若竹七海のレビュー一覧

  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    葉崎FMで放送される「みんなの不幸」に投稿される17歳のココロちゃんの不運ぶりやそこから事件に発展していく様子が、不謹慎ながらクスリと笑えてしまうのと、登場人物の動向に驚いてしまうのとで楽しんで読むことができました。

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    2023年04月11日
  • ポリス猫DCの事件簿

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    ネタバレ

    若竹作品特有のなんとも損している気がする主人公に、襲いかかるたっくさんのトラブル。
    猫がたくさんの島、もちろん架空だけど、楽しそうだなあ。住むには本当の好きが必要だけど。動物を大切にしない人への報復も描かれているところも好き。
    事件はでも、いつもごっつり。昔の謎が出たり殺人者が上陸したり。
    おまわりさんが猫島のこと好きで、人が良いから起こることもあるけど、それで事件が解決もする。うまいんよなあ…
    最後のDCとおまわりさんとの出会いの章、すごく好きだった。

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    2023年03月22日
  • ポリス猫DCの事件簿

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    猫島臨時派出署にたった一人で勤務している七瀬晃巡査と、丸顔で目つきの悪い太ったドラ猫(ポリス猫DC)が絶妙のコンビで事件を解決していく。

    〈猫島ハウス〉の響子ちゃんや、猫島神社の宮司さんなど、「猫島ハウスの騒動」に出てきたひとたちに再会できて、リピーターのような気分で楽しめました。
    「プラスマイナスゼロ」の三人娘が駆け抜けて行ったのも見逃しませんでしたよ。

    〈キャットアイランドリゾート〉の裏手の竹藪で不発弾が発見された事件で、不発弾処理の際に、島民よりも猫の避難に力を入れてるとこなんか、猫島らしくて面白かったです。何と言ってもこの島の主役は人間ではなく猫ですから。

    一話完結編のようだけれ

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    2023年03月22日
  • 依頼人は死んだ

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    葉村晶最高。犯人と対峙し真相を明らかにする際の描写が物凄い淡白で、他の作家ならもっとダラダラと続けるのになあといつも思う。まあでもそれがまた魅力なのかも。

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    2023年03月19日
  • さよならの手口

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    葉村晶は怪我をし過ぎでこちらが心配になる。あと本の中なのであまり歳を取らせたくない。
    登場人物で一人だけそれはないだろという行動をした者がいたのがマイナス。

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    2023年03月19日
  • 悪いうさぎ

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    犯罪の動機に少しも共感できないというか、そんなことしないだろとは思ったけど、それよりも何よりも主人公の葉村晶のキャラとトークが最高。

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    2023年03月19日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    葉埼市でおなじみの葉埼FMの人気コーナー「みんなの不幸」に届いた一通のメールをもとに繰り広げられる青春(?)コージーミステリー。

    17歳のリスナー〈ココロちゃんのぺんぺん草〉ちゃんは、バイト先で予想不能なことばかりをしでかすココロちゃんのことが気になって仕方がない。
    ココロちゃんの近況を綴って「みんなの不幸」にメールを送っているのですが、ほんとにひっくり返るようなことばかりで、リスナーの反響がすごくて、毎回何らかの事件にかかわっているのですけど、そのかかわり方が半端ないのです。

    吹き出しそうになるのをこらえながら、思わず一気読みしてしまいました。
    葉埼市、個性強すぎます。
    駒持警部補や角田

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    2023年02月11日
  • プレゼント

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    葉村晶と小林警部補。
    それぞれ事件に遭遇し、解決しているはずなのに読後に残るこの表現出来ないモヤモヤは何なのだろう。
    個人的に読むと気分が落ち込むのが分かっているのにどうしても一年に数回読みたくなってしまう、そんな不思議な物語。

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    2023年02月10日
  • 悪いうさぎ

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    シリーズ初の長編は、真っ直ぐな正義感を持っているのにどこかなげやりな葉村晶の魅力が存分に発揮されているハードボイルド的作品でした。ことごとくアンラッキーな目に遭いながらも挫けない姿を応援していましたが、途中で少し弱気になってしまったのは仕方がないと思います。
    こんな魅力的な彼女を、周りの人達がもう少し優しく扱ってあげればいいのに。

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    2023年02月01日
  • 錆びた滑車

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    ネタバレ

    不運な女探偵・葉村晶シリーズ第六弾。
    葉村晶ももう40代半ば。時の流れを感じる。
    初っ端から早速血まみれになっている葉村、たくましい。でもいくらタフだといってもこんな生活をしていたら体がもたないよと心配してしまう。
    「大丈夫、苦しいだけ。痛いだけ。最悪でも死ぬだけ。大丈夫。」なんて言っていて全然大丈夫じゃないシーンもあって本当に心配してしまった。
    でもトラブルがあちらからやってきてしまうので葉村に選択権は無いのだった……。何気に良い人だし巻き込まれ率も高い。
    火事でトラウマがまた一つ増えたのが今後響いてくるのかな。
    今回は、まったく無関係に思えた人々がどんどん繋がっていくのが面白かった。人間は

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    2023年01月26日
  • 錆びた滑車

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    最初のちょっとした依頼がいつの間にか大事に。超不運なのは主人公だけじゃないのが珍しい(殺人起こるミステリに不運じゃない人の方が少ないけど)
    謎が解けていくほど悲しくなる。

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    2023年01月26日
  • プラスマイナスゼロ

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    葉埼市内にある三つの高校のうちの一つである葉埼山高校に通う三人娘。
    不運なお嬢様テンコ、ヤンキー娘のユーリ、歩く平均値ことミサキ。

    この個性にあふれた三人が、毎回奇天烈な事件に巻き込まれる痛快コメディ(?)のような青春ミステリ。

    不運すぎるくらい不運続きのテンコと、毒舌極まりないユーリの掛け合いが面白おかしく、ハチャメチャだけど、二人の良さにしっかりと気づいているミサキは、ほんとうにいい友達を持ったよね。

    出会いから卒業まで、春夏秋冬と思い起こせばあっという間の三年間。
    三人で行った卒業旅行には、最後にじんとくるものがあって良かった。

    この奇妙で熱い三人の友情が一生続きそうで、ちょっと

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    2023年01月22日
  • 静かな炎天

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    ネタバレ

    葉村晶シリーズ、長編が2作続いた後の短編集。
    正直、やっぱりちょっと何か物足りない。
    長編の方が好き。

    四十肩に苛まされ、富山店長には何かとこき使われ、内面と口先の鋭さとは裏腹に芯にある優しさに周囲からつけ込まれる、書店探偵葉村晶の事件簿。

    気になってはいたものの、中々手が出せないでいる『レベッカ』が早く読めよと言わんばかりに最初の1編に出てきたのには驚き。
    そればかりでなく、巻末の”富山店長のミステリ紹介”が意外にも(と言うと失礼かもしれないが)守備範囲が広く、端的ながらうんちくが利いた一味違うブックガイドとなっており、読みたい欲求を掻き立てられる。
    協力者のお名前もあったけど、若竹さん

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    2023年01月22日
  • 不穏な眠り

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    体張っても特にリターンない仕事を続ける主人公、ローテンションな感じだけど探偵業好きなんだなあと感じた。事件も毎回面白い方向に進むからどんどん次を読みたくなる。

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    2023年01月09日
  • 猫島ハウスの騒動

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    人口約30人ほどに対して、約100匹の猫が住んでいるという猫島。
    〈猫のため息〉という名前の入江で、ナイフで刺された猫のはく製が見つかる。
    その後、マリンバイクで暴走する男と崖から降ってきた男との衝突事故が起こり、二つの事件のつながりはあるのか?

    猫好き猫マニアが続々と訪れる通称猫島は、みやげ物も何もかも見渡す限り猫だらけで、店も観光スポットにも猫という名がついている。
    最初は事件の真相を追うというより、猫島観光を楽しんでいるような気分で、巻頭にある〈猫島観光マップ〉を何度眺めたことか。
    潮が引いて道ができれば、島に渡って行けるなんて、考えただけで楽しそう。

    猫アレルギーの駒持警部補と、お

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    2023年01月07日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    事件はビターというか、これだけ同情の余地のないものばかりなのも凄い。が、それでも温かくユーモラスなのは御子柴くん始め、玉森や竹花、小林警部補の人柄の良さ以上に、あとがきの若竹さんの適当キャラが好きすぎて、なるほど、これは面白いわ。

    (111108さんに、敬意と友情を込めて)

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    2022年12月29日
  • さよならの手口

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    ネタバレ

    刊行当時13年ぶりの葉村晶(その間短編は2本ほど発表されているらしいが)。
    なんと四十歳の坂を越え、職業も長谷川探偵社が廃業したことにより、ミステリ専門古書店"MURDER BEAR BOOKSHOP"でアルバイトをしていた。
    なんか探偵じゃない葉村を見るのって『プレゼント』の頃を思い出す。

    13年ぶりかぁ。
    リアルタイムで待っていたら待ちくたびれる、というか完全にそれまでの過程を忘れてしまうだろうから、ある程度出そろったところから月日を物ともせず、ずんずんと読んでいく今の読み方ができて幸運。

    さて、今回は葉村が古書店で働いているということもあり、ほんのりビブリオ風味。

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    2022年12月29日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    ネタバレ

    目次
    ・哀愁のくるみ餅事件
    ・根こそぎの酒饅頭事件
    ・不審なプリン事件
    ・忘れじの信州味噌ピッツァ事件
    ・謀略のあめせんべい事件

    広域犯罪を捜査するために警視庁の置かれた捜査共助課。
    現場で捜査もするけれど、県と都の調整と根回しも大事な仕事。(やりがいはない)
    長野県から出向してきた御子柴刑事は、甘党の上司に振り回されながら、こつこつと仕事をこなしている。
    ほのぼの系の作品にもできるところを、若竹七海はちょっといや~な感じに落としてくる。
    解決のめどが立った事件を長野の元上司に報告すると、事件の見え方が変わってくる。

    というパターンの連作短編集で、とても読みやすくて面白いんだけど、最近ちょ

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    2022年12月19日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    あの葉村晶が登場する(らしい、未読)「プレゼント」という作品に登場した人物を用いた連作短編集。王道のミステリー短編だが、小道具として長野と東京のす名物スイーツが登場するのがもう一つの読ませ処。

    最近、酒よりスイーツな生活をしているので、非常に気になるスイーツも多く。謎解き部分と合わせて非常に楽しめた。
    なお、本歌「プレゼント」は読んでなくても全く問題なく楽しめる。

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    2022年11月28日
  • 殺人鬼がもう一人

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     葉村晶シリーズではない、若竹七海さんの著作。探偵ではなく女性警察官が主人公だ。なかなか悪人ぞろいで、腹の探り合い、丁々発止が面白い。びっくりするような展開だったり、やっぱりなと得心する結果だったり、バラエティー豊かな悪党が登場する。

     本書は短編集だが、こうなると長編が読みたいな。

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    2022年11月22日