殺人鬼がもう一人

殺人鬼がもう一人

770円 (税込)

3pt

都心まで一時間半の寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘(こぶしがおか)。二十年ほど前に連続殺人事件があったきりののどかな町だが、二週間前の放火殺人以来、不穏な気配が。そんななか、町いちばんの名家の当主・箕作ハツエがひったくりにあった。辛夷ヶ丘警察署生活安全課の砂井三琴は相棒と共に捜査に向かうが……。悪人ばかりの町を舞台にした毒気たっぷりの連作ミステリー!

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殺人鬼がもう一人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何回目かの再読で、三琴が小悪魔なんてモンじゃないのかと最後の表題作でやっと思い至る。え、秘書なの…?

    0
    2023年12月11日

    Posted by ブクログ

    ゴブリンシャークの目
    丘の上の死神
    黒い袖
    きれいごとじゃない
    葬儀の裏で
    殺人鬼がもう一人

    6つの連作短編集です。
    あいや〜‼︎ 面白くってビックリ(°▽°)
    若竹七海さんは、時々読みます。
    いわゆる『コージー・ミステリー』といわれる《楽しい殺人のおはなし》が多く、軽いタッチの文体ながら、けっこ

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    若竹七海の連作ミステリ短篇集『殺人鬼がもう一人』を読みました。
    若竹七海の作品は、先月読んだ『暗い越流』以来ですね。

    -----story-------------
    都心まで一時間半の寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘。
    二十年ほど前に連続殺人事件があったきりののどかな町だが、二週間前の放火殺人以来、不

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

     葉村晶シリーズではない、若竹七海さんの著作。探偵ではなく女性警察官が主人公だ。なかなか悪人ぞろいで、腹の探り合い、丁々発止が面白い。びっくりするような展開だったり、やっぱりなと得心する結果だったり、バラエティー豊かな悪党が登場する。

     本書は短編集だが、こうなると長編が読みたいな。

    0
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    砂井三琴という辛夷ヶ丘署の女性刑事(じゃなかった、生活安全課の警察官でした。)が登場する短編集。
    シリーズものなのかな。
    背が高くて、傍若無人で、めんどくさがりやな、悪い警察官。

    若竹さんの短編は面白いなぁ。
    特に面白かったのは、次のふたつ。

    「黒い袖」(妹の結婚式の世話人を任された姉が、新婦立

    0
    2022年10月14日

    Posted by ブクログ

    東京郊外のだいぶ外れに位置する辛夷ヶ丘(こぶしがおか)。高度経済成長期には栄えたであろうこの街も、住民の高齢化によって嘗ての活気は失われた。そんなのどかな地域だから凶悪事件など起こるはずもなく警察は隙…かと思えばそうでもなく、生活安全課の捜査員、身長178cmの大女、砂井三琴は大忙し!

    窃盗、放火

    0
    2022年05月31日

    Posted by ブクログ

    期待通りの、悪〜い展開に苦ーい後味でした
    葬式の終盤なんか特に、お?綺麗な話かな?って見せかけてのブラックな締めとか、さすがだなぁ

    メインどころの人たちがサクッと悪さしていく様も味わいあるね

    帯に書いてた解説の『妖刀』って表現好きだなぁ

    0
    2022年05月12日

    Posted by ブクログ

    東京郊外の寂れた町、辛夷ケ丘。これでコブシガオカと読む。
    悪徳な人たちが暮らしていて、放火、殺人事、強盗、詐欺、選挙違反、と事件が起こり解決らしきものを迎える。それぞれの終わり方ば分かりづらいが、最後の〆方はさすが。
    短編集は苦手なんだけど面白かった。

    0
    2022年05月09日

    Posted by ブクログ

    若竹さんらしい、裏のあるブラックな人々が出まくりの連作ミステリー。
    辛夷ヶ丘って、住んでる人全員悪人だよね…という感じで、登場人物も多く、全員に裏があるから、ら読んでて疲れる…それが、醍醐味なんだけど、育児の合間に読んで、何度も中断しながら読むと、あたまごちゃごちゃになる!
    読むなら一気に読みたい作

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    都心から離れた寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘(こぶしがおか)を舞台に描かれる数々の不穏なお話。
    腹に一物ある人ばかりが住む町で、閉じた世界の中での結婚式やお葬式に市長選、事件に出張ってくるのは悪徳警官。
    この作者らしいダークなユーモアと技巧に満ちていて、面白くないことはなく、いや、寧ろ良く練れた話で楽

    0
    2022年08月04日

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