西條奈加のレビュー一覧
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ネタバレ目次
・泥つき大根
・弥生鳶
・兎にも角にも
・子供質
・雁金貸し
・侘梅
・鴛鴦の櫛
・大川契り
裏稼業を持つ悪党ばかりが住む善人長屋のはなし、これにて幕なんだなと思った。
理由は後に回すとして。
善人長屋に住む唯一の善人・加助が連れて来て世話をしている怪我人が実は悪党で、長屋で空き巣を行い逃げた。
これには加助もショックを受け、長屋を去る決意をしたのだが、加助の知らないところで加助から人の情けを教わり救われた人もいるという、ちょっといい話。(兎にも角にも)
卯年の御隠居さんの話は、まるで今年のための話のようでほっこり。
痛みというものを知らずに生まれてきた子ども。
人の痛みを知らずに -
Posted by ブクログ
ネタバレ巷では善人ばかりが住む『善人長屋』と呼ばれる千七長屋の住人は、表の顔とは別に裏稼業を生業にしている者ばかり。
善人でいるのは、お上に目をつけられないためだ。
だが、唯一本物の善人である加助が、行方知れずになった父親を探して路頭に迷った6人の子供たちを保護したことから、血なまぐさい事件に巻き込まれていくことになる。
千七長屋の差配である儀右衛門のように、極力罪のない庶民に迷惑が掛からないように裏組織を牛耳っている親分たちが次々と惨殺される事件が起こる。
『江戸の悪党どもは、すべて閻魔組が始末する。首を洗って待っていろ』と言う投げ文に、儀右衛門たちは、この事件の裏を探る。
悪人はもちろん悪い。