西條奈加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「 まるまるの毬 」に続くシリーズ第2弾!
南星屋で味わえる日本各地のお菓子が楽しみで早々に手に取りました。
手首を負傷した治兵衛と人探しで行き倒れ南星屋でお世話になることになった雲平。
成り行きでお店を手伝うことになり、お永とお君も加わり4人で相談しながらお菓子を考える様子が微笑ましい。
そんな何気ない日常にすごく幸せを感じました。
雲平が探している失踪した弟分・亥之吉の行方とその理由。
お店の周りをうろつくお武家らしき子ども。
いったい何がどうなっているのか。
登場人物それぞれが歩む人生。
お菓子も人間模様もますます楽しみな展開!
美味しくて人情味あふれる時代小説の世界観にすっかり魅せ -
Posted by ブクログ
ついに「時代小説」から「歴史小説」に。しかも満を持してアイヌと北方開拓。それでも西條さんらしい心温まる登場人物たち。たまたまだけどロシアのウクライナ侵攻が重なり、セリフが深く突き刺さる。「国というものは厄介なもの。内乱も外乱も戦が起きるのは必ず国境だ」「優劣の軛をつけることでしか人は安堵を得られないのか。人の業の深さ」「御上の代が替わるだけで手のひらを返すように言質を翻す」「信じようとしない者には、真実も嘘に化ける」「言葉とは本来、気持ちを伝えるもの。意味が分からずとも発することで互いの感情のありようが分かる」しかしアイヌの人たちからすれば、日本はロシアだよ…。