若竹七海のレビュー一覧
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購入済み
本当に面白い、そして悲しい。
ユーモアやセンス、怒濤の展開。本当に裏切らない。葉村晶と出逢ってから自分も歳を重ねたなと感じる。また近いうちに会えますように。
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Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。軽妙でユーモラスで、ちょっとブラックなミステリ短編集。有能なのになぜか不幸な御子柴くんの活躍が楽しいです。そして各地の銘菓が登場するのもいろいろ美味しそうで、気になりました。
お気に入りは「御子柴くんの災難」。のっけからこれはあまりに酷い! 次々お手柄を上げていくのに褒めてもらえず、しかもこの扱い! 葉村晶ばりの災難には絶句するしかありませんでした。でもなぜか笑えちゃうんだよなあ……。まあ、さすがに主役だからここでは死なないだろうし(笑)。
「火の国から来た男」も面白かった。それぞれの事件が意外な点から繋がっていくのが実に見事。そして笑いの要素もありながら、ラストのぞくりとさせ -
Posted by ブクログ
ネタバレ実は、本作はシリーズ第2作に当たるのだが、先に読んでしまった。御子柴くんとは、葉村晶シリーズに登場したキャラクターらしい。思い出せないのだが、彼は葉村晶と同じく、トラブルを吸い寄せてしまう体質なのであった。
御子柴くんに簡単に触れておく。東京出身だが長野県警に入る。ところが、警視庁に出向になり、長野県警との捜査上の橋渡し、要するに雑用を押し付けられていた。そんな中、警視庁の竹花とは相棒として親しくしていたのだが…。
最初の「御子柴君の災難」から、事態は急転。なぜか御子柴くんが次々と事件を解決してしまう、いかにも若竹作品っぽいドタバタ展開に苦笑していると、最後の最後に、おいおいおいおい -
Posted by ブクログ
5年ぶりの探偵・葉村晶シリーズ。物語とともにキャラクターも年齢を重ねる珍しい設定の本シリーズ、主人公の葉村は五十代に突入している。原因不明の歯痛に悶え、全力疾走には息も絶え絶え、文章を読むにはさりげなく老眼鏡を取り出す葉山に、少しだけ人生の後輩である私も深く共感してしまう。
今回の葉山の仕事は人探し。3年ぶりの大仕事に張り切る葉山だが、ブランクのせいか、はたまた寄る年波のせいか、やることなすこと上手く行かない。そして、本作でも作者の若竹さんは葉山に、これでもか言わんばかりに次から次へと不幸のボールを投げつけるのである。
登場人物が多く、カタカタ表記も多用されるので、なかなか頭に入ってこなか