西條奈加のレビュー一覧

  • 亥子ころころ

    Posted by ブクログ

    「 まるまるの毬 」に続くシリーズ第2弾!
    南星屋で味わえる日本各地のお菓子が楽しみで早々に手に取りました。

    手首を負傷した治兵衛と人探しで行き倒れ南星屋でお世話になることになった雲平。
    成り行きでお店を手伝うことになり、お永とお君も加わり4人で相談しながらお菓子を考える様子が微笑ましい。
    そんな何気ない日常にすごく幸せを感じました。
    雲平が探している失踪した弟分・亥之吉の行方とその理由。
    お店の周りをうろつくお武家らしき子ども。
    いったい何がどうなっているのか。

    登場人物それぞれが歩む人生。
    お菓子も人間模様もますます楽しみな展開!
    美味しくて人情味あふれる時代小説の世界観にすっかり魅せ

    0
    2022年10月18日
  • 千年鬼

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    西條奈加さんの作品は好きでよく読んでいます。
    内容を全く知らないまま何気なく手に取った本でした。
    登場人物が魅力的なことものありますが、展開が読めず先が気になり、あっという間に読みました。
    途中、衝撃的な描写があり少し嫌な気分になったのですが、最後まで読んでみるとそこまでの衝撃が必要だったなっと納得。
    最後は、なんとも表現のしがたい感動がありました。
    内容は重いけれど読みにくさはなく、胸に深く刺さる作品。
    最後を知った上でもう一度読んでみるつもりです。
    私としては、ジャンル分けができない不思議な作品でした。

    0
    2022年10月18日
  • 銀杏手ならい

    Posted by ブクログ

     手習いの師匠である萌先生と、子どもたちとの交流の物語り。子どもたちと誠実に向き合う手習いの師匠たちと、それを受け入れていく子どもたちそれぞれの事情や関係が素晴らしい。この世界に浸っていたいと思わせられる。

    0
    2025年12月07日
  • 亥子ころころ

    Posted by ブクログ

    2冊一気読みしてしまった。
    面白かった、、、!!

    全国津々浦々の和菓子たちと、
    南星屋のみんなが愛おしくなる。
    いつのまにか時代小説やお菓子の話が好きになりました。歳かなあ。

    前作がけっこう胸にくる悲しみのところで終わっていたので、明るい未来が見える終わり方でとてもよかったです。

    次回作もたのしみ〜!!

    0
    2022年09月24日
  • 金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    西條奈加の善人長屋が テレビで放送されましたが

    こっちの方が面白そうです。

    ただゴメスの人選ができないなあ!

    辰次郎 松吉が 島流しならぬ 深い谷送りになって

    芥子畑をさがす。

    谷底でチーズを作って その中に阿片を仕込む アイデアは面白い

    隠密同心も表れ 娯楽色だっぷり!

    楽しいお話しです。

    0
    2022年08月28日
  • 九十九藤

    Posted by ブクログ

    口入れ屋の増子屋を訪れるシーンから、ここで何が起きるんだろうと引き込まれ、この店に来るまでのお藤の来歴に息を呑み、百蔵との再会とその後にときどきし、ほろりとした。
    本当に引き込まれて一気に読めた。
    最高におもしろかった。

    0
    2022年08月12日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫の時代小説!くすぐりとかも江戸っぽくできてて、楽しい。この人の時代ものはやはりいい。外さない。こういうの大事。特に不調の時用に取っておこう。

    0
    2022年08月04日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

    Posted by ブクログ

    西條奈加さん、初読でしたが頭にすっと入ってくる文章で凄く好きになりました。
    猫の物語としては可愛いだけではなく、キリッとした所も有って、主人公のミスジが傀儡師としての矜持を持っていく様が読んでいて心地良かったです。
    百獣の王につながる科としての獰猛さや、しなやかさ、人間や烏との関わり方など、猫は好きだけど飼った事が無い私にはとても新鮮な発見でした。

    0
    2022年07月22日
  • 亥子ころころ

    購入済み

    美味しそうなお菓子とお話

    まるまるの毬の続編。
    美味しいお菓子と優しい登場人物達が絶品。
    少しハラハラするけれど ゆっくりじっくりお茶を飲みながら味わうお話。
    まだまだ 続編が続きそうで 楽しみ楽しみ。

    #ほのぼの #癒やされる

    0
    2024年01月28日
  • 金春屋ゴメス(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    金春屋? 何と読むのか??
    こんぱるや だった。
    喫茶店のコンパルじゃあないですね もちろん

    日本国の中に江戸国?? 何という設定、それぞれにちゃんと意義がありそうな、なさそうな。
    さて 辰次郎は主役を張れるのかどうか?

    0
    2022年07月14日
  • 隠居すごろく

    Posted by ブクログ

     心温まる人情もの。ご隠居さんと、子ども達(幼い子どもたち、純真な子どもたち、反抗的な子どもたち)との交流が素晴らしい。

    0
    2025年12月07日
  • 涅槃の雪

    Posted by ブクログ

    天保の改革
    悪名高い改革によって苦しむ町の人、取り締まる役人、それぞれの立場と感情。
    遠山景元と鳥居耀蔵など、知られた人物のキャラクターが面白かった。

    0
    2022年06月08日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

    Posted by ブクログ

    三毛猫ホームズの、江戸時代版みたいな。
    一人称が猫ちゃんなのがたまらなく良いです。

    私も猫に操られたいし、傀儡になりたい。
    でも、阿次郎さんみたいに勘がよくないから探偵代わりになれないかな。
    続編が出たらうれしい。
    大終盤は思わず泣いてしまった。

    0
    2022年05月18日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

    Posted by ブクログ

    表紙の絵の可愛らしさもあって、頑張る女の子の成長記録かしらと読みはじめましたが、そこは西條奈加、そんな甘酸っぱい物語では終わりませんでした。お末の真っ直ぐな目で見た様を描きながら、一方で人の業の深さ、恐ろしさを浮き彫りにしていきます。

    0
    2022年05月02日
  • 千両かざり―女細工師お凜―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    恋であり恋でなく、仕事に打ち込み、細工に没頭する職人の魂の触れ合いという絆を結んだのかな、と。
    最後に訪れた人との会話に私は涙した。
    読む人によってまた別の場面で泣くのだろう。
    胸に来るポイントが多くて、読み応えがあった。
    お千賀がすごく良い。応援したくなる人物が多かった。

    0
    2022年04月26日
  • 善人長屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     西條奈加さんの人情ものは面白い!

     逆転の視点というか、善人と呼ばれている人々が実は悪党だった。そして、そこへまっとうな善人が入ることで物語がとても面白くなる。

     加助さんのあれは行きすぎだと思うけどね。

     私、個人は『犀の子守歌』が一番好き。切なくて悲しい恋物語だったなぁ。

    0
    2022年04月18日
  • せき越えぬ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    若者達が友人を信じ、家を超えて助け合う物語。この若者達の友情が清々しくて爽快だ。
    小田原藩の軽輩の息子と重臣の息子が剣道場を通じて、身分の垣根無く付き合ってきた。この気持ちが続き、関所の足軽や関所で同様にトラブルとなった同輩達とも親しく付き合うようになる。それを通じて関所の不正を協同で質したことにより、関所の番人に抜擢される。
    以前出会った女性と片想いの恋の行方も有りつつ、親友の大罪への手助けをどこまですべきか悩む主人公。やはり、家よりも友情を取った姿に感銘する。

    0
    2022年04月04日
  • 涅槃の雪

    Posted by ブクログ

    悪夢の水野政権じゃん‥…最悪だな、天保の改革って。
    ラストに救いがあるのが良かった。
    遠山の金さんが俗物ぽくてむしろ好感。

    0
    2022年04月01日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

    Posted by ブクログ

    「オレはミスジ。二歳のオス猫だ。
    人を遣い、人を操り、猫のために働かせる。それが傀儡師だ。
    オレは今日から、この猫町の傀儡師となった。」

    江戸の町で、傀儡師となったミスジが、傀儡に選ばれた阿次郎を遣って猫町の困りごとを解決していくのだが、猫の習性や好みがうまく散りばめられていて、猫が好きな人は、特にたまらないだろう。

    傀儡に選ばれる条件の傀儡四箇条や、ミスジと烏の三日月の因縁もとても面白く、引き込まれて大満足の一冊だった。

    0
    2022年03月20日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

    Posted by ブクログ

    ついに「時代小説」から「歴史小説」に。しかも満を持してアイヌと北方開拓。それでも西條さんらしい心温まる登場人物たち。たまたまだけどロシアのウクライナ侵攻が重なり、セリフが深く突き刺さる。「国というものは厄介なもの。内乱も外乱も戦が起きるのは必ず国境だ」「優劣の軛をつけることでしか人は安堵を得られないのか。人の業の深さ」「御上の代が替わるだけで手のひらを返すように言質を翻す」「信じようとしない者には、真実も嘘に化ける」「言葉とは本来、気持ちを伝えるもの。意味が分からずとも発することで互いの感情のありようが分かる」しかしアイヌの人たちからすれば、日本はロシアだよ…。


    0
    2022年03月02日