若竹七海のレビュー一覧
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『祖父の家に置きっぱなしになった母の遺骨を回収して欲しい』ただ遺骨を取りに行くだけで三十万という高額の依頼が、探偵である葉村晶のもとに持ち掛けられた。犯罪ではない、とはいうが、奇妙な依頼の詳しい内容を聞いていくと、すでに亡くなっている祖父の名前は左修二郎。有名な心霊研究家だった祖父の家には、心霊現象に遭ったという話もあるそうだ――「蠅男」
「この手紙を磯崎保様にお渡しください」と届いたファンレター。犯罪事件を中心に調査しているライターの〈私〉は、磯崎保の担当弁護士から、このファンレターの人物を調べて欲しい、と頼まれる。磯崎保は死刑囚。五人を死に追いやり、弁護士さえも極刑やむなしと語る残忍な大 -
Posted by ブクログ
ネタバレ好きな著書だったので。
悪徳警官とコージーミステリーが両立するとは、
予想だにしていなかった。
いや、悪徳警官と言っていいのかどうか。
とある東南アジアの国では、
警察官が家宅捜索をする際に、
家財が盗まれたり、証拠をしこまれたりするので、
必ず近所の人とかに立ち会ってもらう、と聞いたことがある。
それと比較するのもどうかと思うが、
最初の二篇の主人公、
生活安全課の大女と小デブ男のコンビのことを
悪徳警官、と呼ぶにははばかれる。
いや、悪い警察官であることは間違いないのだが。
流刑地ともいわれている辛夷ヶ丘署の上司がひどすぎるせいか、
市長選挙の悪口の言い合が子供のけんかみたいだから