西條奈加のレビュー一覧

  • 四色の藍

    Posted by ブクログ

    各々の仇討ちが微妙に縺れ合うお話。
    最後のどんでん返し、ちょっと不意打ちだった。
    昨日の敵が今日の味方に、また逆もあり。おくめ婆さん哀れ...
    ハッピーエンドではないものの、それなりの落ち着き処に落ち着くのは江戸庶民の日常だったのかも知れない。

    0
    2024年01月20日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

    Posted by ブクログ

    江戸の料理屋に奉公に来た少女、お末が主人公。ミステリー仕立ての人情もので、読みやすかった。ほっこりというよりは切ない話だけど、読後感は良い。

    0
    2024年01月19日
  • まるまるの毬

    Posted by ブクログ

    江戸の菓子屋、南星屋は店主があちこちで食べた経験から毎日のように違う菓子が食べられる、庶民的な店。店主の治兵衛、出戻り娘のお永、孫のお君の三人で切り盛りする。ある藩の門外不出の菓子を売っていたと疑われる件、武士の子が弟子入りしたいと願う件などの連作短編集。

    とても良かった。義理と人情という言葉で簡単には片付けられない人の思いと絶妙なストーリー展開。菓子の話がスムーズに添付され、様々な和菓子が食べたくなる。

    0
    2024年01月19日
  • 隠居すごろく

    Posted by ブクログ

    江戸人情物はいいですね。西條さんの作品を初めて読みましたが、バランスが取れていて読みやすいです。違う作品も読んでみようと思います。

    0
    2024年01月18日
  • まるまるの毬

    Posted by ブクログ

    江戸で親子3代の菓子屋を営む家族のほんのり優しい物語。お菓子好きにはタイムスリップして行ってみたくなるお店。

    0
    2024年01月16日
  • 涅槃の雪

    Posted by ブクログ

    北町奉行所の与力高安門佑は、新任の北町奉行、遠山景元の片腕として働いている。
    ある事件をきっかけにして、元遊女のお卯乃を屋敷に引き取る。
    時は、老中水野忠邦の天保の改革の真っ最中。改革の嵐のなか、門佑は数々の事件に立ち向かう。

    0
    2024年01月11日
  • まるまるの毬

    Posted by ブクログ

    お菓子や南星屋の治兵衛、お永、お君を中心に描かれる時代小説。家柄が身分や結婚などさまざまなことに大きく影響する時代に暖かい家族を中心に繰り広げられる人間模様。お君の可愛さ、治兵衛の人の良さ、孫との関係にホロリとする。

    0
    2023年12月28日
  • 曲亭の家

    Posted by ブクログ

    置かれた場所で精一杯の花を咲かせていく。選択の自由が限られている時代ならではの生き方なのだろうか。全体的に暗い出来事が続いていき、我儘で我の強い人たちに振り回される展開の中で、描かれているお路の性格と実際の生き方にやや違和感があり、最後まで馴染めなかったのだが、それは現代の目で読んでしまっているからなのかもしれない。

    0
    2023年12月25日
  • 睦月童

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸の人情物。と思いきや、和製ファンタジー要素もあって、あっという間に読んでしまいました。それだけに、しっかり終わってほしかったな。最初の方のエピソードが、愛し合う男女のエピソードが多かったのに、女性は若く美しくないと意味がないという価値観の人が多いというような話しで終わってしまったのも残念に感じた。

    0
    2023年12月24日
  • 金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

     金春屋ゴメスの2作目。時代劇のようでありながら、近未来に建国された江戸国の物語。登場人物の魅力、長崎奉行ゴメスの傍若無人に、今回は武芸をたしなむ妙齢の美女や、いじらしい子どもが加わる。

    0
    2025年12月07日
  • 金春屋ゴメス 因果の刀(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    金春屋ゴメスシリーズ、3作目。

    前2作を読んだのがちょうど10年前。続編をずーっと待ち焦がれていただけに、今回新作が出て嬉しさ爆発したのだけれど、さすがに覚えてなさ過ぎて、一から読み直した。で、これは、間違いなく前2作を読み直してから読んだほうが良い。事件の背景や、人間関係もがっつり前作からの続きなので、うろ覚えのまま読むのは勿体ないかな。全く読めないわけじゃないけど。
    とりあえず、このシリーズはまず設定が大優勝。近未来日本の中に鎖国体制の江戸国を新たに置くという設定が上手く機能している。黒幕の正体が意外に小物で拍子抜けしちゃったけど、ゴメスのキャラが相変わらず爆発してて良い。豪快なんだけど

    0
    2023年11月22日
  • 金春屋ゴメス 因果の刀(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わった感想「続いてほしい!」だった。もう続かないだろうと勝手に思っていたゴメスシリーズにまさかの続編。
    最初は前のシリーズのことを思い出しながら読んでたけど、最後は面白くて夢中で読んでしまった。
    それにしてもゴメスの化け物度がハンパない。
    頭も良くて怪力とか化け物すぎるやん。
    パワハラされてる手下の人たちも可愛そうなんだけど、あんまり悲壮感ないのが救いか。
    直接的な暴力はあるけど、精神攻撃が少ないからなんだろうな。
    しかし、江戸が火事で丸坊主になってしやったけど、どうやって復興するんだろうか。マリアの会社から復興資金ぶんどれたりするんだろうか。

    0
    2023年11月15日
  • 善人長屋

    Posted by ブクログ

    金春屋ゴメス以来の西條奈加 さん。
    市井の人情モノ。
    秋の夜長に 渋いお茶と ちょっと甘いものを
    嗜みながら 一章ずつ 惜しみながら読みたい一冊

    ゛悪党゛たちが 繰り広げる゛善行゛の物語
    一編一編のストーリーに破綻が全くないのは
    ストーリーテラーとしての筆者の腕の見せ所

    心ささぶられ
    心ほっこりさせられます

    0
    2023年11月01日
  • 秋葉原先留交番ゆうれい付き

    Posted by ブクログ

    途中までは、「この軽さでずっといくのかなぁ」と挫折しかけましたが、足子さんの死の真相に関わるあたりから、一気に引き込まれました。足子さんは成仏していないようなので、続を期待。西條さんは、時代小説も本書も、ただの人情モノで済まない作品の書き手ですね。

    0
    2023年10月29日
  • 亥子ころころ

    Posted by ブクログ

    南星屋の主人がケガで…。色々な事があるけど、温かい家族の絆とお菓子で癒されました。前作よりほっこり。

    0
    2023年10月27日
  • 涅槃の雪

    Posted by ブクログ

    天保の改革を推し進める老中・水野忠邦、その手先となる南町奉行・鳥居耀蔵、対立する庶民派の北町奉行・遠山の金さん、遠山配下の与力・主人公の高安門佑、そして元遊女のお卯乃。鳥居耀蔵の違った一面が見られた。最後はハッピーエンド。面白かった。

    0
    2023年10月26日
  • 金春屋ゴメス 因果の刀(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ゴメス劇場仕舞いました。ゆっくりのんびり(途中風邪に見舞われるって事)登場人物も名前だけで思い出せないが、得意分野でそうだねという感じで、辰次郎に松吉が中心人物ですが、あっ十三もラストに江戸に現れたよ。松吉が奈美を、辰次郎が朱緒を好きでのドタバタなんだけど、事件が起きて解決する柱なんだよね、江戸の街の再生もあるし 前2作の事件も含んで物語にしているのが上手ですね。江戸なんだけど時代劇にはなっていない。読み終えて沁みるもないし、ワクワク感ないし、うーんやっぱりゴメスの癖が凄いって事

    0
    2023年10月23日
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「西條奈加」の連作時代小説『大川契り―善人長屋―』を読みました。
    『善人長屋』、『閻魔の世直し―善人長屋―』に続き、「西條奈加」の作品です。

    -----story-------------
    母が明かした秘密。
    大川の端で交わした父との約束。
    そっと寄り添う家族に涙、涙、涙!

    掏摸(すり)に騙(かた)りに美人局(つつもたせ)。
    住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人「加助」が、またしても厄介事を持ち込んだ。
    そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。
    長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。
    若かりし頃、自らの驕(おご)り高ぶった態度が招いた大き

    0
    2023年10月16日
  • 隠居すごろく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しわい屋で短気な主が、隠居後に変わっていくお話。
    すっごく面白くて、登場人物皆が生き生きと描かれて面白かった❗読みながら、このわちゃわちゃした感じ大好きだわーって感じた……から、最後のさらりと描かれてた部分が凄く辛く悲しかった。正直、読後感しんどかった。
    隠居後の話だからあってもおかしくはないけど、個人的でワガママな感想としては描いて欲しくなかったので星四個(泣)

    0
    2023年10月10日
  • とりどりみどり

    Posted by ブクログ

    最後の方にクライマックスが怒涛でやってきて、膝ポンで得心しました。
    鵜之兄と鷺之介の猫と鰹節の会話が本当に温かくて、最後まで読んだ後、もう一回読み直してしまった!
    表題の『とりどりみどり』の意味も成程!
    「みどり」は「三鳥」で瀬己、日和、喜路の個性強烈な三姉妹のことかなとか、鳶、鵜、鷺に飛鷹屋とか、鳥に纏わる名前が楽しい。
    螺鈿の櫛の細工の話、古いものと着物好きにはもっと詳しく〜と深掘りして欲しいとこでした!
    シリーズ化して、鷺ちゃんの成長を追って欲しいです。
    お姉様方の恋のお話しとか!

    0
    2023年10月03日