西條奈加のレビュー一覧
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ゴメス、やっぱり無敵だw
久々すぎて、ゴメスは女性だったよね?というところに自信がなくなってたけどw
豪快すぎるその姿に言動。なのにお名前が「寿々」というのも愉快。
江戸国という特殊な設定がうまくいかされていて最初から最後まで目がそらせない展開。
ゴメスの部下たちも個性的で好き。
黒幕のあの執念は恐ろしい。
それにもましてタイトルにもなっている「因果の刃」の意味が凄まじい。そんなことを思いつくゴメスって。
作中に「トコジラミ」が登場して、まさか、作者様何か先読みした?!とびっくりしたし。
なんにしても、この続きを、今度はこんなに間があかないうちに読ませてほしい。 -
Posted by ブクログ
すっかりフアンとなった西條奈加さんの作品。
北町奉行所与力が主人公となれば、きったはったの捕物話かと思いきや、「お役所」に勤める不器用で真面目な「中年平社員」の日々が描かれていて、いつの時代も変わらない仕事の上での理不尽さやままならない日常に、共感するからこそ鬱々してしまう感はあった。ただ、登場人物それぞれが自分自身の想いや信念に従って行動していることは伝わってくるので、その矜持は気持ち良く理解でき、救われる思いがした。性格や立場や考え方の違いを善悪で決めつけない著者の姿勢が素晴らしい。
ああ良かったなあと思わせる終わり方もさすが。だからまた、西條奈加さんの作品を読みたくなってしまう。 -
Posted by ブクログ
西條さんの書き振りには不安がありません。読みながら、厳しさ、不安、緊張を強いられる作品が多いものの、優しさや温かさがどんどん増幅して、幸せな読後感を味わえるのを知っているので。時代物の難解な背景、人物の絡みについては、毎作品、冒頭で「説明」とも思えるほど詳細に、ストーリーに練り込まれているので、歴史に疎い私でも楽しめます。心を射抜く人生訓、処世術の数々にも唸らせられます。私にとって、2023ラストの一冊になったので、2024に生きる一節を…。
p382 「状況の良し悪しは重要ではない。前を向く明るさと、容易に潰されね気概さえあれば、たいていの苦難は凌げるものだ。」
徳兵衛同様、吝嗇な私は、続