西條奈加のレビュー一覧

  • 九十九藤

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    この著者さんの作品は単純なハッピーエンドでない(想い人とは結ばれない)ことが多い印象で、あぁ、これもなんだか容赦なく…と思っていたら、ちょっと救いがある感じで良かったです。

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    2019年01月23日
  • 睦月童

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    ネタバレ

    央介が頼もしくてかっこいい。
    イオは央介にあえて、本当によかったなぁって思う。
    カナデさますら、心を開いてくれていないっていうのを、
    彼女は知ってて、央介の前で泣いたんだなぁと思うと、切なくて。
    小出の十二年間も、つらかっただろうなぁ。
    ナギのお産の状況も、きっと央介が見たものと大差ないんだろうなっておもうと。
    そういうのがぎゅぎゅっとつまった、一冊。
    好き。

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    2018年08月01日
  • ごんたくれ

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    池大雅、円山応挙、伊藤若冲などなど。
    その周辺の人物や物語を、虚実織り交ぜ最後までドキドキさせてくれる。

    絵師と絵画を中心に置きながらも、浮かんでくるのは人・人・人。
    「人が好きで好きでたまらんのや」
    人くさい絵を、みんな描くために、もがいてもがいて、絵筆を握っていたんだろーなぁ。
    そんな向合う姿を感じました。

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    2018年06月28日
  • 睦月童

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    ある東北の村から不良息子である央介を救うために、日本橋の酒問屋に招かれた女の子イオと央介の物語。
    連作短編。ひとつひとつの話も読み応えがあるし、
    1冊の本としても読み応えがあり、余韻も深い。
    イオの幸せを願わずにはいられない。

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    2018年04月19日
  • 三途の川で落しもの

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    タイトルの感じでは正直惹かれなかったのですが、読み始めたら、2鬼や江戸時代人の連れ2名とのやり取りに大いに笑わされ、血みどろ描写もありながら軽やかでした。しかし小学生ってこんなに知識豊富なのかな。

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    2018年03月26日
  • ごんたくれ

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    京都に住む画家。筝白と胡雪、ごんたくれの二人は絵図ではなく絵を描こうとする。二人の人生が交わるたびに彼らの絵が変わる。彼らの心意気にだんだん引き込まれていく。
    応挙や若冲が出てくるので実在の人かと思ったが、創作の人だった。読みながら彼らの描いた絵が目の前に浮かんでくる。美しい絵、恐ろしい絵、静かな絵、迫ってくる絵、楽しい絵。ふと 若冲の絵がテレビを賑わしていたのを思い出した。

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    2018年02月23日
  • ごんたくれ

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    裕福な商家に生まれたが火事で一文無しになり、奉公に出された米屋を出奔、旅の砂絵師に師事して絵師となった、豊蔵・深山筝白。
    武士の家に生まれるが家族との軋轢を抱え、家督を弟に譲って円山応挙の弟子となった、彦太郎・吉村胡雪。

    片や、“変人”“狂人”と罵られ、片や尊大で身持ちが悪いと評判の『ごんたくれ』
    会えば憎まれ口、皮肉の応酬で、喧嘩ばかり。
    しかし、相手の絵には大きな魅力を感じるのを認めざるを得ない。
    悔しいがうっかり褒めてしまう。
    読んでいくうちに、だんだんと二人が可愛らしく感じられてきた。

    絵を描くことに限らず、芸術は孤独な作業であり、憎しみと区別のつかないほどのライバル心があってこそ

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    2018年02月21日
  • いつもが消えた日

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    このシリーズ初めて読みましたが、面白かった!
    読み終わったとき、シリーズ化されていて
    嬉しいと思いました。
    お料理好きな中2の男の子と粋なおばあさんの
    お話。美味しそうなお料理も楽しい!

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    2017年11月15日
  • いつもが消えた日

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    中学3年生の滝本望とその祖母、滝本津多代(通称お蔦さん)の二人が主人公で日常の事件を解決していく「無花果の実のなるころに」の続編。
    ところが今回は日常の事件ではなかった。望の中学の1年生、金森有斗の家族が大量の血糊を残して突然失踪したことから始まる殺人事件を想起させる事件に巻き込まれる。
    何が起こったのか?お蔦さんの推理と行動が、警察をも引っ張り、次から次へと明らかになる謎を解き明かし、悲しい過去の事実と怖ろしい現実をも、最後は幸せになるように解決するところがほっとさせてくれる。
    今回も色々な神楽坂町内会の人達の他、お蔦さんの顔の広さを伺える色々な人が登場し、わくわくさせてくれる。

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    2017年06月05日
  • 三途の川で落しもの

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    叶人はなぜ三途の川までやって来たのか?三途の川の渡し守を手伝いながら色々な事を見聞きしていく。未来に繋がる最後のシーンが嬉しい。

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    2017年01月12日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    素直で無邪気で可愛かった頃の自分(笑)はいったいどこへ???
    「初心忘るべからず」という言葉を改めて心に刻みました。

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    2016年12月16日
  • いつもが消えた日

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    フーッ 読むのを中断できず 最後まで行ってしまった。出かける用が無くてホントに良かった。
    有斗も望も良く踏ん張ったと思う。折々に聴けるお蔦さんの言葉が私の心に染み込んでくる。身近にいたら鬱陶しいかもしれないけどネ‥‥ふふ

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    2016年09月14日
  • いつもが消えた日

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    1冊目は人物と舞台の紹介で、ここからが本番だ!と言わんばかりに面白かった。発生する事件も何が起こったのか容易には想像できないものですし、さらにその背景には重層的にいろいろな要素が隠れている。また、なくなってしまった日常を賢明につなぎ止めようとする行動と気持ち。何より事件の中心である有斗の一生懸命さと寸素直さには、たくさん救われた感じがします。

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    2016年09月06日
  • 涅槃の雪

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    苦手な享保の改革、寛政の改革、天保の改革もちょっとわかった。遠山金四郎は、杉良太郎よりも、高橋英樹よりも、松方弘樹よりも中村梅之助がぴったりだと納得!赤ら顔の丸顔でおおらか。

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    2016年05月22日
  • 烏金

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    西條奈加さんの、上野池之端 鱗や繁盛期が、人の心がかよっていて面白かったので、烏金を読んでみた、烏金とは、大体内容は想像がついたが、最後のお吟と浅吉の関係は予想外でした。近々作者の本をもう一冊読んでみようと思う。

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    2014年11月02日
  • 烏金

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    ひさびさにきたー。ほわっとした。「本は人生のおやつです」さんが書いた帯どおり。『良い話に涙したい方へ』

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    2012年03月04日
  • 烏金

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    江戸時代版「ナニワ金融道」みたい
    借金基礎知識がつきながら、ちょっぴり人情謎解きみたいな。
    江戸の人って本当に、こんな”その日暮”だったのかぁ、たくましすぎる。

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    2010年02月06日
  • 秋葉原先留交番ゆうれい付き

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    ネタバレ

    あらすじを読んで興味を持ったのと、「心淋し川」が良作だったのが同著者の本作を読んだ理由。

    幽霊含め、主要人物が明るいテンポで進めていくのが救いであり良いところ。権田が悪い方のステレオタイプのオタクではなく、存外良識ある。というか普通に友達とか同僚にいると頼もしいタイプ。ビジュアル化されたり異性目線で見たりするとやはり印象変わるのだろうか。

    結果、読んで満足のいく内容だった。足だけが見えるのはそれ以外が生きているから説を推していたのだが、そこまでご都合展開ではなかったか。

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    2026年03月22日
  • 隠居おてだま

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    めでたしの先/三つの縁談/商売気質/櫛の行方/のっぺらぼう/隠居おてだま

    堅物のご隠居が子供たちや近くの大人たちと付き合いながら少しは丸くなったかと思いきや……
    まだまだ四角いお人で、、、

    それでも少しずつ少しずつ
    尖った角が減っている感じはある
    あんまり丸くなっても面白くないので
    適度にとんがって適度に丸いと良いのかなぁ

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    2026年03月14日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    何度も幕府に裏切られ、それでもアイヌのために蝦夷へ戻った徳内。
    心を折られていた時に立ち直らせてくれた妻のおふでさんの大らかさ、夫を信じる気持ちに自分の小ささを反省…
    壮大なスケールの物語、またゆっくりと再読したい。

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    2026年03月12日