西條奈加のレビュー一覧

  • よろずを引くもの

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    お蔦さんの出番が少なくない?と思いながら読んでいたらメインのお話があって良かった
    望くんのお話も好きだよ

    【よろずを引くもの】
    よろずを引く…… なるほど
    【ガッタメラータの腕】
    それぞれの人にそれぞれの思い
    【いもくり銀杏】
    銀杏? 南京じゃないのね
    【山椒母さん】
    山椒のような それでもお母さん
    【孤高の猫】
    みならいたい 猫
    【金の兎】
    思い出の品かぁ
    【幸せの形】
    やっぱり それぞれだよね

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    2025年03月06日
  • ほろよい読書 おかわり

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    好みに合ったり、そうでなかったり。
    アンソロジーは、お酒のおつまみのよう。
    奥田亜希子さんは、初めて知った作家さん。他の作品を読んでみようかなと思った。
    きのこルクテルとタイムスリップ、よかった。タイムスリップは、タイムスリップしてなくて、よかった!

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    2025年03月03日
  • 無暁(むぎょう)の鈴(りん)

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    遠島・流刑という言葉は日本史の授業で習いましたが、実際に流された罪人たちが配流先でどうやって生活していたのかまでは知らなかったのでまずそこに驚き、さらに後半は修験者が即身成仏に至る過程にも驚き…と、驚きの連続でした。ただ、内容が非常に重く…この前読んだ『バタン島漂流記』も相当重かったですが、こちらの方がさらに重かったです。

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    2025年03月02日
  • 善人長屋

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    善人ばかりが住むと言われる長屋に、間違って本物の善人が住むことになり大騒動。差配も住人達も表の稼業と裏の稼業を持つもの達ばかりで、子供達でさえ自分の親の裏稼業に憧れる、という状況。本物の善人が人助けのために動くことで、嫌々ながら住人達も助けに入るサマがコミカルに描かれる。人助けなので人情的な内容が多くホロリとさせられる場面が次々と出てくる。
    妻と子供を火事で失ったはずが、生きて出て来たのに最後の夫婦の別れが悲しい。ハッピーエンドにしなかったのはシリーズ化するためだろうか。4作目まであるようなので、いつか読もうと思う。

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    2025年02月23日
  • 無暁(むぎょう)の鈴(りん)

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    著者の時代小説はやはり独特である。江戸時代後期の武家の庶子が主人公で、その波瀾万丈の一生を描いている。主人公に肩入れして、状況の好転を望む気持ちが出てくるが、まったく想像しない方向に向かっていく驚きがある。当時の仏教界についてよく理解できるが、晩年はシリアスで宗教色も強くなる。かなり重い小説だ。

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    2025年02月16日
  • 牧谿の猿―善人長屋―

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    ー表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋ー
    シリーズの最新刊。

    今回もお節介が過ぎる加助が大活躍。

    P131
    〈日の当たる反対側には必ず影ができる。
    なのに人の一面だけを捉えて騒ぎ立てるのは、
    それが善であれ悪であれ、あまりに浅はかだ〉

    善もあれば悪もある。
    バランスよく成り立っているのが
    善人長屋の住人たち。
    それぞれが働く悪事もなぜだか憎めない。
    加助には厄介な善しかないが、それも愛嬌。

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    2025年02月11日
  • 首取物語

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    記憶をなくした二人が背負った過去の悲惨さが苦しくてたまらなかった。
    二人はこれからどんな旅をするのだろうか。

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    2025年02月08日
  • ほろよい読書 おかわり

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    「ほろよい」というくらいだから
    もっとフワフワした優しいストーリーかと
    油断していたら、思いの外面白かった。

    青山先生の話は安定の読みやすさとほっこりさ。
    それでいて飽きさせない伏線回収。
    1話目に持ってこられたから、その後のストーリーが似たようなものだと思い込み、いい意味で裏切られた。

    牡蠣の話も、途中から「え!?そっちか!」とドキドキしたし、一穂ミチさんは刺激的でさらにドキドキした。

    タイムスリップはもう少し深いところまで描いてほしいなと物足りなさは感じたが、最後の締めくくりとしては後味がよかった。

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    2025年02月07日
  • 牧谿の猿―善人長屋―

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    西條奈加氏は色々読んだがやっぱりこの善人長屋シリーズが一番面白い

    いやいやそれは都合良すぎるだろう って感じの他愛もない話ばかりなんだがそれがとても心地良い

    今回は盗っ人白狐の話と絵解き顛末
    トラブルメーカーの加助のキャラがとても良い 好きだなぁ

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    2025年02月03日
  • 曲亭の家

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    あれ?また馬琴?と思った。先日読んだ「焼け野の雉」にも登場していた。

    面白いというか、お路が素晴らしい。
    個性豊かな曲亭の家族の中で苦労だったり辛抱だったり・・・読後感も良かった。

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    2025年02月03日
  • 六花落々

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    下総古河藩の小松尚七は日頃から「何故なに尚七」と揶揄されるほど、あまたのものに興味をもつ下級武士だったが、あるきっかけで後の鷹見泉石に出会い、藩主の御学問相手に抜擢される。
    この藩主は、『雪華図説』を執筆した土井利位(としつら)であり、尚七、鷹見泉石の三人でこの美しい雪の結晶の本を完成させたのであった。
    他の方のレビューで知ったが、地元では利位は今も「雪の殿様」と言われ、学校の校章が雪の結晶の形だったりするそうだ。(茨城県なのに)

    著者は鷹見泉石の伝記を書こうとしたが、資料がありすぎるため、下級武士の小松尚七を主人公にし、比較的自由に創作したそうだ。
    鷹見泉石といえば、渡辺崋山の「鷹見泉石像

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    2025年02月01日
  • とりどりみどり

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    ネタバレ

    西條さんのお話に出てくる子供が素直で何とも可愛らしくて好き。

    この話もほのぼのと終わるかと思いきや、ラストの展開にハラハラして、家族愛にぐっときて、父親の打ち明け話で綺麗に収まった。

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    2025年01月25日
  • 心淋し川

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    3.8。

    心淋し川
    閨仏
    はじめましょ
    冬虫夏草
    明けぬ里
    灰の男
    の6編からなる連作短編小説。

    初めての時代小説だったけれど、抵抗なく入り込めた。江戸時代の庶民の暮らしを想像しながらまた一つ世界が広かった感じ。

    直木賞受賞作というだけあってどれもよいはなしだったが、私的には閨仏と明けぬ里がおもしろかった。

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    2025年01月24日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    大きな歴史や偉人の陰にはこういう無名の誠実な人が居る。年月を越えて史実を掘り起こして歴史を再認識させてくれる作家さんには心から感謝します。ポロトコタンにもう一回行ってみたい。

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    2025年01月18日
  • よろずを引くもの

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    お蔦さんシリーズの4冊目。3冊目から5年ほど間隔が空きましたが、お蔦さんはキャラが強いのですぐに作品世界に戻れました。今作でお蔦さんの嗜好と自分の嗜好が同じだったものがある。甘栗は好きだけどモンブランはダメ。わかる。

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    2025年01月09日
  • ほろよい読書 おかわり

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    甘いカクテルの様な恋愛話から、復讐心を燃やしたお酒の話やら一気に重たいお酒に絡む話と熱燗に詳しくなるかもしれない居酒屋の話まで酔っていないけど色々満喫できました。

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    2025年01月06日
  • バタン島漂流記

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    寛文8年(1668)、江戸から母港となる尾張に向けて航海中の颯天丸(はやてまる)は、母港に到着寸前に突然の嵐に見舞われて難破、そして漂流することになる。
    乗組員は全員で15名、絶望の淵から三つの島を見つけ、なんとかその内の一つに上陸する。
    そこには先住民が暮らしていて、上陸早々に諍いを起こしてしまう。
    武器を持っていない颯天丸の乗組員たちは、住民たちの下男として働く道しか術はなく、極限状態に近い暮らしを強いられる。

    主人公の平水夫である和久郎は、いっとき船大工を目指して修行していたのだが挫折し、颯天丸で働く幼馴染の門平を頼って水夫となった。
    そんな時に嵐に遭遇し、漂流することになってしまった

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    2025年01月03日
  • 首取物語

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    握り飯をかっぱらう悪ガキと
    首だけなのに喋って食べるおっさん
    変な2人組はなぜだか共に旅をする
    この国から先の国へそしてまた先へ
    この旅が彼らにもたらすものは何だろう

    私も自分に尋ねる、こんな時どう思う?と

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    2024年12月31日
  • 曲亭の家

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    現代でも知られている「南総里見八犬伝」と、その作者・曲亭(滝沢)馬琴。
    その滝沢家に嫁いだ路の、苦労と忍耐と努力の物語。

    ぼんやりとしか知らないながらも有名な八犬伝の裏側と、完結までにこんなにも貢献した人がいたことにとても感動した。
    お路さん、すごいよ…。

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    2024年12月30日
  • 首取物語

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    いろいろな国のエピソードが僅かな伏線を感じさせながら続きます。章ごとが短いこともあり、章ごとが簡潔に描かれた軽さ、薄さも感じました。とは言え、終盤、憎悪が絡んだままの結末を迎えなかったのには安堵しました(が、「振り出しに戻る」?)。
    西條作品の穏やかで温かい読後感が大好きでよく読みます。本作のような気をてらった素材を扱った作品もいくつかありますが、「普通の」町民の「普通」の暮らしの人間くささを扱った作品の方が好きかな。

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    2024年12月28日