若竹七海のレビュー一覧

  • 錆びた滑車

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    葉村晶シリーズ長編。どうしてこうも葉村晶は不運と不幸を呼び寄せるのか。前半あまりにトラブルばかりの葉村に読み進むのがつらかったが、後半いろいろな伏線が回収されていき、葉村の不幸度には読むのが辛くなるけど、最後はなんとか落ち着いた。

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    2025年03月16日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    色んな著者さんがいらっしゃったので、それぞれの猫の世界が描かれていました。
    猫が中心でもあまりグロい展開は想像していなかったのでそのため星4にしましたが、その他の作品はどれも猫という存在が中心に描かれていて読んでいて幸せな気持ちになりました。
    石田祥さんの作品は特に好きでした!

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    2025年03月12日
  • 悪いうさぎ

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    再読。
    長編の葉村晶はいつに増して不幸も重なる。心身的にボロボロになりながらも、調査に手加減しない晶。
    大家さんが凄くいい味出していて重いストーリーの癒しだった。
    葉村晶は不運な探偵だけど、いつも誰かが助けてくれて、本人の功徳なのかな、と思う。一番応援したくなる女探偵です。

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    2025年02月25日
  • さよならの手口

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    仕事はできるが、不運すぎるタフな女探偵『葉村 晶』シリーズ第5弾❗️

    前作の『悪いうさぎ』に比べると、後味の悪さは若干緩和されつつも、相変わらず傷が絶えない事件に巻き込まれる葉村が、とても不憫に思えます❗️

    ストーリーは前半から引き込まれる展開で、長編シリーズでは1番好きな作品となりました。

    おまけにあるミステリーの紹介では、読んだことがある作品は殆どなかったので、いつの日かチャレンジしてみたいと思います。

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    2025年02月16日
  • 静かな炎天

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    『このミステリーがすごい!2017年版』第2位作品にして、初の若竹 七海作品。

    前評判を見て積読本としていましたが、何故もっと早く読まなかったのだろう?と少し後悔した秀作❗️とても面白かったです♫

    女性私立探偵 葉村 晶は、日本の探偵小説には珍しくクールでタフなタイプで、個人的には結構好きなキャラクターです❗️

    好きな話しは、『副島さんは言っている』と『血の凶作』の二編で、彼女のシリーズを追い掛けてみたくなった作品でした❗️

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    2025年02月15日
  • 静かな炎天

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    主人公の葉村が、苦労しながらもなんだかんだで仕事をこなしていく姿と
    古書店の仕事と探偵業がじんわりリンクしていくのが面白かった。

    シリーズものだそうなので他のものも読んでみたい。

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    2025年02月11日
  • 殺人鬼がもう一人

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    若竹七海の連作ミステリ短篇集『殺人鬼がもう一人』を読みました。
    若竹七海の作品は、先月読んだ『暗い越流』以来ですね。

    -----story-------------
    都心まで一時間半の寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘。
    二十年ほど前に連続殺人事件があったきりののどかな町だが、二週間前の放火殺人以来、不穏な 気配が。
    そんななか、町いちばんの名家の当主・箕作ハツエがひったくりにあった。
    辛夷ヶ丘警察署生活安全課の砂井三琴は相棒と共に捜査に向かうが……。
    悪人ばかりの 町を舞台にした毒気たっぷりの連作ミステリー!
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    光文社が発行する『宝石ザミステリー』

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    2025年02月11日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    ネタバレ

    猫好きだし、好きな作者が含まれいたので。

    好きな作者、若竹七海の「神様のウインク」は
    文字通り沈みつつある公団に住む中学生の話。
    幼い頃の火傷の痕が顔にある少年は、
    母親はいるが顔を合わせてもらえず、
    母親に代わって祖母の面倒をみるヤングケアラー。
    その相方は、
    そんな火傷の痕なんて大したことないと言って、
    父親によるたばこの痕で水玉模様になった尻を見せた同級生。
    相変わらずひりりとした話で、かつミステリー仕立てで面白かった。

    他の作者は全くチェックしておらず期待もしていなかったが、
    「オロロ畑でつかまえて」の作者はYouTubeでバズった猫の秘密、
    「ある日、あひるバス」の作者は四代に渡

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    2025年01月28日
  • 古書店アゼリアの死体

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    面白かった!
    この人怪しい、これって結局どうなの?…と思っていた事が最後に明らかになり、そういう事だったのか・・・と納得できた。

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    2025年01月16日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    海を臨んで10棟建つヴィラ・葉崎マグノリア。
    その中の空き家になっている1棟で身元不明の死体が発見される。
    アクの強い住人達と増える謎。
    美味しそうな食事。
    ワクワクしながら読み進めた長編ミステリ小説。

    双子が最強だった。ラストの犬の名付けに笑ってしまう。

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    2025年01月16日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫尽くしアンソロジーということで、手に取りました。
    タイトルと中身は…とりあえず全てのお話に猫ちゃんが出てきます。

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    2025年01月13日
  • 暗い越流

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    若竹七海のミステリ短篇集『暗い越流』を読みました。
    若竹七海の作品は、昨年の6月に読んだ『古書店アゼリアの死体』以来ですね。

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    凶悪な死刑囚に届いたファンレター。
    差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は五年前に失踪していた!(表題作)
    女探偵の葉村晶は、母親の遺骨を運んでほしいという奇妙な依頼を受ける。悪い予感は当たり……。(「蠅男」)
    先の読めない展開と思いがけない結末――短編ミステリの精華を味わえる全五編を収録。
    表題作で第66回日本推理作家協会賞短編部門受賞。
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    2014年(平成26

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    2025年01月11日
  • 依頼人は死んだ

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    後味の悪い話も多いがどれも短編で読みやすく久しぶりの読書に最適だった。「鉄格子の女」と「アヴェ・マリア」が特に面白かった。

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    2024年11月27日
  • 静かな炎天

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    葉山さんがいつの間にか四十肩に悩まされる年齢になっていたとは、、、
    いつもの如く次々と理不尽な目に遭いつつも、心の中では悪態つき放題であったとしても、大人としての自制心と愛想を保ちつつ着実に前に進む彼女を応援したくなります。
    また解説にも書いてあった通り、ロマンスの不在という本シリーズの特徴はレアな存在としてとても良いです。

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    2024年10月12日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    ネタバレ

    葉崎FMに届く人気のコーナー、「みんなの不幸」。このコーナーに届くお便りの中でも、ラジオネーム「ココロちゃんのぺんぺん草」こと17歳の高校生からのお便りがメイン。
    バイト先で出会ったココロちゃんの不幸っぷりが語られるのだった。

    ココロちゃん不幸すぎて面白い!笑
    書き下ろしでは、ついに葉崎FMの収録スタジオにココロちゃんが!!笑

    次から次へと事件が発生していく感じが著者っぽいなあ、この感じが好きなんだよなあ、と実感。
    葉村シリーズの葉村のツイてなさがココロちゃんに全振りした感じ?
    不幸だな〜かわいそう…と思いつつ次はどんな不幸が起きるんだろうか…とわくわくしてしまう。そんな一冊でした。


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    2024年09月07日
  • 猫島ハウスの騒動

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    暑い。猫も杓子も炎暑に焼かれ熱いブリキの上の猫状態。で、ふと気がついた。
    かつて私は年間10冊は若竹七海を読もう、と誓いを立てた。ファンを任ずるには、そのペースではないとダメだと思ったからである。ところが、気がつけば2年間ご無沙汰。葉村晶シリーズはあと1冊残っているし、葉崎市シリーズは4冊しか読んでない(あと4冊)。せめてシリーズモンだけでも踏破しておかないと猫の恩返しもできない。

    で、手に取った(電子書籍だけど)。葉崎市シリーズの私的に5冊目。舞台と若干人物が被るだけで、完全に独立しているミステリ。
    うーむ、なく猫はネズミを捕らぬ。せめて7月27日から8月5日にかけてのお話なので、それまで

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    2024年08月27日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    やっぱり若竹七海さんだなぁ、という感覚に安心感を感じる。
    シュールで毒舌的で。ここのストーリーは、これに繋がっていたんだ、という小さな発見の積み重ねが楽しい読書だった。

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    2024年07月22日
  • さよならの手口

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    もう何年積読してたのだろう、と思ったけど奥付け2020年の第12版なので、まぁせいぜい4年くらい??
    悪いうさぎ、結構衝撃的だったもんね。

    女探偵がここまで(身体的に)痛い目に遭う小説って見たことなかった。

    ハードボイルド系ってわりと主人公自身も強いことが多かったから。

    でもだからこそ、この話には魅力があって。

    コネとか腕力とか財力とか関係なく、葉村晶が頑張る姿が好き。

    今回のお話も、面白かった。
    二転三転する犯人像と群像劇でやられた!
    面白かった!

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    2024年06月11日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    若竹七海の長篇ミステリ作品『ヴィラ・マグノリアの殺人』を読みました。
    ここのところ、若竹七海の作品が続いています。

    -----story-------------
    海を臨むヴィラ・マグノリア。
    その空き家になった一棟で、死体が発見された。
    ヴィラの住人は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。
    捜査に手間取るうちに、ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!二つの事件のつながりはどこに?住人達の素顔も次第に明らかになって―。

    粒よりユーモアをちりばめたコージー・ミステリーの快作!
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    1999年(平成11年)に刊行された、架空

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    2024年06月03日
  • バベル島

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    ネタバレ

    一見、怪異系のホラーかと思いきや、コワイのは人間である、というスタンスの短編集。

    表題作の「バベル島」で、フリューゲルの描いたバベルの塔を実際に建ててしまった伯爵が、いちばん怖かった。両親からナニーに丸投げされて、きちんと育ててもらえないまま大人になった伯爵が、子供の頃に抱いた願望を実行してしまう。子供はなんのために砂で城を作るのか…。

    もう一つ、「上下する地獄」は、他と違って怪異もの。他にはない設定というわけではないけど、それがわかるのが意外と終盤で、ゾクっとした。幽霊を怖がっている人物が実はー。

    ラストがあいまいだったり、話運びがわかりづらかったりもあったけど、全体的にはうっすらジワ

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    2024年06月01日