西條奈加のレビュー一覧

  • ほろよい読書 おかわり

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    ネタバレ

    『ホンサイホンペー』

    「新しい言葉は新しい武器ですから、どんなものでの覚えると嬉しいです」

    主人公の祖母(ベトナム人)のセリフです。

    外国人が異国に暮らすときは、その土地の言葉を多く習得することが大きな武器になるのと同じで、母国で母国語を話す現地人にとっても新しい言葉を得るのは、自分を的確に表現するのに必要なことだと思いました。

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    2025年04月03日
  • 千年鬼

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    おとぎ話のような話しかと思ったが、ダーク寄りな内容だった。
    ヒトの心に悪意があると「鬼の芽」が出来ていて、それを小鬼達が集めていく。集めた先に何があるのかと読んで行くと、千年前の小鬼と少女の悲しい物語があった。死んだ少女を復活させるための鬼の芽集め。行き着いた先も悲惨な内容。微かに見える光明の先も、到達する先は千年とは、、?

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    2025年04月03日
  • まるまるの毬

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    全国の名産のお菓子の中から日に3品だけ作って売り切れ御免という、本当に存在したなら画期的であったであろうユニークなお菓子屋が舞台の物語。
    それぞれのお菓子にまつわる人情話や、豪快でユニークな弟など読みどころがたくさんありますが、将軍の落胤という仕掛けは必要だったかな?
    ちょっと話が大きくなり過ぎて、小さなお菓子屋には合わないと思いました。

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    2025年03月31日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    主人公に感情移入出来ないのが多かったなぁ。
    料理を粗末に扱うのがあったのもちょっと受け付けなかったかも。

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    2025年03月30日
  • ほろよい読書 おかわり

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    それぞれそれなりに良かったです。話しもしっかりしてて楽しめました。
    たぶん記憶に維持できるのは、西條奈加さんのタイムスリップはゆうれい居酒屋のパクリか!?と思ったけど、その裏かかれました。勝手に自分で思っただけですが。
    朱野帰子さんのオイスターの話しが、男女の駆け引きっぽい話しと朱野さんらしいベンチャーやスタートアップや大手企業の仕事感を織り交ぜながらで面白かったです。

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    2025年03月29日
  • 首取物語

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    善や悪というのは、時代や立場等によって変わるもの。何が善で何が悪なのかは結局はその人次第……とても考えさせられる1冊ですね。
    ストーリーとしては分かりやすく読みやすいから余計に考えてしまうけど、でもどう考えてもみんな納得の正解なんてない。難しいですね。

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    2025年03月28日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ネタバレ

    6人の作家によるアンソロジー。
    料理ではなく料理を作る人をテーマに
    したところが面白かったです。
    ファンタジー映画のような深緑野分さんの
    「メインディッシュを悪魔に」は個人的に
    内容も面白く、サタンが高く評価した料理?
    にあぁ~たしかになんて思いました。
    秋永真琴さんの「冷蔵庫で待ってる」では
    なんかそれってどうなんて思いつつも
    最後にある人からの誘いを断る理由が
    カッコよかった。織守きょうやさんの
    「対岸の恋」は想定していた好きな人が
    えぇ~そっちなん!て思いつつその好意を
    抱く人たちのやり場のない思いや自分なりの
    処理の仕方が極端で共感は出来なかったけど
    なんか悪くない方向にいけそうな感じ

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    2025年03月26日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    料理に関連する物語。それぞれ味があって面白かった。ちょっと怖くてゾクッとするもの、ほのぼのした感じだがちょっと悲しいもの、料理は味付けで関連する人間模様がメイン。

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    2025年03月26日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    新聞連載小説だったからか、緻密な描写はあまりなく、あっさりした表現で話がどんどん進んでいく。そのせいか旅の過酷さがそれほど伝わってこない。
    徳内の誠実な性格でアイヌの皆と交流していく過程が今作で一番心に残った部分だ。

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    2025年03月21日
  • ほろよい読書 おかわり

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    1番最初のカクテルのお話が内容的には好きだった。
    牡蠣を食べたくなったし、日本酒も好きになれたらいいなー。

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    2025年03月21日
  • 心淋し川

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    ネタバレ

    心淋し川
    ちほ
    十九。針仕事をしている。

    きん
    母。針仕事をしている。

    昭三じいさん
    風邪がもとでひと月ほど寝込み、そのまま枕が上がることなく静かに逝った。

    荻蔵
    父。『柿の湯』で釜炊きをしている。

    てい
    姉。鮨売りをしていた男と一緒になって、浅草で所帯をもった。

    清太
    ていの息子。

    茂十
    差配。穏やかで愛想がいい五十半ばの男。

    手代
    志野屋の職人。

    元吉
    茅町の『丸仁』の上絵師。


    閨仏
    りき
    六兵衛長屋に住む。六兵衛の妾。

    大隈六兵衛
    六兵衛長屋で四人の妾を囲う。

    おぶん
    六兵衛の三人目の妾。

    おこよ
    六兵衛の四人目の妾。

    つや
    六兵衛の二人目の妾。

    楡爺
    六兵

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    2025年03月20日
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

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    離婚調停のスペシャリストたちが営む公事宿「狸穴屋」。
    自らも亭主に三行半を突きつけた絵乃が立ち向かう、
    次なる難題は…?江戸人情物語。

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    2025年04月19日
  • ほろよい読書 おかわり

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    Audibleで聴了。「きのこルクテル」「オイスターウォーズ」「タイムスリップ」が好きだった。一穂ミチさんは初めて読んだ作家さんだったが、この流れからのその流れかぁぁと2度びっくりした。西條奈加さんの本は他も読んでみたい。

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    2025年03月05日
  • ほろよい読書 おかわり

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    とあるテーマでのアンソロジー、好みとしては「2.5/5」といったところ。
    新しい作家さんの作品に触れられるのはありがたいのですよね、こういう出会いもまた、楽しからずや。

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    2025年03月03日
  • まるまるの毬

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    江戸の街中で評判の菓子店南星屋。菓子職人で店主の治兵衛とその娘の母娘が店を切り盛りしながら仲睦まじく生きる姿を描いたホームドラマ風時代小説。
    出生に隠された秘密を持つ治兵衛と登場人物たちの関係に見える人情の機微に触れながら物語は進んでゆく。親子三代が三人三様に世の波風(それも結構な難儀) に揉まれながらも明るく生きる背景に家族の絆が強く感じられ、その大切さを思う。
    人の世の幸せは互いの配慮が築く良き人間関係にありと再確認できる心潤う作品。

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    2025年02月27日
  • 猫の傀儡(くぐつ)

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    ネタバレ

    猫好きなので思わず手に取ってみました。

    ちょっと思ってたのと違いました。猫ってほとんど寝てるイメージだったので、歩き回るのが想像できなくて。

    それから西條さんにしてはテンポが悪かったような気がいたしました。

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    2025年02月27日
  • 牧谿の猿―善人長屋―

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    相変わらずの加助さん、相変わらずの善人長屋
    最早小悪党の集まりではなく、正真正銘の人助け集団になりつつある
    お縫ちゃんの縁談も良いところに納まると良いね
    4作目ともなると長屋の一員になったようなそんな気持ちで読んでしまった
    加助さんの持ち込む厄介事オムニバスにしてしまうと長屋外の登場人物も増えてちょっと話がバタバタし過ぎる気もするので、次はまた長屋のメンバー中心のお話に戻してほしいな〜なんて思ったり
    何にせよ続きがまた楽しみです

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    2025年02月24日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ネタバレ

    【収録作品】
    西條奈加「向日葵の少女」(〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズ) 
    千早茜「白い食卓」 
    深緑野分「メインディッシュを悪魔に」 
    秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」 
    織守きょうや「対岸の恋」 
    越谷オサム「夏のキッチン」

    料理のつくり手をテーマにした短編集。
    「向日葵の少女」絵につけられた傷にこめられた思い。いい話風にまとまったが、離婚した父親に対してこれで納得でいいのかと思う。
    「白い食卓」昭和脳の傲岸不遜な男の態度がいちいち不愉快なので、ラストは痛快。つくり手の女性がいい。
    「メインディッシュを…」サタンに料理をつくるはめになった女性料理人。そのきっかけを作ったサタンの眷属が天使に

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    2025年02月22日
  • 牧谿の猿―善人長屋―

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    善人長屋シリーズ初めて読みましたが、ほのぼのとしておもしろかったです。

    「白狐」の題名の方がしっくりくるかもでした。

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    2025年02月20日
  • 亥子ころころ

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    コーヒーではなく、緑茶を飲みながら読みたい本。
    前作に続くシリーズとは知らずに借りましたが、治兵衛の出生の謎は気になるものの、本作からでも楽しめます。
    物語に激しい展開ではないですが、少しずつ色々変わっていく感じ。
    丁寧な和菓子の描写に癒され、店を営む家族が互いに思いやっている様子が温かい、ホッとするような時代小説です。

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    2025年02月19日