若竹七海のレビュー一覧

  • 七つの大罪

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    『七つの大罪』と聞いて暗めな内容なのかと思いきや感動した作品もありました。
    中にはちょっと怖いものもありましたが…。
    岡崎琢磨先生とカモシダせぶん先生は読後感が良かったです。

    中山七里先生はあの2人が登場するのでファンには嬉しい!

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    2025年10月20日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    葉崎シリーズは、1999年に出発された本作のカッパノベルスから始まった。
    私が読んだのは光文社文庫版だが、2002年に初版が出て2019年に8刷目。読まれている。
    おなじみの角田港大先生夫妻は、もう登場している。
    鬼頭さんの店のアルバイトの葉村さんって、あの葉村さんかなぁ、とかも楽しく読めた。
    人が二人死んでるが、楽しいコージーミステリだった。
    最後のママさんのシーン、他の若竹作品でも見たことある。これも楽しい。

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    2025年10月14日
  • 不穏な眠り

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    なかなからしい短編集でした。
    小さな以依頼からだんだんデカい話しと嫌なオチに向かっていく様と葉村晶の傷だらけの探索は良かった。
    3029冊
    今年257冊目

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    2025年10月06日
  • 錆びた滑車

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    ネタバレ

    尾行していた老女・梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ、成り行きでミツエの持つ古いアパートに移り住むことになった葉村晶。
    ミツエの孫ヒロトは交通事故で重傷を負い、何故現場にいたかの記憶を失っていた。リハビリ中のヒロトに現場にいた理由の調査を請け負う晶。

    『悪いうさぎ』の黒さが良かったけど、次の2作がちょっと物足りなくて読んでいなかったけど新作が出たので。
    これは良い。とても面白く、葉村晶は不幸だし、黒いし好み。次も読んで新作へ。

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    2025年09月26日
  • 不穏な眠り

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    ネタバレ

    「水沫隠れの日々」「新春のラビリンス」
    「逃げだした時刻表」「不穏な眠り」

    満身創痍のタフで不運な女探偵・葉村晶。今回も怪しい依頼人にキャラ濃い目な関係者たちが良い。犯人か被害者になって欲しいような人たちがたくさん。

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    2025年09月25日
  • 猫島ハウスの騒動

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    ネタバレ

    猫島の海岸で見つかったナイフが刺さった猫の剥製。さらにマリンバイクで海を暴走する男が、崖から降ってきた男と衝突して死ぬと言う奇妙な事件が…。2つの事件には繋がりが?

    『ポリス猫DCの事件簿』とはそれぞれちょっとキャラが違うような。 猫島の住人が個性的で色んな細かい事件がたくさん起きて、色々繋がる感じが良かった。

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    2025年09月19日
  • 依頼人は死んだ

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    引き続き葉村昌シリーズ、おそらく本格的な登場で最初期。最新作の彼女がアラフィフなのに対し、まだ29才冬からの2年間の四季で、そのルーツも伺える作品

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    2025年09月14日
  • 暗い越流

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    今はまっている羽村昌シリーズと思って読んだが、実際はうち2編のみだった。
    他の短編も面白かったが、やはり女探偵が「MURDER BEAR BOOKSHOP」につながる遍歴をたどれたのが良かった。

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    2025年09月13日
  • まぐさ桶の犬

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    ネタバレ

    5年ぶりの葉村晶シリーズ。

    葉村も50代に突入して、体力気力に衰えが見えてきているものの、不運さはかわらずに満身創痍となります。
    メインの事件は人探しから大きな事件に発展してしまい、途中下車もできたのに探偵の業ともいえる探求心のためとんでもない目にあいます。
    サブストーリーでも複雑な家族関係に振り回され、さらには近所のトラブルにも巻き込まれ、最後はコロナにかかるという常時天中殺状態です。
    地の文でのハードボイルドっぽい葉村の毒のある言葉が好きで、そのおかげでこんなに不幸な目にあっても元気をもらえます。
    60代に入る前に短編と長編をもう一つづつ出してほしいな。

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    2025年09月13日
  • 錆びた滑車

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    なかなか面白いし、複雑でビターな絡みあった事件をぼろぼろになりなりながら追う葉村晶はいいですね。

    2998冊
    今年226冊目

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    2025年08月31日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫にまつわる短編集です。
    作家さんによって、猫の描写やひととの関係性の捉え方が異なっていて、楽しめました。猫って、何を考えているかわからないけれど、ふとした時に寄り添っていてくれているように感じたり、不思議な存在です。

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    2025年08月15日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    ラジオ投稿メールで続いていくお話。ココロちゃんのただの不幸話と思いきや、こわっ!終わり方は相変わらずのココロちゃんで微笑ましかった。

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    2025年08月08日
  • 錆びた滑車

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    相変わらず巻き込まれる体質の葉村さんが、今回もいろんな人にいいように巻き込まれながらも意地と運と才能により、紆余曲折あり怪我だらけになりくじけそうになるところを踏ん張って、何とか真相にたどり着きます。
    ほとんどツイてないことばかりですが、たまに掴み取る幸運によって前進してゆく姿に同情しつつも少しだけ憧れる不思議な魅力は、女性探偵として唯一無二の存在です。
    ただ、今回の作品は長篇だけあってか少し人物相関図がややこしくて、読みながら少し戸惑いました。

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    2025年07月31日
  • まぐさ桶の犬

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    『葉村晶シリーズ』の七作目ですね。
    五年ぶりに、葉村晶が帰ってきた!
    久し振りに若竹七海さんを読みたくなっている時に、ピシャリと出てきてくれてワクワクしながら読ませてもらいました。
     葉村晶も、五十を越えて多少の不自由はあるものの、まだまだ活力に溢れているのに、安心しました。
     ミステリ専門書店のアルバイト店員にして、〈白熊探偵社〉も兼業でただひとりの調査員で働く葉村にご近所さんから依頼がくる。それを契機に、秘密の人探しをするようになるのだが…………?
     相変わらず、複雑な人間関係のゴタゴタに巻き込まれて事件が少しずつおおごとになっていく。
     若竹七海さんの、ユーモアとウェットが的確に導いてくれる文章に惹かれながら愉快に楽しみました♪
     嬉しいことにミステリの名作が物語に盛り込まれていて、巻末に本の紹介が記されています。
     ミステリの醍醐味をとことん味わえる至福の本と言えますね(=^ェ^=)

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    2025年07月26日
  • 静かな炎天

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    この短編集は若竹さんの味と葉村晶シリーズらしさがちゃんと出た、いい作品集ですね。
    2947冊
    今年175冊目

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    2025年06月24日
  • プレゼント

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    他の方も書いてらっしゃいましたが、葉村晶を読む順番が逆になり、姉のことが最後の短編で分かりました。
    この短編集では、葉村晶と小林警部補を中心に事件経過がまわり、最後の短編で二人が邂逅するのです。
    「再生」などでは犯人がうっかりして、バレてしまい分かる展開です。
    一話一話なるほどという展開でした。少し頭がこんがらがりましたが。
    順番ですとつぎは長編の「悪いうさぎ」です。葉村晶シリーズ、追っていこうと思います。また、御子柴刑事シリーズも気になりますね。

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    2025年06月21日
  • 暗い越流

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    葉村晶シリーズの新刊が出ると言うことで、読み損なっていた短編集を紐解いた。私、「世界一不運な探偵」である彼女のファンなんです。

    葉村晶37歳。今回も冒頭から、幽霊が出そうな廃屋の地下室の前で突き落とされて、ぶよぶよとした死体の上に尻餅をつくという不運に見舞われている。
    依頼人のお祖父さんの骨壷をちょっと取りに行くだけ、という簡単な仕事だったのに。
    「蠅男」(2009年4月発表)

    「暗い越流」(2012年12月発表) 日本推理作家協会賞短編部門受賞
    どうやら「私」は、雑誌編集者らしい。この1人称の呟きには既視感がある。いつこの「私」の名前が明らかになるのか、葉村晶となるのか、彼女は探偵になる前はたくさんの職業を転々としたはずだから、これは随分と過去の話かしら、相変わらず、淡々としながら鋭い推理を出すよね、と思っていたら、帯をよく読むと葉村晶シリーズは「蝿男」と「道楽者の金庫」だけと書いていた。と気がついたときには、「私」は男だったと分かり…。

    「幸せの家」(2013年12月発表)
    いつものように、最後の1頁で物語が暗く反転。

    「狂酔」書き下ろし
    さすがです。衝撃の最後の一行、予想していなかった。

    「道楽者の金庫」書き下ろし
    葉村晶シリーズ。50部限定の手作り冊子の設定だけを受け継いで、富山泰之店主の古書店の店員になった顛末を描く。おそらく2013年。このとき晶は40歳過ぎだという。だとしたら、「錆びた滑車」よりも前日譚!
    福島へ行けば「除染」という言葉も出現する。晶はあくまでも同時代のミューズなのだ。新作が楽しみです。



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    2025年05月20日
  • さよならの手口

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    今、最も日本でタフでハードボイルドをしている女探偵葉村晶。今回は一段と不運具合が大盛りになっているが、それにもめげずに大活躍大活劇を見せてくれます。葉村晶の魅力が満載の作品になっています。
    悲劇になる一歩手前でコミカルな味付けもあり、あまり深刻にならずに楽しめます。メインの事件は相当深刻にも関わらず。

    今回は、メインの事件以外にも数々の小事件が絡み、とんでもなく複雑な展開を見せるが、少々詰め込みすぎの感が否めない。最終的には収集がつくのだが、もう少しシンプルなストーリーでも良かった気がする。

    おまけのブックガイドが楽しい。

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    2025年05月15日
  • さよならの手口

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    なかなか面白かったし、過去の失踪事件を遡るうちに結構ヘビーな展開になっていくのと意外な結末はさすが。
    2878冊
    今年106冊目

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    2025年04月16日
  • 悪いうさぎ

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    葉村晶シリーズの三作目。
    実は出た当初から気になっていたけど、いわゆるガシェト本格大好きだったんで若いころは。
    ただ読んだら普通に面白いし、至るところで傷つきながら事件を追う葉村晶いいし、失踪から始まる事件がラストは物凄く嫌な顛末になるのは若竹さんらしい。
    色褪せない作品です。

    2858冊
    今年86冊目

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    2025年03月30日