大川契り―善人長屋―(新潮文庫)
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大川契り―善人長屋―(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

掏摸(すり)に騙(かた)りに美人局(つつもたせ)。住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人・加助が、またしても厄介事を持ち込んだ。そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。若かりし頃、自らの驕(おご)り高ぶった態度が招いた大きな罰のことを――。流れゆく大川が静かに見つめた、縺(もつ)れた家族の行方を丹念に描く人情時代小説。

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善人長屋 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 閻魔の世直し―善人長屋―
    737円 (税込)
    周囲から「善人長屋」と呼ばれる千七長屋。差配も店子も表向きは堅気のお人好し揃いだが、実は裏稼業を営む悪党だらけ。ある日、「閻魔組」と名乗る三人組によって裏社会の頭衆が次々に襲われ、惨殺される事件が発生する。天誅を気取る「閻魔組」の暗躍は、他人事として見過ごせない。長屋を探る同心の目を潜り、裏稼業の技を尽くした探索は奴らの正体を暴けるか。人情溢れる時代小説。
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)
    693円 (税込)
    掏摸(すり)に騙(かた)りに美人局(つつもたせ)。住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人・加助が、またしても厄介事を持ち込んだ。そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。若かりし頃、自らの驕(おご)り高ぶった態度が招いた大きな罰のことを――。流れゆく大川が静かに見つめた、縺(もつ)れた家族の行方を丹念に描く人情時代小説。

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大川契り―善人長屋―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相変わらずの面白さだった。
    ヒロインと文吉が可愛い。
    これは続くのか?
    でも、善人のトラブル持ち込み率がめっちゃ高い。
    そろそろ何とかしたほうがいいかも。

    0
    2022年11月17日

    Posted by ブクログ

    善人長屋シリーズ三作目、このシリーズの中では一番面白かった。
    特に終盤、差配の妻お俊が娘に説く若かりし頃の失敗。
    宇江佐真理さん「髪切り伊佐治」の伊佐治の妻、辰巳芸者だったお文を彷彿させる、お俊のキャラクター作り、江戸っ子はこうじゃなくちゃいけません。

    0
    2021年12月26日

    Posted by ブクログ

    今回は1作目と同様に短編が集まったもの。
    相変わらず加助の親切ごかしとお縫のでしゃばり具合にイラッとするけど、文吉の思いを加助が「お縫ちゃんが好きなのは…」で、なんだそういう判断はできるのかぁとホッとした。
    最後の「大川契り」で文吉がお縫の無事に掛け値なしに喜んだのが可愛い。この二人が自分の思いに気

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    「善人長屋」「閻魔の世直し」と読み進めてきて本作を手に取りました。お縫を取り巻く人々の悲喜交々のエピソードに心惹かれます。特にお縫の父と母の出会いを描く、「エピソード0」的な表題作の一編が一番印象に残りました。江戸の町人たちを描く人情ものをもっと読みたくなりました。

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    「西條奈加」の連作時代小説『大川契り―善人長屋―』を読みました。
    『善人長屋』、『閻魔の世直し―善人長屋―』に続き、「西條奈加」の作品です。

    -----story-------------
    母が明かした秘密。
    大川の端で交わした父との約束。
    そっと寄り添う家族に涙、涙、涙!

    掏摸(すり)に騙(か

    0
    2023年10月16日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。安定の面白さだった。やっぱり短編も良いな。空き時間に1話ずつキリ良く読める。
    今作はお縫ちゃんのお兄さんとお姉さんも登場。儀右衛門さんとお俊さんの馴れ初め話もあり、千鳥屋の家族事情が明らかになる。好きなシリーズなので、続編が出たらいいなあ。

    0
    2023年06月20日

    Posted by ブクログ

    最初は言葉遣いが慣れないな〜と思いながら読んでいたけど、ストーリーが面白くて引き込まれていってむしろハマってしまった。

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

     善人長屋シリーズ3作目。根っからの善人と気のいい悪党たちの物語。今作は短編集ながら、「人の真心が、頑なな人の心を溶かす」というテーマで貫かれているように思う。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    住人が全員悪党の「善人長屋」第三弾。
    ただひとり、裏のない店子の加助。
    真っ直ぐで、厄介が向こう側から飛び込んでくる。
    今回もみなを巻き込み大騒動。

    父・儀右衛門と母・お俊の馴れ初めが書かれた
    「大川契り」。
    このシリーズを読み続けたいと思わせる内容だった。
    最新刊は出るだろうか。
    その知らせを楽

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    加助の過剰な親切心がトラブルに発展するお決まりのパターンが中心ですが、今回はなんと言っても儀右衛門とお俊夫妻の懐の大きさが際立つタイトル作が秀逸でした。
    続編の上梓を首を長くして待とう。

    0
    2021年12月21日

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