若竹七海のレビュー一覧

  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    テーマが明白だと小説の楽しみ方が増える小説。

    すべての話が面白く、ドキドキハラハラしながら読みました。
    ミステリー作家が描く7つの物語を楽しめます。

    個人的には怠惰の「手の中の果実」が好きでした。
    なんとも切なく知る努力が大切だと感じました。

    もちろん他の話もこんな展開になるの・・・と思いながら読めます。
    色々な感情を楽しめるのも良いと感じました。
    小説ってテーマがはっきりある状態で読むとまた違った楽しみがあることを知れてやかったです。

    また、短編集は知らない作家を知れる良い機会なので、他の作品も読みたくなりました。

    0
    2025年11月30日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    アンソロジーの説明は七尾さんの作中でされていた。若竹さんの作品は葉村が出てきたので災難にあうのかと思いきや、グロテスクすぎて引いた。

    0
    2025年11月26日
  • さよならの手口

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリ専門店でバイト中の葉村晶。古本引取の際、白骨死体を発見し、負傷。入院した病院で同室の元女優・芦原吹雪から20年前に家出した娘の安否調査を依頼される。調査を開始するが、かつて娘の行方を探した探偵が失踪していた…。

    『悪いうさぎ』から13年。葉村晶も40を超えて、長谷川探偵事務所も閉鎖、晶はシェアハウスに住んでいる。
    だいぶ雰囲気が変わってるし『悪いうさぎ』のイメージが強すぎて、序盤はちょっと入り込めなかった。
    徐々に黒い感じが出てきて楽しくなる。ただ色々メイン以外がまとめられた感じがした。

    0
    2025年11月18日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    七つの大罪をデマにした短編集。普段読まない著者の作品をお試し出来て良かった。個人的には傲慢と怠惰が好きだった。3.5

    0
    2025年11月14日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    傲慢 「罪の名は傲慢(プライド)」中山七里
    怠惰 「手の中の果実」岡崎琢磨※7月7日生まれ
    憤怒 「移住クライシス」川瀬七緒
    嫉妬 「オセロシンドローム」七尾与史
    強欲 「十五分」三上幸四郎 
    色欲 「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん
    暴食 「最初で最高のひとくち」若竹七海

    人を罪に陥れる七つの悪徳を「七」に縁のあるミステリー作家が描いたもの。

    「罪の名は傲慢」  渡瀬警部・古手川刑事も登場。
    「移住クライシス」ミステリ部分に目新しさはないが、老婆の存在がいい。
    「最初で最高のひとくち」葉村晶も登場するが、脇役ポジション。なんなら彩り。冒頭

    0
    2025年11月10日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    七つの大罪にちなんだ短編ミステリアンソロジー。子どもがめっちゃ読みたそうにしてきたけど、安心して中学生に読ませられる内容ではありませんでしたー

    けっこう後味悪いのとか、猟奇ものもあったけど、いくつか面白いのもあったかな。
    不登校の子の話はほのぼの、カモシダせぶんさんのも面白かった。出てくるフレーズが下品で、中学生には読ませたくないけど。

    0
    2025年11月08日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ


    七つの大罪
    7人の作家

    どこか後を引くイヤミス感がある話もあれば、
    ひねりを利かせながら、更に味変してメインを
    挿げ替えたようなコミカルの話もあり。

    罪深さの多様性。

    0
    2025年10月10日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で死体が発見された。ヴィラの住人たちは癖のある人物たちで、事件を担当する刑事たちは聞き込みにてんてこ舞い。更に犯人が分かったと話していた住人が殺害される。

    ヴィラの住人たちが濃い。まともそうな人たちも、徐々におかしくなって行く…。若竹七海さんはこういう感じが上手いな〜。ただ登場人物が多く慣れるまでちょっと大変。

    0
    2025年10月05日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉崎FMで放送される「みんなの不幸」はリスナーの不幸自慢。そこに届いた投書。厄病神がついていると噂される17歳の友達ココロちゃんと、彼女を見守る女子高生ぺんぺん草ちゃん。ココロちゃんの不幸は周囲も巻き込みながら、宗教団体や犯罪も…。

    ココロちゃんの不幸が…。色んな事件と繋がったり、犯人やら死体をみつけたり。個性的な登場人物たちも良い。

    0
    2025年10月01日
  • まぐさ桶の犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉村晶は50代に突入して身体の不調も増えている。あちこち悪いながらもその都度対処しながら日々を過ごす描写のリアルさが好き。でもいくらタフとはいえ、このままハードな仕事をやっていけるのか。葉村には、いずれ静かに暮らす老後というのは訪れないのだろうかと余計な心配をしてしまう。
    ややこしい一族経営や投資詐欺が絡み、事件は思わぬ複雑さを見せたけれど、話がひとつに繋がっていきスッと腑に落ちるタイミングがあった。外から見ただけでは分からない複雑な人間関係や、それぞれの抱える事情を知るにつれ、同情的な感情が芽生えた。
    それにしても葉村はお人好しすぎる。そこがいいところでもあるんだけれど……。

    0
    2025年09月30日
  • 殺人鬼がもう一人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ゴブリンシャークの目」
    「丘の上の死神」「黒い袖」「きれいごとじゃない」
    「葬儀の裏で」「殺人鬼がもう一人」

    都心まで1時間半の寂れたベッドタウン・辛夷ヶ丘。辛夷ヶ丘警察署は各地域から問題児が集められた問題だらけの警察署。登場人物がほぼ全員悪人…。まともの人間が出ない話は苦手だけど、この小説は小悪党的な悪人なので、あんまり気にならずに読めた。後半は砂井三琴がカメオ出演的な出方でそれも面白い。

    0
    2025年09月22日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「哀愁のくるみ餅事件」「根こそぎにく酒饅頭事件」
    「不審なプリン事件」「忘れじの信州味噌ピッツァ事件」
    「謀略のあめせんべい事件」

    長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事。
    甘党の上司や同僚から何かしらスイーツやらお土産を要求される日々…。そんな中起きる事件はビターなものばかり。


    ついていないと言うより上司や同僚に恵まれない御子柴くん…。お菓子やらお土産やら要求されたり、食べられたり…。ちょっと可愛そう。小林警部補が救い。事件はちょっと切ない若竹七海さんらしい話だな〜。

    0
    2025年09月22日
  • まぐさ桶の犬

    Posted by ブクログ

    6年ぶりの新作、若竹七海の女探偵・葉村晶シリーズ。
    待ってました!
    あいかわらず満身創痍になりながら活躍中。
    といってもコロナ以降ひさしぶりの探偵業だったようす。
    コロナ明けわりとすぐの頃を舞台にしているので、マスク着用とかすでに懐かしい感じも。
    登場人物が多くてややこしくて、性格の悪い男性たちにイライラするけど、
    面白くて、ゆっくり読もうと思ってたのにあっという間に読んでしまいました。
    出来たら日本を舞台にしたこういう面白い女探偵シリーズってほかになにかあるかな?

    0
    2025年09月22日
  • ポリス猫DCの事件簿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30人ほどの人間と100匹以上がのんきに暮らす“猫島”。島の臨時派出所の巡査・七瀬と相棒のどら猫DC。個性的な住人や観光客の引き起こす騒動。

    若竹七海さんっぽい作品な気がする。色々理不尽な理由で掻き回されて大変な七瀬巡査。抜けてるようで実はちゃんとしてる感じは好きだな。

    0
    2025年09月19日
  • さよならの手口

    Posted by ブクログ

    葉村晶シリーズ3作目。
    冒頭から、葉村は不運すぎる探偵の名にふさわしい不運さをいかんなく発揮する。
    遺品整理に訪れた家の床が抜け、地面に埋まっていた白骨死体の頭部に頭突きした上に助骨にヒビが入るのだ…そして、入院した病院で同室の女性から20年前に失踪した娘を探してほしいと頼まれる。

    これでもかと様々な災難が降り掛かり満身創痍になる葉村には同情の念を禁じ得ない。
    そして、依頼人やその関係者、警察、ひょんなことから知り合いになった女性…すべてのひとがアクが強く一筋縄ではいかない厄介さ…!!
    飄々としたユーモアある筆致で描かれているので、うわーと思いながらも終始楽しく読める。
    葉村は自分の慢心や油

    0
    2025年09月18日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

    Posted by ブクログ

    御子柴くんシリーズ第2弾の連作短編集。
    長野県警から警視庁に出向しているところから始まるが、ひょんなことから長野に戻る羽目に。一方、警視庁時代の相棒だった竹花刑事は御子柴くんの後任と揉めてしまい…
    前作では若手っぽかった御子柴くんも30代後半になっている。長野と東京の事件が思わぬところでつながりを見せるのが面白いが、展開が早く情報量が多いので読み返すことも何度かあった。コメディ風だがビターな読後感なのはこの著者ならでは。

    0
    2025年09月12日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    キリスト教における七つの罪とされる「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」をテーマにしたアンソロジー
    「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢 
    「手の中の果実」岡崎琢磨/怠惰
    「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒 
    「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬 
    「十五分」三上幸四郎/強欲 
    「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲
    「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食  
    どれも面白かったのですが、川瀬さんのと若竹さんのがお気に入りです。

    0
    2025年09月12日
  • まぐさ桶の犬

    Posted by ブクログ

    〈葉村晶シリーズ〉の9冊目。
    私がこのシリーズを読み始めた時に既に40歳を超えていた主人公は、いまや老眼鏡もあわなくなってきた50代に突入。
    コロナ禍が始まり、生き延びること丸3年。変わらず「ミステリ専門書店のアルバイト店員」にして「客の来ない探偵社で調査活動休止を余儀なくされている調査員」という立場のまま。

    プロローグみたいな話でいきなり殺されかけて、のっけから“世界で最も不幸な探偵”の面目躍如。
    とある学園の元理事長から“秘密厳守”の人探しの依頼を受けるが、その学園の創業者の一族がなかなかに面倒で、改めて冒頭の場面に行きつく399頁までの間に、いつもの通りに、関係あるのかないのか色んな人

    0
    2025年09月10日
  • まぐさ桶の犬

    Posted by ブクログ

    葉村晶シリーズ。
    年と共に体の不調が増えていく晶に共感しかない。
    それなのに周囲の人がみんな自分勝手すぎてあまりに酷いので正直読むのが辛かった。(他の人のレビューにもあったけどほんとそう)それがこのシリーズの持ち味なのかもしれませんが。内容も誰も救われない感じでしたが晶が早く健康を取り戻してほしい。

    0
    2025年09月08日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

    Posted by ブクログ

    6人の作家によるオムニバス
    ねこちゃんが大なり小なり出てくればOKのようで、必ずしもほっこりしたお話ばかりではない。

    見知った作家さんたちばかりなので読んでみました。短編だからかいつもの作風と少し違ったりしておもしろかった。
    猫、というはっきりしたキーワードの中で違いを出すのも難しいとは思うけれど、やはりもっと読みたい!と思わせるほどの作品はなかったかな。

    0
    2025年09月02日