若竹七海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ葉村晶シリーズが気に入って興味が湧き店頭購入した本。
葉村は主人公がこれでもかというほど不運で怪我したりするが、こちらは警察でのお土産依頼が面倒そうではあるものの、事件には同様のテイストはありつつも軽妙な感じで楽しく読み進めることができた。
各話でちゃんと最後に食べ損ねたりした甘味をいただけるのもごほうび感があって良い感じ。
小林警部補、あれ?主役だったほうの人?と思ったら、ちゃんとあとがきに主役ではなくなったいきさつが書かれていた。
プレゼントってそうかそんなに古い話だったのかと驚いてしまった。
全然古い感じがしない。なんか洒落たミステリーだなぁという感じがした。 -
Posted by ブクログ
まだ読んでなかった葉村晶シリーズの初期のものを読んでみる。
この頃って葉村はまだ29歳だったのだなぁ。シシド・カフカより若いってわけか。
季節を巡りながら短い話が9つ。
この頃はまだ住むところにも苦労しないし、殴られたり刺されたり物が落ちてきたりの酷い目にもあまり合わないんだな。
とは言え、話の落ちはここでもなかなかにゾッとしないものばかり。
妄想の産物と思われたものが現実に現れたり、調べた挙句がなんにも関係なかったり、見事な推理と思わせたものがひっくり返されたり…。
加えて、葉村が探偵する話ばかりでなく色んな話の作りでも楽しめる。
表題作は、短い中に複雑でドロドロした人間関係が渦巻き、聞き -
Posted by ブクログ
帯に「葉村晶より不運で、頑丈で、影の薄い三人組」とありました。そんな登場人物は可哀そうだなあ、と思いながら、なるほど、それぞれ一人ずつ受け持っているんですね、と納得。キャラクターがよく絡み合って、とても魅力的なトリオになっています。
最初はなんだか赤川次郎さんが書きそうだな、と思いながら読み始めましたが、そうではなく、やはり若竹七海作品、帯の言葉が生きてるなあ、と深く実感。多様な叙述で楽しませてくれました。
私は「悪い予感はよくあたる」がとても面白く感じました。そのあとも、叙述とトリックの絡まり合いが絶妙だと思いました。
高校生3人、卒業後のエピソードもありましたが、彼女らが厄年を迎えたときと -
購入済み
90年代の葉村
後にシリーズが続く葉村晶(と御子柴君)
が初登場する作品だか、紙の本は90年代
に発刊され、電子化されたのは2010年代の
終わりと結構間が空いてしまっている。
だが、作中でも現実の時間にほぼ同じく
年を経る葉村だからこそ、20年以上前の
作品を読むことて当時と違った味わい、
彼女の周りの変化したもの、しないもの、
を再確認するのも楽しい
シリーズ初体験の人はすぐに「依頼人は
死んだ」に進むのがベスト
この二作でも結構色々変化しているのが
わかるはず
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購入済み
本当に面白い、そして悲しい。
ユーモアやセンス、怒濤の展開。本当に裏切らない。葉村晶と出逢ってから自分も歳を重ねたなと感じる。また近いうちに会えますように。
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シリーズ第二弾。軽妙でユーモラスで、ちょっとブラックなミステリ短編集。有能なのになぜか不幸な御子柴くんの活躍が楽しいです。そして各地の銘菓が登場するのもいろいろ美味しそうで、気になりました。
お気に入りは「御子柴くんの災難」。のっけからこれはあまりに酷い! 次々お手柄を上げていくのに褒めてもらえず、しかもこの扱い! 葉村晶ばりの災難には絶句するしかありませんでした。でもなぜか笑えちゃうんだよなあ……。まあ、さすがに主役だからここでは死なないだろうし(笑)。
「火の国から来た男」も面白かった。それぞれの事件が意外な点から繋がっていくのが実に見事。そして笑いの要素もありながら、ラストのぞくりとさせ -
Posted by ブクログ
ネタバレ実は、本作はシリーズ第2作に当たるのだが、先に読んでしまった。御子柴くんとは、葉村晶シリーズに登場したキャラクターらしい。思い出せないのだが、彼は葉村晶と同じく、トラブルを吸い寄せてしまう体質なのであった。
御子柴くんに簡単に触れておく。東京出身だが長野県警に入る。ところが、警視庁に出向になり、長野県警との捜査上の橋渡し、要するに雑用を押し付けられていた。そんな中、警視庁の竹花とは相棒として親しくしていたのだが…。
最初の「御子柴君の災難」から、事態は急転。なぜか御子柴くんが次々と事件を解決してしまう、いかにも若竹作品っぽいドタバタ展開に苦笑していると、最後の最後に、おいおいおいおい