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女探偵・葉村晶(あきら)は、家出中の女子高校生ミチルを連れ戻す仕事を請け負う。妨害にあい、おまけに刺されてひと月の安静をやむなく過ごした矢先、今度はミチルの友人・美和を探すことに。やがて見えてくる高校生たちの危うい生態──親への猛烈な不信、ピュアな感覚と刃物のような残酷さ──その秘めた心にゆっくり近づく晶。打ち解けては反発するミチル、ナイスなゲイの大家・光浦たちとともに行方不明の同級生を追う。好評の葉村晶シリーズ、待望の長篇!
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「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」
2020年1月24日~ NHK総合 出演:シシドカフカ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
今読み終わりました。とても怖い結末でした。いくつかの小事件が中にあり、それらも全て解決できてよかったです。 が、一番の事件がとてもとても後味悪い結末で、嫌な気分になりました。 葉村晶元気で良かったです。ハードでした。
期待を裏切らない国籍・日本、性別・女、年齢・31歳の葉村晶、いや、若竹七海さん。 女子高生殺人事件、同失踪事件、結婚詐欺に巨漢によるストーキング・・・。これでもかとまでに詰め込まれた事件は複雑に絡み合うが、終わってみれば、伏線を回収するかのように解決していた。女子高生が4人も出てくるので、名前...続きを読むと役どころを覚えるのが大変なことだけが難点か。 冒頭から目を離せないストーリーだったけれど、終盤にかけて展開は加速していき、寝る間も惜しむ小説世界!このエンターテイメント性と風刺性、ジェンダーレスなハードボイルド!面白いとしか言いようがない。
本邦で最高のハードボイルドは葉村晶シリーズだと思う。この本もその思いの裏づけになった。 しかし、積読の時間が長かった本でもある。 シリーズを順を追って読んできたが、長編ということで、ちょっと置いておいた。そうしているうちにドラマを見た。あらすじを知ってしまったら、あの結末に向かってずっと長編に付き合...続きを読むうのか!と読む意欲が減退したため、積読が延びた。 読み始めたら、止まらなくなった。背負いこむトラブルの豊富なことに魅了された。トラブルの中の伏線が見事だ。登場人物一人一人の癖の強さ、あくの強さが長編ならではの描きっぷりで1ページごとに迫ってくる。それを迎える主人公の脳内言語が鮮やかで気持ちよく、苦しい時には本当に苦しい。読んでいる自分が被虐趣味者と思えるくらい、苦しさがページを進ませる。 最後のカタルシスも相当なものを感じ、カタルシスを訳すと、読んでよかった、最高!ということになるだろう。 表紙のイラストから始まり、最後の最後まで、楽しみつくせる一冊だった。
葉村晶、31歳の話。 シリーズの中でも、出色のイヤな話だ。出てくる大人はことごとく酷く、一方で子供たちはわかったふりしてまだなにもわかっていない、悪ぶっても驚くほど無垢だ。 だからこそ葉村は祈る。 子供たちがサバイブする強さを獲得することを。 この構図がすごく気に入っている。 葉村の気持ちになれる...続きを読むから。 読み返すたび「ひどい話」と思いながらも、何度も読み返すのは多分そういうことなんだと思う。
葉村晶シリーズの三作目。 実は出た当初から気になっていたけど、いわゆるガシェト本格大好きだったんで若いころは。 ただ読んだら普通に面白いし、至るところで傷つきながら事件を追う葉村晶いいし、失踪から始まる事件がラストは物凄く嫌な顛末になるのは若竹さんらしい。 色褪せない作品です。 2858冊 今年8...続きを読む6冊目
再読。 長編の葉村晶はいつに増して不幸も重なる。心身的にボロボロになりながらも、調査に手加減しない晶。 大家さんが凄くいい味出していて重いストーリーの癒しだった。 葉村晶は不運な探偵だけど、いつも誰かが助けてくれて、本人の功徳なのかな、と思う。一番応援したくなる女探偵です。
久しぶりのハムラアキラ。 よくぞ ここまで、の不幸っぷり。 強さだけではなく人間味溢れていて、どっぷりと感情移入しました。自分なら耐えられないけど。 そして、対する負の要素満載の大人たち。 ひと言で言えば、ただただキモチワルイ。 まさに魑魅魍魎。 物語もずっとモヤモヤしていますが、しっかり最後まで読...続きを読むませられました。 やはりこのシリーズ、面白い。
犯罪の動機に少しも共感できないというか、そんなことしないだろとは思ったけど、それよりも何よりも主人公の葉村晶のキャラとトークが最高。
シリーズ初の長編は、真っ直ぐな正義感を持っているのにどこかなげやりな葉村晶の魅力が存分に発揮されているハードボイルド的作品でした。ことごとくアンラッキーな目に遭いながらも挫けない姿を応援していましたが、途中で少し弱気になってしまったのは仕方がないと思います。 こんな魅力的な彼女を、周りの人達がもう少...続きを読むし優しく扱ってあげればいいのに。
比較的初期の葉村晶シリーズ。 当然ながら短編に比べてボリュームがあるのだが、それを忘れさせるほどテンポが良く、面白い。
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悪いうさぎ
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若竹七海
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