西條奈加のレビュー一覧

  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒をテーマにした5人の作家による短編集。
    青山美智子さんの「きのこルクテル」が好き。
    美人のバーテンダーとお酒の飲めない青年の思いをつなぐノンアルコールカクテル。
    彼女の趣味であるきのこ栽培を通して二人の距離が近づいていく。
    心が穏やかになる優しい作品。

    他の4作品も読み応えがあった。

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    2025年04月25日
  • よろずを引くもの

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    ネタバレ

    人生いろいろ。どんな人物も何かを抱えて生きている。
    そうした人の心にするりと入ってしまうお蔦さんは偉大。

    今回は表題作と『孤高の猫』が心に染み入りました。

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    2025年04月24日
  • まるまるの毬

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    お君ちゃん、
    今日のお菓子は何だい?

    頬が落ちて、心も温まる口福な時代小説。
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    西條さんはずっと気になっていた著者のお一人です。
    「心淋し川」も気になっていましたが、
    テーマ的に本作の方が読みやすそうで手に取りました。

    親子三代で営む菓子屋「南星屋」。
    お値段はお手頃で庶民味方だけど、味は天下一品。
    みんなから愛される菓子屋です。

    その南星屋を舞台に起こる様々な出来事。
    短編になっていて、それぞれ

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    2025年04月22日
  • 隠居すごろく

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    最初は面白いのか?と思いながら読んだが、ページが進むにつれ話の展開に引き込まれた。
    幼い孫が隠居の祖父を引っ掻き回し、厳しいだけの人から温和な人に変えていく様子や、周りの人々とのやりとり、次々と起こる事件が面白い。
    最後の章は目頭が熱くなった。

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    2025年04月22日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    川越さんの「熱源」と同じくアイヌのお話。
    江戸時代の幕府も絡んで読ませてくれました。
    徳内とアイヌのみんなとの強い絆が美しく、心地よい感動を与えていただきました❗

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    2025年04月15日
  • バタン島漂流記

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    江戸から尾張に帰る船が漂流し、何とかたどり着いたバタン島で奴隷の様な生活をしながらも帰郷の夢を抱き続けるその執念に感服。

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    2025年04月14日
  • 善人長屋

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    ネタバレ

    感想書くため再読完了。やっぱりいいです。
    長屋の住人が自分を悪党と認識しながら、困っている人を助ける様、知恵や技を駆使する様に、玄人仕事のかっこよさがあって、爽快感があります。源平爺様、カッコ良すぎる。
    魅力あるキャラたちの中で、異色なのが加助さん。いい人すぎて厄介ごとを持ち込んだり、みんなの「仕事」の邪魔をしたりと、ハラハラさせてくれますが、なんか憎めないお茶目なおっさん。
    でも、彼にも後悔を伴う辛い過去があり、そこから逃れようと善行を強行してしまう歪みがあったことに、世の中ってグレーだなと感じます。

    長屋のみんなが悪党ながら、明るく気持ちのいい人たちで、「善人長屋」の二つ名通りに、厄介事

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    2025年04月14日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    西條奈加ていう人は、一種の「豪傑」だ。何しろ、「寛政の改革」を成し遂げた松平定信を「頭の固い、わからず屋の青二才」と断じてしまうのだから。しかし、その青二才のせいで、というか、おかげで、蝦夷地開拓が進んだというのは、歴史というのは面白い。

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    2025年04月12日
  • 姥玉みっつ

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    3人の姥玉と縁あって面倒をみることになったお萩とがともに謎と事件を解決していく
    ちゃきちゃきと江戸っ子らしい語り口の
    3者3様のお婆さまがとても素敵

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    2025年04月08日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    江戸時代の人情物と言ったらいいのかな!素晴らしい話しが6割。当時公事宿という宿があったことを初めて知った各短編とも面白かった。これからも良き作品を著して下さい期待しています。

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    2025年04月03日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    江戸時代、蝦夷に渡りアイヌとの共存を模索した最上徳内の伝記的小説。
    非常に興味深く、また、各々の人柄の伝わってくる丁寧な作品でした。

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    2025年03月30日
  • まるまるの毬

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     知り合いの中学生が受けた高校入試で、この作品の一部が出題されました。

     「おばちゃん、現代文は誰の作品が出ると思う?」
     と尋ねられたので、過去問題集を見ながら、

     「そうねぇ、この人の小説とか、読んでおく?」
     と、したり顔で何人かの作家の名をあげておきました。去年の夏の話です。

    けど、、
     時代小説は、ノーマークでした!

        Yちゃん、ごめんよぉ。。。

     見事、空振りしました。
     フルスイングで空振りして、勢いあまってヘルメットを飛ばした上に、もんどりうって、地面にひざまずいてしまった気持ちです。バッターボックスの土が、ユニフォームの膝を汚します。あ~ぁ、お母さんに叱られる

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    2025年03月23日
  • まるまるの毬

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    上様のご落胤の事実をベースに、様々な季節のお菓子(お下賜)が絡む話が、楽しい。お菓子にまつわる、うんちくが面白いです。

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    2025年03月21日
  • 金春屋ゴメス(新潮文庫nex)

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    西条さんに、はまって
    デビュー作品を読んでなかったので
    読みました。
    歴史のなかで、流行り病は
    繰り返されてきました。
    病気との闘いは、生きている以上
    永遠のテーマ。
    何を守るのか、、、。
    人間の欲。自然との共存。
    色々、考えさせられました。

    今回の推し人物は、十助。
    だけど、辰次郎と、松吉の友情も良かった。

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    2025年03月21日
  • 亥子ころころ

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    このほっこりと心温まる感じがとてもいい。登場人物はみなそれぞれ味があって人間臭くて。こんな和菓子屋が近くにあるといいなぁ。

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    2025年03月20日
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)

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    「善人長屋」「閻魔の世直し」と読み進めてきて本作を手に取りました。お縫を取り巻く人々の悲喜交々のエピソードに心惹かれます。特にお縫の父と母の出会いを描く、「エピソード0」的な表題作の一編が一番印象に残りました。江戸の町人たちを描く人情ものをもっと読みたくなりました。

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    2025年03月20日
  • 閻魔の世直し―善人長屋―

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    シリーズ1作目の面白さに引き込まれた勢いで本作を手に取りました。善人長屋の人々のキャラクターや人間関係がわかっていたので、話の展開を存分に楽しむことができました。本作は、昔よく見た時代劇ドラマの殺陣のシーンのようなスリリングな場面もあり、新たな味わいもありました。私は娘と父、そしてその二人を包み込む器の大きな母という親娘のエピソードがいいなぁと思いました。3作目も楽しみです。

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    2025年03月29日
  • ほろよい読書 おかわり

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    物語を味わい深いものに引き立てている、お酒の存在。色んな気持ちを吐き出すためのお酒。いいものだな…と思った。5人の作家さんのそれぞれの色が感じられて、楽しめました。

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    2025年03月14日
  • ほろよい読書 おかわり

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    色んな作家さんの色んなお酒にまつわる物語が詰まっててもっと読みたいのに〜ってところで終わっちゃってあと一口食べたいのに〜ってゆう感じでもうちょっと食べたいけどお腹いっぱいぱんぱん食べたら美味しかったよりも苦しいが勝ってなんかもったいなくなるから結局腹8分目が1番幸せだと思うんだけどわかってるんだけどお腹いっぱいまでたべる幸せも知ってるから食べちゃうんだよね。でもこの本に関しては腹8分目の美味しさ。前に読んだ1冊よりも大人っぽい話が多かった気がする!

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    2025年03月10日
  • バタン島漂流記

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    江戸時代にバタン島に漂流して、何年もかかって日本に戻ってくる物語。漂流から流れ着いた島での奴隷のような生活、そしてありものの材料で船を作って帰国するまでの船員達の苦悩と希望が伝わってきた。

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    2025年03月08日