西條奈加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西條さんの中では珍しいのかな?現代のお話。
中学生の望と祖母のお蔦さんが出くわすちょっとしたミステリー。
お蔦さんの粋な感じも望の中学生なのに達観して気が利く感じも読んでいて爽快です。
お蔦さんが子供だからって望に気を利かせすぎないのがいい。
あとまるまるの毬などを読んでも思うのですが、料理が美味しそうで気になる。
時代物を読んできて、だったのでなんだか物足りなさはありましたが、それでもストーリーが頭に入ってきやすく、すらすら読めた一冊です。
舞台の神楽坂っぽさはあまりわからなかったのですが(神楽坂も数回しか行ったことないし…)、下町?感はあって、そういうとこに住んでみたいなと思ったり -
Posted by ブクログ
面と向かえば罵詈雑言を浴びせ合うくせに、互いの作品を通して誰よりも多くを語り合える。
ふたりの絵師の、対極にいるようでいて、心の奥底の本質で響き合う様が、愛おしい。
巻末の解説で、絵師を題材にした傑作時代小説が奇跡的に同時期に刊行された、とあった。
そんな事は知らなかったが、『若冲』面白かった。
本作も、面白かった。
ので、そこに挙げられていた3冊目も早速「読みたい」本に登録。
虚実とり混ぜて、さまざまな絵師の姿を、さまざまな作品から読むうちに、脳内でジオラマのように世界が立体的に立ち上がってくるような感覚が楽しめる。現在に残る作品で、その世界と現実に繋がる感覚感覚も楽しめる。
面白いな