西條奈加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「西條奈加」の連作時代小説『大川契り―善人長屋―』を読みました。
『善人長屋』、『閻魔の世直し―善人長屋―』に続き、「西條奈加」の作品です。
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母が明かした秘密。
大川の端で交わした父との約束。
そっと寄り添う家族に涙、涙、涙!
掏摸(すり)に騙(かた)りに美人局(つつもたせ)。
住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人「加助」が、またしても厄介事を持ち込んだ。
そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。
長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。
若かりし頃、自らの驕(おご)り高ぶった態度が招いた大き -
Posted by ブクログ
「西條奈加」の連作時代小説『善人長屋』を読みました。
「柴田錬三郎」の作品に続き、時代小説です。
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善人ひとりに、凄腕の悪党たちが大わらわ!
痛快! 人情滴る本格時代小説。
善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前職人の「加助」が住み始めた。
実は長屋の住人は、裏稼業を持つ“悪党”たち。
差配の「儀右衛門」は盗品を捌く窩主買(けいずか)い。
髪結い床の「半造」は情報屋(ねたもと)。
「唐吉」、「文吉」兄弟は美人局(つつもたせ)。
根っからの善人で人助けが生き甲斐の「加助」が面倒を持ち込むたびに、悪党たちは裏稼業の凄腕を活かし、し -
Posted by ブクログ
表紙の絵が、物語をいい感じに表している!
こんな雰囲気の9つの連作短編。
「善人長屋」と呼ばれている長屋に住むのは
実は裏稼業を営んでいる連中ばかり。
裏の顔を隠すため
表ではなるべく模範的に生きているわけ。
ところが、手違いでそこに
本物の善人・加助が住み着いてしまい
困った人を連れてきては
「ここなら助けてくれる」とやるもんだから…。
差配(大家)は盗品転売を生業とする儀右衛門。
その娘のお縫ちゃんは、家業も長屋も嫌。
けれど、もめごとをおさめるために力を貸す
美人局の兄弟や詐欺師の夫婦など
店子たちの姿を見ているうちに
だんだん意識が変わっていくのです。
持ち込まれるもめごとと解決