西條奈加のレビュー一覧
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ネタバレ西條先生の作品をこれまでも読ませて頂いてますが、この作品はこれまで読んだお江戸のお話とは違って、御伽話のようなところが新鮮でした。
首だけの元武士のような男オビトと、12、3歳くらいの悪ガキのトサという一風変わったコンビが、旅の道中でこれまた不思議な国に迷い込んで、奇妙な体験をします。過去を忘れてしまった2人が、いがみ合いながらもお互いに気を許し始めると、この話の来し方行く末が気になってきて、物語に引き込まれていきました。
そして旅の目的地に近づくと、その忘れてしまっていた過去に、壮絶な出来事があったことを思い出し、一気にクライマックスに突入します。
人の想い、人の善悪、その業の深さにより2人に巻き起こった試練は、やはり人の想いの強さで克服されますね。
そうして勝ち取った行く末は、彼らに安息をもたらすかはわからないけど、前向きに進む姿に、これもまたよし、と思います。
完璧なハッピーエンドとはいかないけど、ポジティブを感じられてよかったです。 -
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ネタバレ西條奈加さんの最新刊。「狸穴屋」に見覚えがあると思ったら,「わかれ縁」の続編だった。
「祭りぎらい」
笛師の金次が婿入した親方から追い出されて,娘とも離縁させようとしているという話。金次は人柄もよく笛
師としての腕も確かということで,一体何が原因だったのか。
「三見の三義人」
播磨の国の村から申し立てにやってきて狸穴屋に逗留している三人組。隣村との100年にもわたる揉め事二有利に決着をつけたいというのだが。
「身代わり」
評定所留役の朝生南堂が養子の突然周堂を縁切りしたことで周堂が公事を起こそうとしている。そんなことになれば朝生家の面目は丸つぶれでお役御免にもなりかねない。何故南道は豹変したのか。
「夏椿」
古道具を扱う鶴勢屋の先代の女房,越が離縁したいと狸穴屋にやってくる。先代が卒中で倒れて世話に疲れたというだけではなさそう。
「初瀬屋の客」
狸穴屋の女将の古い知り合いの初瀬屋という旅籠のお笠が女将に急ぎの相談があるとやってくる。旅籠の客に何やら懸念がある様子。
「証の騙し絵」
前の話の続き。お笠の懸念は別れた亭主が何やら事件に関わっているらしいということだった。別れた亭主の日賀蔵は腕の良い公事師だったが何者かに密告されて公事の免許を取り上げられ,所払いになっていたのだった。 -
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ネタバレ202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。
お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ
1)無花果の実のなるころに
2)いつもが消えた日
3)みやこさわぎ
4)よろずを引くもの -
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ネタバレ202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。
お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ
1)無花果の実のなるころに
2)いつもが消えた日
3)みやこさわぎ
4)よろずを引くもの -
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ネタバレ202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。
お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ
1)無花果の実のなるころに
2)いつもが消えた日
3)みやこさわぎ
4)よろずを引くもの -
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ネタバレ202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。
お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ
1)無花果の実のなるころに
2)いつもが消えた日
3)みやこさわぎ
4)よろずを引くもの -
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鬼とは何なのかー。
人はなぜ鬼という存在を作り出したのだろう。
鬼の目的が謎な感じで始まった物語が、小鬼と民の出会いに繋がっていく。切ない物語。
「忘れの呪文」が印象に残る。人は、生きていくのが耐えられぬどの辛い目に遭うと、忘れの呪文を使えるらしい。だから、また、前を向いて、生きていける。自分自身を守れる能力。素晴らしいなぁ。
人に生まれ変わる穴付近で出会った、しわしわのじさまの言葉。
「長ければ長いほど、辛い思いが増えるだけだ。楽よりも耐えることの方がよほど多い。それでもな、この歳にならないと、わからないこともある。ことに人の幸不幸はな」
私にも人の幸不幸がわかる時がくるだろうか。
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ネタバレ6人の作家によるアンソロジー。
料理ではなく料理を作る人をテーマに
したところが面白かったです。
ファンタジー映画のような深緑野分さんの
「メインディッシュを悪魔に」は個人的に
内容も面白く、サタンが高く評価した料理?
にあぁ~たしかになんて思いました。
秋永真琴さんの「冷蔵庫で待ってる」では
なんかそれってどうなんて思いつつも
最後にある人からの誘いを断る理由が
カッコよかった。織守きょうやさんの
「対岸の恋」は想定していた好きな人が
えぇ~そっちなん!て思いつつその好意を
抱く人たちのやり場のない思いや自分なりの
処理の仕方が極端で共感は出来なかったけど
なんか悪くない方向にいけそうな感じの
終わりだったので読み終わりは悪くなかった。
越谷オサムさんの「夏のキッチン」は
単純なお腹が空いた少年の初料理って
話ではなく不思議といい話がいい塩梅で
よかった。まぁ最後の作品に出てきたからか
無性にカレーが食べたくなった。 -
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ネタバレ心淋し川
ちほ
十九。針仕事をしている。
きん
母。針仕事をしている。
昭三じいさん
風邪がもとでひと月ほど寝込み、そのまま枕が上がることなく静かに逝った。
荻蔵
父。『柿の湯』で釜炊きをしている。
てい
姉。鮨売りをしていた男と一緒になって、浅草で所帯をもった。
清太
ていの息子。
茂十
差配。穏やかで愛想がいい五十半ばの男。
手代
志野屋の職人。
元吉
茅町の『丸仁』の上絵師。
閨仏
りき
六兵衛長屋に住む。六兵衛の妾。
大隈六兵衛
六兵衛長屋で四人の妾を囲う。
おぶん
六兵衛の三人目の妾。
おこよ
六兵衛の四人目の妾。
つや
六兵衛の二人目の妾。
楡爺
六兵衛長屋の裏手にある物置小屋に住む惚けた老爺。
茂十
郷介
仏師。
はじめましょ
与吾蔵
四文屋を受け継いだ。
稲次
心町に飯屋『四文屋』を開いた先代。与吾蔵の兄弟子。
楡爺
おるい
『今木』という、与吾蔵が半年ほどいた料理屋で仲居をしていた。
茂十
ゆか
冬虫夏草
お吉
富士之助
お吉の息子。
津賀七
越中富山の薬売り。
寿兵衛
吉の夫。薬種問屋『高鶴屋』の三代目。
江季
富士之助が嫁にと望んだ娘。油問屋『山崎屋』の次女。
茂十
明けぬ里
よう
元根津遊郭の売女。葛葉。
桐八
瓦笥職人。ようの亭主。
明里
遊郭一の美貌と謳われていた。
おふな
明里の傍らにいた中年女。
『出雲屋』の隠居
七十に届くほどの年寄り。
茂十
槇之介
明里を落籍かせた札差の供をしていた。
灰の男
茂十
久米茂左衛門。
楡爺
およう
大隈屋六兵衛
ゆか坊
会田錦介
萩
錦介の妻。
地虫の次郎吉
かつて江戸を騒がせた野盗の頭。
修之進
茂十の息子。
佳枝
茂十の妻。
峯田穂吉
修之進と仲が良い。
斉助
与力
稲次
おりき
おこよ
おぶん
おつや
おりょう
おちほ