若竹七海のレビュー一覧

  • 古書店アゼリアの死体

    Posted by ブクログ

    作中にも登場する『見つめる家』のエピグラフの変奏曲ともいうべきオチに思わず唸る。解説で池上冬樹さんも書いておられるが、物語の枝葉の部分、細かい部分が面白い。たとえば、満知子社長がいたときには目立たなかったオフィスのインテリアが、満知子がいなくなるとその存在を高らかに主張してくる場面(276)や古川恒子を見て五木原が貝殻を背負わぬやどかりを思い浮かべる場面(356)が殊のほか印象に残っている。

    0
    2018年10月26日
  • 錆びた滑車

    購入済み

    本当に面白い、そして悲しい。

    ユーモアやセンス、怒濤の展開。本当に裏切らない。葉村晶と出逢ってから自分も歳を重ねたなと感じる。また近いうちに会えますように。

    0
    2018年08月13日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾。軽妙でユーモラスで、ちょっとブラックなミステリ短編集。有能なのになぜか不幸な御子柴くんの活躍が楽しいです。そして各地の銘菓が登場するのもいろいろ美味しそうで、気になりました。
    お気に入りは「御子柴くんの災難」。のっけからこれはあまりに酷い! 次々お手柄を上げていくのに褒めてもらえず、しかもこの扱い! 葉村晶ばりの災難には絶句するしかありませんでした。でもなぜか笑えちゃうんだよなあ……。まあ、さすがに主役だからここでは死なないだろうし(笑)。
    「火の国から来た男」も面白かった。それぞれの事件が意外な点から繋がっていくのが実に見事。そして笑いの要素もありながら、ラストのぞくりとさせ

    0
    2018年04月15日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     実は、本作はシリーズ第2作に当たるのだが、先に読んでしまった。御子柴くんとは、葉村晶シリーズに登場したキャラクターらしい。思い出せないのだが、彼は葉村晶と同じく、トラブルを吸い寄せてしまう体質なのであった。

     御子柴くんに簡単に触れておく。東京出身だが長野県警に入る。ところが、警視庁に出向になり、長野県警との捜査上の橋渡し、要するに雑用を押し付けられていた。そんな中、警視庁の竹花とは相棒として親しくしていたのだが…。

     最初の「御子柴君の災難」から、事態は急転。なぜか御子柴くんが次々と事件を解決してしまう、いかにも若竹作品っぽいドタバタ展開に苦笑していると、最後の最後に、おいおいおいおい

    0
    2018年01月23日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

    Posted by ブクログ

    「プレゼント」にも出てきた刑事コンビですが、再読しなくては…。
    すっごい面白かったです。

    それにしても地元ががんがん出てきてなんか変な感じ。笑。

    0
    2018年01月03日
  • 暗い越流

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉村晶ものが2編も入ってる!と小躍りした短編集。
    南治彦が出てくる2編もなかなか好きな雰囲気。
    連作短編集で読んでみたいな~。

    0
    2025年05月28日
  • 静かな炎天

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    し…四十肩…。
    将来への不安も見え隠れしつつ、落ち着いて?暮らせているようで何より。
    今回はコメディ要素多めでしたね~。

    0
    2025年05月28日
  • さよならの手口

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み出したら止まらなくて、一気に読み切ってしまいましたよ。
    前作からそんなに時間が経っていたとは…内側も外側も。
    相変わらず葉村さんは痛そうなことになってるし、周囲の人々も移り変わっていたりして…。
    続編、出るといいなぁ!

    0
    2025年05月28日
  • 古書店アゼリアの死体

    Posted by ブクログ

    最後の最後になって、真実が暴かれるが、思いもよらない結末に、どいつもこいつもやるな~と関心しました。ふふふ。

    0
    2012年02月26日
  • 猫島ハウスの騒動

    Posted by ブクログ

    日本のコージーミステリーの名手

    全篇に流れる空気は、『古書店アゼリアの死体』や『ヴィラ・マグノリアの殺人』と同じ
    ノスタルジックで、カラッとしていて、ちょっとシニカル

    上質なひまつぶしとして、海外ものは結構あるけど、和ものは貴重

    0
    2009年10月04日
  • バベル島

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ若竹七海!!
    やっぱり若竹は期待を裏切らん♪

    個人的に一条風太が出てくるのが好き。あと葉村寅吉って晶のシリーズと関係あるんだろうか?? その辺がちょっと気になる。。。

    0
    2009年10月04日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

    Posted by ブクログ

    元警察官・大道寺圭が書いた一冊の本。

    警官時代に出会った間抜けな犯罪者を題材にした「死んでも治らない」。

    それが呼び水となり、さらなる間抜けな犯罪者に付きまとわれ……。

    氏が贈るコージー・ハードボイルド、ここに登場!!

    0
    2009年10月04日
  • バベル島

    Posted by ブクログ

    帯の言葉に偽りなし……怖かった。11の「怖い」が詰まった、短編集。一番好きなお話は表題作の「バベル島」だけど、「樹の海」の終わり方がお気に入り。プッと笑っちゃう感じ…ブラックな笑い。若竹七海さんの文章て、なんとなくシニカルな雰囲気が漂ってるように感じて、そういう所にも魅力を感じる。

    0
    2009年10月04日
  • 八月の降霊会

    Posted by ブクログ

    これは久しぶりにヒットした。
    はっきりあらすじは覚えていないけどセリフとか最後とか忘れられない。
    あの最後は気になる…というか好きだった登場人物がどうなったのかが。
    最初は現実っぽい話だったけど最後の方になるとサイコホラーっぽくなっていた。
    これは買っても損はないと思う。
    古本屋で売ってたら買おうかなと思ってる。

    0
    2009年10月04日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

    Posted by ブクログ

    短編ごとに星をつけさせてくれー!!!
    よい短編もあれば「なんなん?猫は?これでいいと思ってる?」ってなる短編もあります。
    でも好きな作家さん知ってる作家さんを見れるのはいいですよね。
    短編はなー上手い下手分かれますよね。

    0
    2026年02月28日
  • まぐさ桶の犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・まぐさ桶の犬
    ・第五回・富山店長のミステリ紹介

    表題作のタイトルの意味は、馬の飼料が入っているまぐさ桶に居座って、馬が近寄ると吠えたてて飼料を食べさせない犬、つまり、自分が得するわけでもないのに、他人が幸せにならないように邪魔をする人のことだそうだ。

    さすが不運を呼び込み人の恨みをかうことでは人後に落ちない葉村晶。
    彼女のまわりは人の話は聞かないけれど、自分の言いたいことだけ突き付けてくるような人ばかり。
    このまま進めばただのいやミスになってしまうところを、彼女のキャラクターのおかげでストレスは溜まらず、すべての不運を彼女が拾ってくれるので、逆にスッキリするくらい。

    でもねえ、も

    0
    2026年02月23日
  • 古書店アゼリアの死体

    Posted by ブクログ

    葉崎市のシリーズ第二弾です。コージーミステリーです。
    一作目と同じ駒持刑事がいて、五木原巡査部長という新人と捜査します。地元の名家、前田家に関する殺人です。今回も複雑な人間模様と過去のことや会話や捜査のうまさで、頭がぐるぐるなってしまいました。
    とても長い小説でした。
    ロマンス小説のこともたくさん出てきたのですが、そちらはさっぱりわからなかったです。
    また、続きも読もうと思います。

    0
    2026年02月22日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんの話が短編集になって詰め込まれてて得した気分になった。
    やっぱり猫って独特の雰囲気があって
    何か悟っている様子があるけどどの話もそれが忠実に描かれてきてやっぱり猫っていいなと思った

    0
    2026年02月21日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    短編集は途中で飽きたり面倒になったりしなくて読めるから結構好き。七つの大罪にかけて七に関係ある作家さんたちのそれぞれの罪。川瀬さんが元々好きだからかもしれないけど、1番面白かった!

    0
    2026年02月15日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    キリスト教で戒められている七つの大罪(
    傲慢、怠惰、憤怒、嫉妬、強欲、色欲、暴食)を題材に、「七」に縁あるミステリー作家が紡ぐアンソロジー短編集。
    題材が題材なだけあってなかなか嫌な展開の話が多く、どんでん返し系にも関わらず爽快感よりも陰鬱な気持ちが上回った。特に「移住クライシス」(憤怒)は余韻も含めて最悪な読後感だった。もちろん、面白かったのだけど、うーん。
    試みとしては大変面白かった。ぜひまた別の企画を組んでほしいとは思った。

    0
    2026年01月31日