若竹七海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネコさえ登場すれば大抵の物語はホッコリする。ただ肉球の巻と言いながら、肉球の柔らかさ、気持ち良さ、あまり登場せず残念。猫を頭に乗せると危険な本音を察知して守ってくれる「猫かぶり」いいな。「猫にかつおぶし」が「油断ならないこと、危険な状態であることのたとえ」とは知らなかった…「正直なところ人との再会よりもペットとの再会のほうが涙を堪えられないケースが多い」そうかも。「生きてるってこういうことなんだって。美味しいご飯を食べて、ぐっすり寝る。それだけで猫はとても幸せそう。生きるってもっとシンプルでいいんだって、猫が教えてくれた」「猫がいれば大丈夫。笑っているような口元」ネコと暮らす幸せ。
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Posted by ブクログ
「最近、本気で頭を使うミステリを読んでいないな。」そんな人にこそ挑戦してほしい一冊です。
正直に言います。私は途中で何度も迷子になりました。
主人公は、不運すぎる探偵・葉村晶。50代になり、老眼や歯痛と付き合いながら、一人の女性を探す依頼を引き受けます。しかし、その先で待っていたのは、学園を巡る利権、複雑に絡み合う一族の歴史、そして膨大な登場人物たち。読みながら何度もページを戻り、「この人は誰だった?」を繰り返しました。
それでも読む手が止まらなかったのは、この混乱そのものが作品の魅力だからです。
満身創痍で事件を追う葉村晶と同じように、読者もまた情報の迷宮をさまよいながら真実へ近づい