九十九藤

九十九藤

作者名 :
通常価格 715円 (650円+税)
紙の本 [参考] 770円 (税込)
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作品内容

江戸の人材派遣業、口入屋・冬屋の女主人となったお藤。「商いは人で決まる」が口癖の祖母に口入稼業を仕込まれ育ったが、実家の不幸が重なり天涯孤独の身に。義母から女衒に売られるも必死に逃げ、江戸で生きてきた。お藤は、払いが悪く悶着の多い武家が相手の商いで傾いた店を救うため、ある勝負に打って出る。取り扱う客を商家に絞り、男の奉公人志願者に徹底した家事指南を行い、大店へ送り込む。前代未聞の大転換は周囲の猛反発を呼んでしまう。そんな折、お藤は女衒から逃げていた時に助けてくれたお武家によく似た男と出会う。男は黒羽の百蔵と呼ばれ、江戸中の武家奉公人の上に立つ恐ろしい人物だった。冬屋の挑戦がようやく成果をあげはじめた頃、その好調ぶりを忌々しく思う人宿組合の顔役たちは百蔵を相談役に据え、冬屋潰しを目論む。お藤たちは真っ向勝負を挑むが――。人は何のために働くのか、仕事の喜びとは何かを問い直す渾身の長編時代小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
384ページ
電子版発売日
2018年11月02日
紙の本の発売
2018年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2021年09月16日



    とても良かったです…。


    登場人物が魅力的すぎて、映像化してもらいたいくらい。特にお藤、お品、百蔵を見てみたいなぁ。

    皆の、仕事への取り組み方、辛い過去があっても生き抜く強さ、成長に励まされ、前向きになります。
    ドキドキが止まらない危うい場面もたくさんあって、ページをめくる手が止まり...続きを読む

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    購入済み

    nn_booklive 2021年08月29日

    祖母に仕込まれた口入屋稼業を江戸で始めることになる藤。もちろんそう簡単にはいかないけれど、その才覚と仲間の助けで切れ抜けていくストーリーに、どんどん引き込まれて応援してしまっていました。
    困難な場面でも、増子屋のお品さんの浮世離れしたところに気持ちが救われるようで、そこもまた読んでいて楽しいポイン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    大好き。江戸の話なのに、仕事の知恵、家族の温かさ、恋のときめきが詰まってる。男顔負けの強気なお藤は気持ちがいい。お藤を支える冬屋の面々も素敵です。素直じゃない島五郎が好きだし、危険人物・黒羽の百蔵も好きになってしまいそう。読んでいくうちに各人物の過去が明らかになっていくのも見逃せない。

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    Posted by ブクログ 2021年04月22日

    好みの話しです。不幸に負けない 自分の才覚で運命を切り開いていく若い女性が主人公
    助けてくれる周りの人たち
    お品という天女のような女主人は 気持ちをわかってくれる親友のよう
    昔助けられた黒羽の百蔵とのロマンス
    最後がハッピーエンドなのもいいですね!
    読み終わって気持ちのいいお話しでした。

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    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    この著者さんの作品は単純なハッピーエンドでない(想い人とは結ばれない)ことが多い印象で、あぁ、これもなんだか容赦なく…と思っていたら、ちょっと救いがある感じで良かったです。

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    Posted by ブクログ 2018年10月18日

    立ち行かない状態の口入屋を、なんとか軌道に乗せようと差配として頑張る「お藤」。
    古くから居る奉公人との確執。
    同業者からの横やり。
    さまざまな困難を乗り越え、新しい形の口入屋として道を切り開いていこうとする、お藤の観察眼・発想の豊かさには舌を巻く。
    西條さんの時代物はやっぱり面白いです♪

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    江戸の口入屋。取り仕切ることになったのはお藤。男社会の江戸でどうやっていくのだろうか。

    成果を見て手助けする人もいれば、彼女の生き方を見て手助けする人もいる。援助してくれる人が多いほどそれは力になる。その行先が楽しみになる。

    登場人物の中ではお兼さんが好きだ。必要ならビシバシ言えるのは素晴らしい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    時代小説。

    主人公お藤は伊勢四日市の生まれ。
    幼くして孤児となり、艱難辛苦の果てに江戸にたどり着いた。
    この地で縁に恵まれ、口入屋の差配として一歩を踏み出す。
    口入屋とはいわば人材斡旋業である。働きたい者と、働き手を必要とする者とをつなぐ仕事だ。
    江戸の口入屋の得意先はほぼ武家と決まっていた。だが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月19日

    江戸の人材派遣業、口入屋。縁あってその女主人と
    なったお藤は、祖母仕込みの人を見る目と持ち前の
    胆力で、傾きかけた店を繁盛させていき…。
    己と仲間を信じて人生を切り開くお藤の波乱万丈の
    半生を描く時代長編。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    女性ながらに口入屋の差配をすることになったお藤。

    武家に中元を送り出すような口入屋の仕事は荒っぽい男相手で、女が務まるような仕事ではないのだ。

    だが、彼女は武家相手ではなく、商家相手の商売を考え、まず仕事を求めてきた人間に仕事を仕込むことから始める。

    だが、それは店のものの反発を招き、また他の...続きを読む

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