西條奈加のレビュー一覧

  • 金春屋ゴメス(新潮文庫nex)

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    江戸時代の話だと思って読み始めたが、現代の話で日本の中に江戸時代の暮らしをする国がある話しだった。
    うまい具合に現代と江戸国が重なり合っている。
    ただ、登場人物が多い上に改名した人の2人分の名前も出てきて誰が誰だか途中あやふやになった(^_^;)
    まぁ一件落着でした。

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    2025年06月28日
  • みやこさわぎ

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    シリーズ第3弾

    今回は7編からなる短編集だったからか、事件性が薄いものでなっていた
    お蔦さんに周りの人が相談して解決って、頼りすぎなんじゃないだろうか

    相談に来る人々に振る舞う料理の数々に、滝本家の家計はどうなっているのかと、余計な心配をしてしまう

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    2025年06月22日
  • いつもが消えた日

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    シリーズ第2弾
    第1弾でも、ほのぼのとした神楽坂人情物語だと思ってたら、なかなかの事件性のある展開ばかりと思っていたが、今回は事件性がさらにスケールアップ

    後輩の有斗が望の家から帰ってみると、家族はいなくなり、家の中には血痕が。。

    明かされた事件の真相も、皆が良い人になってしまい、スッキリしない
    家族が失踪しまった有斗を世話するお蔦さんと望。
    料理の数々も美味しそうだけど、食べ盛りが増えたお蔦さんの懐事情も気になる

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    2025年06月13日
  • 無花果の実のなるころに

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    中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂で起こるミステリー短編集

    軽い感じかと思いきや、起こる事件は振込詐欺や傷害など、なかなか事件性が高い
    登場人物も他の話に絡んできたりと、人間関係もなかなか

    もう少し軽く流して読めるシリーズでもいいかな
    望が中学生とは思えないの料理の腕前もどうか
    美味しそうではあるが、ちょっと出来すぎな気も

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    2025年06月08日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    訴訟は現代も江戸時代でも大変
    公事宿というのもこの話で初めて知った
    狸穴屋が関わりうまく事を納めることもあれば、納まったようで今後が気になる事案も…
    『身代わり』の弥栄志郎を自分で育てたいと思う親心もわかるが、養子になった側からすると納得いくはずがないよなぁ
    『初瀬屋の客』からのニ作、過去の恨みを晴らせてよかったが終わり方は思ったよりあっさり。もう少し読みたかった

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    2025年06月08日
  • 亥子ころころ

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    菓子の店・南星屋の店主、治兵衛と娘のお永、孫のお君が行き倒れの雲平を助けたことから繰り広げられるストーリー。
    お菓子の描写がどれも美味しそう。
    シリーズものと知らずにこちらを先に読んでしまったので「まるまるの毬」も読んでみたい。

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    2025年05月31日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    出羽の百姓の子で、父親に背を押されて江戸に上った徳内は、算学の師の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。
    異なる文化を持ち、厳しい環境の中で逞しく生きるアイヌと出会う。
    様々な困難にぶつかりながらも北に向かう、徳内の蝦夷の自然とアイヌへの敬愛に感じ入る。

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    2025年05月25日
  • 首取物語

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    ネタバレ

    西條先生の作品をこれまでも読ませて頂いてますが、この作品はこれまで読んだお江戸のお話とは違って、御伽話のようなところが新鮮でした。
    首だけの元武士のような男オビトと、12、3歳くらいの悪ガキのトサという一風変わったコンビが、旅の道中でこれまた不思議な国に迷い込んで、奇妙な体験をします。過去を忘れてしまった2人が、いがみ合いながらもお互いに気を許し始めると、この話の来し方行く末が気になってきて、物語に引き込まれていきました。
    そして旅の目的地に近づくと、その忘れてしまっていた過去に、壮絶な出来事があったことを思い出し、一気にクライマックスに突入します。
    人の想い、人の善悪、その業の深さにより2人

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    2025年05月22日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    公事宿の手代の絵乃を主人公とする江戸の人情短編集。
    公事宿と言うものがわからなくて調べたら、江戸初期からある訴訟の関係者が泊まる宿で、弁護士みたいな役割も兼ねていたらしい。
    あらゆる係争事を扱いながら、当事者に寄り添う狸穴屋の人々の気持ちが描かれていた。

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    2025年05月21日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    なんか前作より内容が薄くなってきたような。西條さんらしからぬ…。「法とは権力を持つ者が定め、下々には理不尽も多々ある」

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    2025年05月19日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    ネタバレ

    西條奈加さんの最新刊。「狸穴屋」に見覚えがあると思ったら,「わかれ縁」の続編だった。
    「祭りぎらい」
    笛師の金次が婿入した親方から追い出されて,娘とも離縁させようとしているという話。金次は人柄もよく笛
    師としての腕も確かということで,一体何が原因だったのか。
    「三見の三義人」
    播磨の国の村から申し立てにやってきて狸穴屋に逗留している三人組。隣村との100年にもわたる揉め事二有利に決着をつけたいというのだが。
    「身代わり」
    評定所留役の朝生南堂が養子の突然周堂を縁切りしたことで周堂が公事を起こそうとしている。そんなことになれば朝生家の面目は丸つぶれでお役御免にもなりかねない。何故南道は豹変したの

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    2025年05月17日
  • よろずを引くもの

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    ネタバレ

    202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしてい

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    2025年05月16日
  • みやこさわぎ

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    ネタバレ

    202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしてい

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    2025年05月16日
  • いつもが消えた日

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    ネタバレ

    202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしてい

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    2025年05月16日
  • 無花果の実のなるころに

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    ネタバレ

    202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしてい

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    2025年05月16日
  • 無暁(むぎょう)の鈴(りん)

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    武家の妾腹の子として産まれた行之助は父の正妻や兄弟から疎まれ西菅寺に入れられるが、寺でも物覚えの良さを疎まれ、また尊敬の念を持っていた住職が実は集落からお金を搾り取り、また不義を働いていたことを知り出奔する。
    名前を無曉と変え江戸に向かった行之助はやくざの世話になるとこになったが、抗争に巻き込まれ人殺しの咎で八丈島に流される。数十年の時を経て赦免された行之助は厳しい修行に耐え、最終的には即身仏になろうとする。波瀾万丈の男の一生を描く長編小説。

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    2025年05月14日
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

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    軍平はちょうど、よく熟れた胡桃のようだ。外側は無闇に硬く不格好で、しかしひとたび割れば、滋養のたっぷり詰まった甘い実が顔を出す。そのやさしさ故に、長いこと苦しんできたのだろう。
    (P.263)

     純粋な狂気は、躊躇いがない分残酷で、お末はその異様さに、恐さをとおり越して痛々しさすら感じた。しかし八十朗だけは、その狂気を平然と受け止めていた。
    (P.304)

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    2025年04月19日
  • 千年鬼

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    鬼とは何なのかー。
    人はなぜ鬼という存在を作り出したのだろう。


    鬼の目的が謎な感じで始まった物語が、小鬼と民の出会いに繋がっていく。切ない物語。
    「忘れの呪文」が印象に残る。人は、生きていくのが耐えられぬどの辛い目に遭うと、忘れの呪文を使えるらしい。だから、また、前を向いて、生きていける。自分自身を守れる能力。素晴らしいなぁ。

    人に生まれ変わる穴付近で出会った、しわしわのじさまの言葉。
    「長ければ長いほど、辛い思いが増えるだけだ。楽よりも耐えることの方がよほど多い。それでもな、この歳にならないと、わからないこともある。ことに人の幸不幸はな」

    私にも人の幸不幸がわかる時がくるだろうか。

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    2025年04月18日
  • 姥玉みっつ

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    主人公は同じ長屋に住む幼馴染の3人の婆さん。仲が良いのやら、悪いのやら。お互い文句を言い、腐しながら、いつも一緒に居る。三人は長屋の横の空地で、倒れた女と声が出せない少女を見つける。しかし女は亡くなり、三婆は不思議な少女を育てることに、、と言う話。少女の秘密をメインストーリーに、その周りに長屋の住人たちの人情噺をまとわせて、ある意味、王道の時代小説ですね。
    なにか心に残ると言った話では無いですが、手練れの時代小説作家さんらしい、どこか小気味よく、十分に楽しめるお話でした。

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    2025年04月11日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    【収録作品】祭りぎらい/三見の三義人/身代わり/夏椿/初瀬屋の客/証しの騙し絵

    『わかれ縁』続編。この感じだとさらに続きそう。前作でダメ亭主と無事離縁した絵乃が、公事宿の手代として働く様子が描かれる。

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    2025年04月09日