西條奈加のレビュー一覧
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第1話 江戸で南星屋という和菓子屋を営む治兵衛。雲平という雇人を雇っていて、娘のお永、孫のお君も手伝っている。鹿蔵という参勤交代についていって諸国を巡っている鹿蔵が情報収集をしてくれて、地方のお菓子を作っている。家事が起こって、鹿蔵に手紙を託された。牛込の弟のところに逃げる。
第2話 毎年3/2は一家揃って蓬摘みに出かける。お雛様の菱餅に使うためだ。菱餅は縁起物なので売れ行きがいい。そのためみんなで朝から晩まで餅を撞き拵える。注文を頼まれていたお崎ちゃんが取りに来ないので、心配してお君が持っていくとお母さんと喧嘩していた。
第3話 お君に菓子屋さんの唐木屋さんから縁談がある。しかしそれは今 -
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徳内がアイヌが幕府でなく、ロシアに支配される方が、より今の暮らしを手放さずに済むのではないか、と思う瞬間があるのですが、当時はそうだったのかもしれないなと、読後、思いました。
ただ、幕府側も飢饉で人々が大変なときでしてから、どうにかして田畑を増やしたいところで…
「尊厳」と「支配」という言葉が、常に浮かんできました。
人は尊厳を奪われたら生きていけない。
アイヌの方々、見分隊の方々、おふでさん、そして徳内…
人に対して敬意をもって接すれば、陥れるようなこともなく、争いもせず、豊かに過ごせるでしょうに。
表紙の徳内とフルウの後ろ姿を見て、
この先のアイヌの方々の行く末を思うと…
読み応え