若竹七海のレビュー一覧

  • 不穏な眠り

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    女探偵の不器用さが良くも悪くも親近感。
    ミステリー専門の古本屋店員という設定もあり、本の知識や背景がさりげなく織り込まれていて学びも多い。

    ただ、個人的には探偵はもう少し格好良くあっても良いと思う。
    独特の味わいを残す一冊だった。

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    2025年08月21日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    ネタバレ

    読み終わってみれば、登場人物が非常に多かった。それぞれに個性はあるのに、なかなか名前を覚えられなくて難儀した。住人たちは一癖も二癖もあり、誰のことも信用できない。
    でも双子が意外な魅力だった。喋りだしたら賢い生意気娘たちだったのでとても可愛かった。最後、犬に駒持と名前をつけるところなんか最高だった。この2人には誰も敵わない。
    全員が怪しくて誰が犯人なのか最後までわからなかった。犯人を追い詰めていく明確な探偵役というより、各々が推理している。
    犯人に同情の余地があると思わせて、最後の最後にそっと真実の爆弾を置いていくのがにくい演出!

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    2025年08月21日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    人を罪に陥れる【七つの大罪】(傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲)をそれぞれ七に関係する7人の作者(中山七里、岡崎琢磨(7月7日生)、川瀬七緒、七尾与史、三上幸四郎(三+四で七)、カモシダせぶん、若竹ななみ)が書く短編集。 どの話も個性的で、作者が作品に登場したり、自分のシリーズの人物が登場したりという面白さもある。怠惰の話は出来すぎと思いながらもホッとした。嫉妬と憤怒は罪が罪だけに心がずーんと重くなる…特に憤怒はちょっとホラー寄り。最後の暴食はちょっと気持ち悪い。

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    2025年08月19日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    キャラが立つ住人達。そして事件は1人の犯人によってされていると思ったら意外や意外。人に探られたくない事1つや2つ誰だってあるよなぁ。双子がいいキャラして助けになりました。

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    2025年08月16日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    タイトル通り猫に関する短編集
    序盤でなんだかんだハッピーな感じの作品が続いたので身構えていたら後半でバランス取った印象

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    2025年08月15日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    短編6編を収録した猫アンソロジー。
    さくっと読めましたが、少し物足りなかったです。
    その中でも猫のヒゲが良かったです。老後気になるし、自然体に今を生きていきたいと思えたから。

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    2025年08月10日
  • プラスマイナスゼロ

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    全国平均値のミサキ・義理人情に熱いヤンキーのユーリ・不運なご令嬢なテンコ。そんな3人が集まってドタバタ。全然合わない3人だから親しくなったんだろうなぁ。読んでいてスカッとした。こんな友達欲しかったな。

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    2025年08月06日
  • 七つの大罪

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    大罪のひとつひとつを「七」ゆかりの名前をお持ちの作家が書き下ろした短編集。る三上幸四郎氏はなぜ⁉と思いきや、三と四を足したのね(爆)。『名探偵コナン』の脚本で知られるだけあって、実に視覚的なトリック、面白かった。あと、ラストのく若竹七海氏による<暴食>テーマが、幾重にも謎が仕掛けられていて出色。

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    2025年08月03日
  • まぐさ桶の犬

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     このシリーズ好きなんです。
    久しぶりですね。

     探偵ってなんか惹かれるものがありますよね。

     何年か前にNHKでやっていた浅野忠信さんのロンググッドバイかっこよかったし、永瀬さんの濱マイクも好きです。

     本作と全く関係ないありませんね。

    次回作も楽しみにしています。

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    2025年07月02日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    ネタバレ

    不運な流浪の民ココロちゃんをめぐる人々が語る、ココロちゃんの顛末。ラジオの投稿から始まり、メールのやりとり、病院文庫のボランティアのいざこざ(本筋とあまり関係ない気がするが面白い)。
    ネタか、計算か、陰謀か、と思いきや、見たまんまのココロちゃんなのだった。

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    2025年06月05日
  • まぐさ桶の犬

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    ネタバレ

    タフで不運すぎる探偵・葉村晶シリーズ。

    テイストは変わらないのだけれど、こちらが年をとったせいか、読むのが辛い。
    ふつう、事件の関係者がどんなにひどくても、仲間や味方がいてなんとか一息つけるものだが、このシリーズは周囲もひどい。晶に自分の都合ばかりを押しつけてくる連中ばかりなので、ほっとするところがない。
    そんな中で孤軍奮闘する晶の姿というのは、現実的ではあるものの、寂しい。それでも誰のせいにするでもなく、自分で引き受けて立っていく晶には、客観的にはどうあろうとも我を通す意地の見事さがある。

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    2025年06月01日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    【収録作品】
    「猫は長靴を履かない」 荻原浩
    「ツレ猫婚」 石田祥
    「いちたすいち」 清水晴木
    「猫のヒゲ」 標野凪
    「神様のウインク」 若竹七海
    「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」 山本幸久

    どよんとする話やイタイ話もあるが、結局のところ、猫っていいよね、という話。
    取り立てて猫好きでなくても楽しめる。お話としての猫は好き。
    表紙もかわいい。

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    2025年05月22日
  • まぐさ桶の犬

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    『仕事はできるが、不運すぎる女探偵・葉村晶』シリーズ最新作。
    初登場の作品では20代だった彼女も今は50代。体のあちこちに不調を抱え、無理は出来ないお年頃になったのだが、やはり今回の依頼もハードな展開になっていく。

    まぐさ桶の犬:『自分には役に立たないが、誰かがそれでいい思いをするのは絶対にイヤだ、とその「役に立たないもの」を手放さずに意地悪や嫌がらせをし続けるひと』

    正直、葉村晶シリーズに登場する人物たちって、みんなこの「まぐさ桶の犬」ばかりな気がする。
    身勝手で、相手の気持ちや都合などお構いなしで、自分の感情や都合ばかりを押し付ける。おまけに誰もかれもが信用ならない。
    そこに振り回され

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    2025年05月18日
  • 依頼人は死んだ

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    ついてない女探偵、葉村晶シリーズの実質的な1作目。短編集。どの話も人間の奥底にひそむ黒い部分がみえてくるのがテーマになっている。疲れているときに読むと相当にダメージのデカい作品。ミステリー的な手法でいうと表題作であろうか。アッといわせるような切れ味のある終わり方で思わずに読み直してしまった。後は「たぶん、暑かったから」が強烈な印象を残した。何故、そのタイトルになったのかが分かる?ラストの余韻は何とも言えない。いやミスであるのだが、それ以上の面白さがこの作品にはある。

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    2025年05月02日
  • さよならの手口

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    今頃という感じだが、若竹七海の作品を初めて読んだ。
    「女には向かない職業」という名作ミステリがあるが、本作も主人公は女探偵、いや元探偵だ。ずっとケガばかりしている主人公が読んでいて痛々しいが、ミステリの筋はよく出来ており、終盤もスピード感があってなかなか面白かった。タイトルも気が利いている。誰にさよならを言う手口なのか、最後まで読むと納得のオチだ。
    本筋の面白さとは別に、ミステリ通の作者ならではの色々なミステリのタイトルが出てくるだけでなく、解説までしてくれているのはとても嬉しい。早速この中で出てきた作品のいくつかは今後読もうと思うリストに入れたくらいだ。

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    2025年04月10日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

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    御子柴くんシリーズ2作目。

    生み出したキャラクターを千尋の谷に突き落とす癖がある作者によって(あとがきより抜粋)、のっけから災難に巻き込まれる御子柴くん。
    長野に戻った御子柴くんが、東京での相棒・竹花くんと連携しながら事件を解決していくお話。前作から続けて読むと、御子柴くんが頼もしくて成長を感じます。
    続編出てないけど読みたいなあ。面白かったです。

    葉村晶の名前も一瞬登場してにやり。
    葉村晶シリーズの最新作を手に入れたので、今度はそちらを追って読みたいと思います。

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    2025年04月10日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    このアンソロジー、好きな作家さん揃い!
    しかも大好きな猫モノ。嬉しいですね!
    不思議な話しあり、切ない話しあり…。
    バラエティーに富んでいました。

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    2025年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    面白い話もあったけど、今まで読んだ猫アンソロジーの中ではそうでもないかなぁ…。それぞれに猫は出てくるけど何かパッとしない感じ。
    ミステリー要素や、毒気がないから楽しめなかったのだろうか?

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    1荻原浩『猫は長靴を履かない』
    2石田祥『ツレ猫婚』
    3清水晴木『いちたすいち』
    4標野凪『猫のヒゲ』
    5若竹七海『神様のウインク』
    6山本幸久『御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項』

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    2025年03月17日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    なんて素敵なタイトル。
    良かったのは 荻原浩さん石田祥さん。
    あとは…猫の事よく知らないのかなと思える方も…。
    ちょっと タイトルに期待しすぎました。

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    2025年03月01日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    短編構成で読みやすかった。出てくる甘味は実際にありそうなので機会があれば買って食してみたいと思った。御子柴くんのキャラクターは好ましいし次作も読みたい。

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    2025年02月25日