西條奈加のレビュー一覧
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幽霊となって目覚めた主人公と凸凹コンビの警察官の繰り広げる、秋葉原ドタバタ事件簿な一冊でした。
主人公はある日山の中で目覚めた、何故か足しかない女性の幽霊。その山の近くの交番に勤めていたイケメンだけどポンコツのお巡りさんは、足だけになった幽霊が見えているらしく、謹慎処分で秋葉原に異動になった彼と一緒に幽霊の彼女も秋葉原に行くことに。辿り着いたのは秋葉原先留交番。ほとんど駐在所のようなそこで、トドのような身体に鋭い洞察力を備えた先輩警官とポンコツだけれど幽霊の見えるイケメン警官、足だけでしゃべることのできない幽霊の二人と一体は、主人公の事件について追いかけていくことに。日々起こる秋葉原なら -
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ネタバレ寛文8年、徳川幕府が開かれて65年、家綱の時代。船大工から船乗りに転職した和久郎は、同じ村の幼馴染の門平たちと尾張の新しい船、颯天丸で江戸から帰る途中、嵐に飲まれた。1ヶ月後、漂着したのはバタン島。15人の乗員は島で下人とされ、こき使われた。大きな船を持つという言葉につられ、隣村に逃げるが、結局は下人とされてしまう。船があったのはかなり昔の事だった。そして、ある日頭がいなくなった。そして楫取の巳左衞門も。その島には年寄りはいなかった。絶望的な中で、しかし、言葉をなんとなく理解してきた門平が村長に船作りを願い出る。船大工見習いをしていた和久郎がいるからこその脱出作戦の始まりだった。
史実に基づく -
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漂流して潮のかげんでフィリピン北部のバタン島に着いてしまうことが度々あったようです。こちらは江戸時代の初期1668年に漂流した15人の水夫たちの史実に基づいたフィクションです。15人中、2人は殺害され、1人は事故死、1人は島に残り、11人が無事日本へと帰還します。
原住民が酷すぎる。積荷を強奪して船を壊して奴隷にするとか。働きの悪い年寄り2人は殺害するし、島で働く分には労働力としてある程度自由もあったようですけど口伝だけで文字を持たない文明レベルの原住民に家畜のように扱われるとか・・・
原住民を信用させて舟を作って日本に戻っるとかこれが史実であったところが感動します。
現地妻を娶って1人島に -
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「金春屋ゴメス」の3冊目。
って、前の巻を読んだのは2009年5月(15年前!)で、今は「芥子の花」に変わっているタイトルも「異人村阿片奇譚」という版だった。今ごろ続きが出ようとは…。
なので、どういった話かをすっかり忘れていて、“人が月に住む近未来の日本で、関東と東北の間に人工的に江戸時代を再現した「江戸」という国が存在”という設定にそんな話だったかと驚き、自分の以前のレビューを見て、そうだったんだと思った次第。
登場人物も話の流れも前2作を受け、鬼赤痢や阿片などの事件にも触れられるが、覚えていなくても問題はなかった。
お話はその阿片流出事件について日本から査察団が入ってきたところからス -
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ネタバレ直木賞作家 西條加奈作品
1668年 徳川4代家綱の頃 江戸幕府は鎖国の時代
尾張から材木を積んで江戸へ向け出港した船が、江戸で荷を下ろし
今度は尾張藩への植木などを積んで帰還するはずが、悪天候にあい外洋へと流され
フィリピン バタン島へ漂着した。その史実をもとに 書かれた作品
主人公 和久郎は船大工になろうとしたが その道をあきらめ、幼馴染の門平の乗る尾州廻船で水夫になる。
情があり知恵もある「船頭」志郎兵衛のもと
個性豊かで諍いもあるが、仕事には手を抜かない海の男たち15人
江戸からの帰り 悪天候にあい 様々な困難を乗り越えながら漂着したのは
見たこともない肌の色をした ことばもわか