の実のなるころに

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    つみかぶりの夜/蝉の赤/無花果の実のなるころに/酸っぱい遺産/果てしのない嘘/シナガワ戦争

    お蔦さんがホームズなら望はワトソン?祖母と孫はさらっと仲が良い。望君の料理の腕には負けます。我が家にも望君が欲しいなぁ。

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    2016年09月14日
  • 烏金

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    金貸しの因業ばばぁ、お吟の元へ、あるたくらみを持って転がり込んでくる、浅吉。
    金儲けに拘っている様でいて、その実、借りる側の生活を立て直す知恵を授け、手間をかけて面倒を見ていく、松吉のギャップが不思議だったけど。
    最後にお吟と松吉の関係が明かされて、すっきりする結末。

    賢い烏(カラス)、豪快な算術の師匠、あんちゃんラブな松吉の弟、面倒見のよい浮浪児集団の兄貴分、実直なお武家とその家族等、魅力的な登場人物が沢山。
    面白かった。続編の「はむ・はたる」も読みます。

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    2016年08月17日
  • 睦月童

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    不思議な力を持つ童女のイオ。
    罪を抱える者が彼女の目を見れば、罪悪感に怯えることになる。
    後半はイオの出生の秘密など、色々なことが明らかとなり物語は大きく変化していく。
    つぎは何があるのだろう。
    読んでいて楽しかった。
    西條奈加さんの書く奇譚が大好き。

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    2016年07月26日
  • 睦月童

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    悪事を働いた者には、恐ろしい金色に光った目に見えるという不思議な力を持つ神様の子イオ
    商人の倅でフラフラ遊んでいた央介
    二人のやりとりが面白いのだが、後半こんな展開になるとは思わなかった
    こういうホラーは苦手だか、これは面白かった!

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    2016年03月24日
  • 無花果の実のなるころに

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    ゴメスのような強烈なインパクトはないけれど、おもしろい、小気味よい・・・だけでなく、”粋”を感じられるところがお気に入り。

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    2016年07月26日
  • 睦月童

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    央介とイオのコンビがほほえましかっただけに、終盤の展開は悲しかったです。
    ほのかに希望の見える終わり方だったのでよかったかな。。。

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    2016年03月10日
  • 烏金

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    私は月村さんの作品のような、バリバリの戦闘シーンが大好きだ。いわゆる血沸き肉躍るってゆうやつ。しかし精神的には興奮するものの、読後の疲れも半端じゃない。
    そんな時に西條那加さんの作品を読むと、精神が柔らかく落ち着いてくる。まるで暖かい母親の腕に抱かれているような安心感。今回の烏金もそうだった。内容は結構スリリングな場面もあったのに暖かい。ラストにはびっくりするようなシーンも待っていたのだが、それがまた泣ける。しかも暖かい涙だ。
    月村さんの作品で精神が疲弊したら西條さんの作品で心を癒し、そしてまた戦場へ向かうように月村さんへ向かう。これがこのところの読書ルーチンなんだなぁ。

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    2016年02月22日
  • 四色の藍

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    女四人で事件の真相を、それぞれ過去に秘めたことが
    これだけどんでん返しは久しぶり
    まあ、一応ハッピイエンドか?

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    2016年02月06日
  • 睦月童

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    最初はしゃばけの二番煎じかと思いましたが。
    後半のホラーファンタジー風味は良かった。
    終わり方も優しく切ない。好き。

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    2016年02月03日
  • 無花果の実のなるころに

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    中学3年のノゾミちゃん(料理男子)が主人公。お蔦さん(おばあちゃん)と二人暮らし。安心して読めるミステリー、ふりがな無いけど中学生でも読めそう。

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    2015年12月22日
  • 四色の藍

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    藤沢周平のような清冽な雰囲気もない。和田竜のような奇想天外な内容でもない。
    飯島和一のような内に秘めた熱い魂も感じられない。なのに面白い。
    人情物でありながら、それだけに終わらないスリリングな展開も読み応えがある。
    時代小説って、作者によっていかようにも雰囲気が変わるので、いろんな作家を読み比べているが、読まない作家は全く読まない。そんな中でまた一人読みたい作家が増えた。

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    2015年11月13日
  • 睦月童

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    江戸の大店のドラ息子、央介のもとにやってきた幼い少女イオ。

    彼女の瞳は悪事を働いたものには金色に光って見え、見るものを怯えさせる。
    改心した央介とイオは、1年の間に次第に仲良くなり、やがてイオの里についての謎に近づいていく。

    睦月神とは・・・・女性の永遠の願い、美と若さを与えてくれる代わりに女性が差し出すものは・・・

    最後に残った睦月童は、神の支配から逃れることができるのか。

    ちょっと不思議で、あったかい、おもしろい作品でした。

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    2015年11月07日
  • 睦月童

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    デビュー作が、現代の若者がタイムスリップして江戸時代へ(「金春屋ゴメス」)だった西條さん、その方面のファンタジー時代劇です。最近の時代劇はすばらしいですが、やはりわくわくしながら一気読みできる、奇想天外な物語もなくしてほしくない。多彩な作風で、新作が出るたびに楽しみな作家さんです。

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    2015年10月25日