若竹七海のレビュー一覧

  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    ネタバレ

    葉村晶シリーズが気に入って興味が湧き店頭購入した本。

    葉村は主人公がこれでもかというほど不運で怪我したりするが、こちらは警察でのお土産依頼が面倒そうではあるものの、事件には同様のテイストはありつつも軽妙な感じで楽しく読み進めることができた。
    各話でちゃんと最後に食べ損ねたりした甘味をいただけるのもごほうび感があって良い感じ。
    小林警部補、あれ?主役だったほうの人?と思ったら、ちゃんとあとがきに主役ではなくなったいきさつが書かれていた。
    プレゼントってそうかそんなに古い話だったのかと驚いてしまった。
    全然古い感じがしない。なんか洒落たミステリーだなぁという感じがした。

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    2020年06月16日
  • 依頼人は死んだ

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    まだ読んでなかった葉村晶シリーズの初期のものを読んでみる。
    この頃って葉村はまだ29歳だったのだなぁ。シシド・カフカより若いってわけか。

    季節を巡りながら短い話が9つ。
    この頃はまだ住むところにも苦労しないし、殴られたり刺されたり物が落ちてきたりの酷い目にもあまり合わないんだな。
    とは言え、話の落ちはここでもなかなかにゾッとしないものばかり。
    妄想の産物と思われたものが現実に現れたり、調べた挙句がなんにも関係なかったり、見事な推理と思わせたものがひっくり返されたり…。
    加えて、葉村が探偵する話ばかりでなく色んな話の作りでも楽しめる。
    表題作は、短い中に複雑でドロドロした人間関係が渦巻き、聞き

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    2020年05月29日
  • プラスマイナスゼロ

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    帯に「葉村晶より不運で、頑丈で、影の薄い三人組」とありました。そんな登場人物は可哀そうだなあ、と思いながら、なるほど、それぞれ一人ずつ受け持っているんですね、と納得。キャラクターがよく絡み合って、とても魅力的なトリオになっています。
    最初はなんだか赤川次郎さんが書きそうだな、と思いながら読み始めましたが、そうではなく、やはり若竹七海作品、帯の言葉が生きてるなあ、と深く実感。多様な叙述で楽しませてくれました。
    私は「悪い予感はよくあたる」がとても面白く感じました。そのあとも、叙述とトリックの絡まり合いが絶妙だと思いました。
    高校生3人、卒業後のエピソードもありましたが、彼女らが厄年を迎えたときと

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    2020年04月12日
  • 不穏な眠り

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    ドラマ化おめでとうございます!

    新刊うれしい~
    今回も有能だった。いつもよりはひどいめにあってない気がする・・・か?
    ほんとうに、これ以上病院に担ぎ込まれませんように。


    2025/05/02再読

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    2025年05月02日
  • プレゼント

    購入済み

    90年代の葉村

    後にシリーズが続く葉村晶(と御子柴君)
    が初登場する作品だか、紙の本は90年代
    に発刊され、電子化されたのは2010年代の
    終わりと結構間が空いてしまっている。

    だが、作中でも現実の時間にほぼ同じく
    年を経る葉村だからこそ、20年以上前の
    作品を読むことて当時と違った味わい、
    彼女の周りの変化したもの、しないもの、
    を再確認するのも楽しい

    シリーズ初体験の人はすぐに「依頼人は
    死んだ」に進むのがベスト

    この二作でも結構色々変化しているのが
    わかるはず

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    2019年11月20日
  • 古書店アゼリアの死体

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    作中にも登場する『見つめる家』のエピグラフの変奏曲ともいうべきオチに思わず唸る。解説で池上冬樹さんも書いておられるが、物語の枝葉の部分、細かい部分が面白い。たとえば、満知子社長がいたときには目立たなかったオフィスのインテリアが、満知子がいなくなるとその存在を高らかに主張してくる場面(276)や古川恒子を見て五木原が貝殻を背負わぬやどかりを思い浮かべる場面(356)が殊のほか印象に残っている。

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    2018年10月26日
  • 錆びた滑車

    購入済み

    本当に面白い、そして悲しい。

    ユーモアやセンス、怒濤の展開。本当に裏切らない。葉村晶と出逢ってから自分も歳を重ねたなと感じる。また近いうちに会えますように。

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    2018年08月13日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

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    シリーズ第二弾。軽妙でユーモラスで、ちょっとブラックなミステリ短編集。有能なのになぜか不幸な御子柴くんの活躍が楽しいです。そして各地の銘菓が登場するのもいろいろ美味しそうで、気になりました。
    お気に入りは「御子柴くんの災難」。のっけからこれはあまりに酷い! 次々お手柄を上げていくのに褒めてもらえず、しかもこの扱い! 葉村晶ばりの災難には絶句するしかありませんでした。でもなぜか笑えちゃうんだよなあ……。まあ、さすがに主役だからここでは死なないだろうし(笑)。
    「火の国から来た男」も面白かった。それぞれの事件が意外な点から繋がっていくのが実に見事。そして笑いの要素もありながら、ラストのぞくりとさせ

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    2018年04月15日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

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    ネタバレ

     実は、本作はシリーズ第2作に当たるのだが、先に読んでしまった。御子柴くんとは、葉村晶シリーズに登場したキャラクターらしい。思い出せないのだが、彼は葉村晶と同じく、トラブルを吸い寄せてしまう体質なのであった。

     御子柴くんに簡単に触れておく。東京出身だが長野県警に入る。ところが、警視庁に出向になり、長野県警との捜査上の橋渡し、要するに雑用を押し付けられていた。そんな中、警視庁の竹花とは相棒として親しくしていたのだが…。

     最初の「御子柴君の災難」から、事態は急転。なぜか御子柴くんが次々と事件を解決してしまう、いかにも若竹作品っぽいドタバタ展開に苦笑していると、最後の最後に、おいおいおいおい

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    2018年01月23日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    「プレゼント」にも出てきた刑事コンビですが、再読しなくては…。
    すっごい面白かったです。

    それにしても地元ががんがん出てきてなんか変な感じ。笑。

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    2018年01月03日
  • 暗い越流

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    ネタバレ

    葉村晶ものが2編も入ってる!と小躍りした短編集。
    南治彦が出てくる2編もなかなか好きな雰囲気。
    連作短編集で読んでみたいな~。

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    2025年05月28日
  • 静かな炎天

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    ネタバレ

    し…四十肩…。
    将来への不安も見え隠れしつつ、落ち着いて?暮らせているようで何より。
    今回はコメディ要素多めでしたね~。

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    2025年05月28日
  • さよならの手口

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    ネタバレ

    読み出したら止まらなくて、一気に読み切ってしまいましたよ。
    前作からそんなに時間が経っていたとは…内側も外側も。
    相変わらず葉村さんは痛そうなことになってるし、周囲の人々も移り変わっていたりして…。
    続編、出るといいなぁ!

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    2025年05月28日
  • 猫島ハウスの騒動

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    日本のコージーミステリーの名手

    全篇に流れる空気は、『古書店アゼリアの死体』や『ヴィラ・マグノリアの殺人』と同じ
    ノスタルジックで、カラッとしていて、ちょっとシニカル

    上質なひまつぶしとして、海外ものは結構あるけど、和ものは貴重

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    2009年10月04日
  • バベル島

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    久しぶりに読んだ若竹七海!!
    やっぱり若竹は期待を裏切らん♪

    個人的に一条風太が出てくるのが好き。あと葉村寅吉って晶のシリーズと関係あるんだろうか?? その辺がちょっと気になる。。。

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    2009年10月04日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    元警察官・大道寺圭が書いた一冊の本。

    警官時代に出会った間抜けな犯罪者を題材にした「死んでも治らない」。

    それが呼び水となり、さらなる間抜けな犯罪者に付きまとわれ……。

    氏が贈るコージー・ハードボイルド、ここに登場!!

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    2009年10月04日
  • バベル島

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    帯の言葉に偽りなし……怖かった。11の「怖い」が詰まった、短編集。一番好きなお話は表題作の「バベル島」だけど、「樹の海」の終わり方がお気に入り。プッと笑っちゃう感じ…ブラックな笑い。若竹七海さんの文章て、なんとなくシニカルな雰囲気が漂ってるように感じて、そういう所にも魅力を感じる。

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    2009年10月04日
  • 八月の降霊会

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    これは久しぶりにヒットした。
    はっきりあらすじは覚えていないけどセリフとか最後とか忘れられない。
    あの最後は気になる…というか好きだった登場人物がどうなったのかが。
    最初は現実っぽい話だったけど最後の方になるとサイコホラーっぽくなっていた。
    これは買っても損はないと思う。
    古本屋で売ってたら買おうかなと思ってる。

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    2009年10月04日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    初めての作家さんが多かったが、いずれも猫をよく観察していて、ほのぼのとネコの温もりが伝わってくる楽しい掌編揃い。“ネコさえテーマにすればたいていの小説は面白い”か。今朝も4時半に起こされたけど「ネコは夜行性ではなく薄明薄暮性。一番活発になるのが、薄く明るくて薄く暮れた時」知らなかった…。老ネコと暮らして「かつてのこと、先のこと、そんなことを考えることなく、いまを悠々と生き切っている。できることに目を向け、登れない場所には踏み台を用意すればいい」短編もいい。

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    2026年05月08日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    6人の作家による猫に纏わるアンソロジー。

    個人的に良かったのは、前半3作!

    大山淳子「シロネコマサト」
    1日100円で、どんなものでも預かってくれるお店
    「あずかりやさん」の看板猫・社長。

    竹岡葉月「猫をかぶれば」
    「猫をかぶる」ことでコミュニケーション能力が上がる
    奇妙なサービスを提供する猫カフェ。

    音はつき
    「人間やめたマヌル先生が、保健室でお待ちしてます」
    中学校の保健室に代替要員としてやってきた、しゃべるマヌルネコ。

    浜口倫太郎「爪切りのニャンニャンパーク」

    若竹七海「散歩する猫」

    村山早紀「猫さえいれば大丈夫」

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    2026年05月06日