西條奈加のレビュー一覧

  • 金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    日本であって日本ではない江戸国。
    阿片をめぐっての陰謀をゴメスが読み解く。頭も腕も桁違いのゴメスが後ろにいる安心感。子分たちのゴメスへの信頼が気持ちいいし、個性ある子分たちも魅力的だった。

    0
    2022年12月21日
  • 亥子ころころ

    Posted by ブクログ

    前作がおもしろくて引き続き。

    雲平が登場することにより、南星屋の模様に変化が。
    その変わりようがうまく描写されており非常におもしろい。

    欲を言えば親子三代の日常のやり取りをもっと見たかった
    ようにも思うが、、、
    まあこれはこれで良し。

    最新作ももうすぐ出るらしい。
    そちらもぜひ読んでみたい。

    0
    2022年12月06日
  • 御師弥五郎 お伊勢参り道中記

    Posted by ブクログ

    お伊勢詣り盛んだったことは知っていましたが、こんな職業?があったとは知りませんでした。しかも全国にいて布教活動をしていたとか、驚きでした。
    それぞれの登場人物の心模様というか動機が切なく、一方的にいい者、悪者にならず、奈加さんらしいなと思いました。

    0
    2022年12月04日
  • 千年鬼

    Posted by ブクログ

    結末には色んな感想があるだろうけれども、個人的にはよかった。繋がる先にある、いつかの未来を夢見てる。

    0
    2022年12月02日
  • 四色の藍

    Posted by ブクログ

    時代小説に慣れていないので、読み始めは抵抗のある文体でしたが、内容にだんだん引き込まれ途中からどんどん進みました。
    どの登場人物の人柄もとてもいきいきと描かれているところにも引き込まれました。

    0
    2022年11月30日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

    Posted by ブクログ

    学生時代、歴史が大嫌いでした。人の名前も年号も、全然頭に入りませんでした。松前藩が津軽海峡の上と下、どっちにあるのか知らなかったし。
    もっと向き合って勉強すればよかった。全ての人が平らに生きるために知っておくべき出来事が、歴史の中にはたくさんあるのですね。

    0
    2022年11月27日
  • みやこさわぎ

    Posted by ブクログ

    神楽坂みたいな情緒のある街で、粋で人情ある大人やお年寄りと過ごすことができたら、子供達もこんな風に真っ直ぐ育つ気がする。
    大人も子供も一緒にご近所付き合いしながらちょっとした問題を解決する様子はやもすればお節介とも受け止められるかもしれませんが、こういう社会が消えないで欲しいな。

    0
    2022年11月20日
  • 秋葉原先留交番ゆうれい付き

    Posted by ブクログ

    奈加さんのこういう感じの作品、もっと読みたいんですよね。コメディタッチの軽い感じかと思えば、しっかり社会問題など大事なことを絡めてて、入りやすい。だから、ゴメスの続きをお願いします!!

    0
    2022年11月05日
  • 無暁(むぎょう)の鈴(りん)

    Posted by ブクログ

     裏表紙のあらすじからは、破戒僧のピカレスクロマンのようにも見えるが、ピカレスクロマンではなく、単純な仏教小説でもない。
    主人公が、社会の不条理に翻弄され、社会の不条理と向き合い、せめて人々の心の救済を求めていく物語。あえていえば、江戸時代の仏教をテーマにした「罪と罰」か?ちょっと違うけど。

    0
    2025年12月07日
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     善人長屋シリーズ3作目。根っからの善人と気のいい悪党たちの物語。今作は短編集ながら、「人の真心が、頑なな人の心を溶かす」というテーマで貫かれているように思う。

    0
    2025年12月07日
  • 閻魔の世直し―善人長屋―

    Posted by ブクログ

     前作を読み終えて、「今度は長編を読みたい」と思っていたら、二作目は長編でした。前作からの積み重ねで、また魅力的だけど怪しげな登場人物が増えたりして、面白く読めました。事件は凄惨だし、辛い内容だけど、長屋の面々の心の豊かさに救われる。

    0
    2025年12月07日
  • 善人長屋

    Posted by ブクログ

     気のいい悪党たちが、根っからの善人に振り回されながら,持ち込まれた面倒ごとを解決していく、人情味あふれるドタバタ喜劇。加助が「なぜ根っからの善人になったのか」も最後に明かされる。
     連作短編なので、読みやすいが、途中で少し飽きがくる。シリーズものなので、次は長編を期待する。

    0
    2025年12月07日
  • 烏金

    Posted by ブクログ

     金貸しの「因業ババア」お吟の家に入り込み、様々な創意工夫で、借主の生活を立て直し、貸主も儲かる。浅吉の創意工夫も面白いし、登場人物たちの人情の機微が素晴らしい。

    0
    2025年12月07日
  • 銀杏手ならい

    Posted by ブクログ

    子供たちと共に成長する手習い所の萌先生。
    親や先生が教えたいことと、子供自身が学びたいことが、同じとは限らない。
    一人一人と向き合い、寄り添い、周囲の人達と助け合って導いていく。
    理想の教育が描かれている。
    是非シリーズ化して欲しい作品。

    0
    2022年10月21日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

    Posted by ブクログ

    3.8。一日で一気読みしたのは久しぶりだった。エンタメ的には地味かもしれないが確かな面白さ。アイヌ系の参考文献の少なさと新しさが話の中のアレやコレやに反映されちゃってるようでやや気にはなるが、あくまで最上徳内がメインで彼から見た範疇で、という解釈だからかなとも思え。ともあれ満足。

    0
    2022年10月10日
  • 無暁(むぎょう)の鈴(りん)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公無暁の波瀾万丈の人生。激しい浮き沈みの中で、彼の心の中には、現実に反発する一方、人生への諦めを感じる。
    厳しい人生の中、弱い者への温かい視線を感じる。
    退廃した宗教に失望しつつ、もう一度、自分の身を削って信仰に身を捧げる求道者の姿を見た。
    江戸時代の八丈島の暮らしや、出羽国の山伏や即身是仏といったなかなか知ることのできない史実も、とても興味深いものだった。

    0
    2022年09月24日
  • 善人長屋

    Posted by ブクログ

    悪党が住む善人長屋に、超お人好しの本物の善人が住んだことから厄介事の嵐!
    一つ一つのエピソードは短くて読みやすい。
    それに悪党と言っても悪人じゃないのがいい。
    それぞれの事情があり、長屋全体で助け合って暮らしてるのが優しい気持ちになる。
    本物の善人、加助さんのお話もまた苦渋も入った納得の結末だった。

    0
    2022年09月23日
  • 九十九藤

    Posted by ブクログ

    江戸時代の口入屋(人材斡旋業)が舞台

    宿屋のお嬢様だった藤は祖母、母を立て続けに亡くしたことで一転
    出会いと繋がりによって、傾きかけた口入屋の差配となる

    新規開拓への策略と妨害を主筋に、女性が戦う職業小説

    ヒロインと言うほど若くもなければ、なよやかな女性でもない、鉄火肌なバツイチ藤が小気味良いです

    0
    2022年09月22日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

    Posted by ブクログ

    読み始めはアイヌの言葉が難しくて中々頭に入ってこなかったが途中からグッと引き込まれた。

    言葉も通じず字を持たないアイヌの人々がいかに虐げられ、奴隷のように労働を強いられたか…
    それでも誇りを失わず極寒の蝦夷で生きる様
    そしてそのアイヌ達を愛し、守る為に尽くした男
    百姓から武士にまでなった「最上徳内」は凄い!

    チタタプ、ニシパ、オハウ、カムイetc…知ったアイヌ語もありました(ゴールデンカムイより)笑笑

    もうちょっとアイヌ勉強しようかな_φ(・_・

    0
    2022年09月19日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

    Posted by ブクログ

    奉公に出た少女・お末と奉公先の若旦那が、傾いた料理茶屋を再建する話と思ったら、とんでもないミステリーで、予想外の展開、結末でした。時代小説、料理モノと言えば、シリーズ化されそうですが、一巻で完結です。

    0
    2022年09月16日