若竹七海のレビュー一覧
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超★5 不運すぎる女探偵、人探しから始まる仕事が想像以上に大きな騒動に巻き込まれ… #まぐさ桶の犬
■あらすじ
古本屋の店員でありながら私立探偵でもある葉村晶、彼女はひょんなことから隣人の介護を押し付けられた。その縁で学園の元理事長、乾巌から人探しの依頼を受ける。ただし秘密厳守という条件付きだ。本人をはじめ、娘や関係者などの情報を追う葉村だったが…
■きっと読みたくなるレビュー
超★5 じっくりと楽しめる私立探偵小説、おもろい!
ジェフリー・ディーヴァーなら、どんでん返しが何回あったか数えてみたくなりますが、葉村晶の場合は、ツイてない出来事が何回あったか数えてみたくなります。最初から最後 -
Posted by ブクログ
五十代になり身体の不具合をいろいろと抱えながらも、久々の探偵業に乗り出す葉村晶。人探しのはずが事態はどんどん不吉な方へ、そしていつもどおりの不運のつるべ打ち。それでも負けない彼女にひたすらエールを送りたくなる作品です。
今回も最初から殺されかかってる葉村晶。受難が次から次へと降り注ぐのはもはやお約束なのですが、それ以上に加齢による衰えが悲しいです。たぶん四十歳以上の人ならわかる、わかるよ、って言いたくなっちゃうんじゃないかな。そして今回の彼女の最大の敵はスギ花粉だったのか……それもめっちゃわかる!!!
いつもながらとんでもない目に遭わされ、それでも探偵としての矜持にすがりしっぽを撒いて逃げるよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ好きな著書だったので。
悪徳警官とコージーミステリーが両立するとは、
予想だにしていなかった。
いや、悪徳警官と言っていいのかどうか。
とある東南アジアの国では、
警察官が家宅捜索をする際に、
家財が盗まれたり、証拠をしこまれたりするので、
必ず近所の人とかに立ち会ってもらう、と聞いたことがある。
それと比較するのもどうかと思うが、
最初の二篇の主人公、
生活安全課の大女と小デブ男のコンビのことを
悪徳警官、と呼ぶにははばかれる。
いや、悪い警察官であることは間違いないのだが。
流刑地ともいわれている辛夷ヶ丘署の上司がひどすぎるせいか、
市長選挙の悪口の言い合が子供のけんかみたいだから -
Posted by ブクログ
ネタバレ御子柴刑事の第二弾。
なぜこんなに御子柴刑事に、そのバディの竹花刑事に、
感情移入してしまうんだろう。
著者の腕、と言ってしまえばそれまでだが、
御子柴刑事の場合、長野県警から出向して三年近く、
誰だかわからない上司からの無茶ぶりも
だいぶ流せるようになってきた、と思ったら、
年末の捜査に駆り出され、あげくの果てに刺されてしまったからか。
竹花刑事の場合、御子柴刑事が長野に戻されたあと、
刑事としても連絡係としても使えない後任がきて、
振り回されたからか。
芋づる式に犯人を捕まえてしまう「御子柴くんの災難」とか、
女装した御子柴刑事と竹花刑事が東京ですれちがった「火の国から来た男」とか -
Posted by ブクログ
ゴブリンシャークの目
丘の上の死神
黒い袖
きれいごとじゃない
葬儀の裏で
殺人鬼がもう一人
6つの連作短編集です。
あいや〜‼︎ 面白くってビックリ(°▽°)
若竹七海さんは、時々読みます。
いわゆる『コージー・ミステリー』といわれる《楽しい殺人のおはなし》が多く、軽いタッチの文体ながら、けっこうハードな事件も多いのですが…。
今作はちょっと、飛び抜けてました。解説にありましたが、若竹さんがエッセイで書いた通り、
『ひどすぎて笑える町』
『ダーク・コメディ・ミステリー』なのです‼︎
ってか、もうね~、悪い奴ばーっかり出てくる出てくる!でもね、なんか痛快なんです。あんまり現実とくらべて真