若竹七海のレビュー一覧

  • 遺品

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    ネタバレ

    金沢市郊外に建つ銀鱗荘ホテル。そこに眠っていたのは今は亡き女優・曾根繭子にまつわる膨大なコレクションだった。五十三にものぼる木箱から次々と姿を現すコレクションは大林一郎の繭子に対する異様までの執着を物語っていた。
    コレクション公開の為にその封印を解き放った瞬間から次々と奇怪な現象がホテルを襲う。
    それはまるで、繭子が書き残した戯曲を実演するかのように……そしてその結末は?


    さらっとしたライトホラーという感じですね。散布する奇怪な(ささいな)出来事は、ホラーという前提があるので、スパイス感覚として読めて楽しい。
    主人公にも感情移入がしやすいし……というか、これを書くためにあらすじを追ってて、

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    2009年12月14日
  • まぐさ桶の犬

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    葉村晶シリーズ。登場人物が多くて、途中何度かこの人どういう人だっけ?となった。無茶ぶりホイホイみたいに困った人たちを引き寄せて、つぎつぎトラブルに巻き込まれるというお約束のパターンと、あいかわらずのタフさ。この人、よく生きてるよね。それにしても、「まぐさ桶の犬」か。自分には不要で何の得にもならないのに、他人が手に入れるのは我慢ならない。そういう人いるよね。振り回される周りは大変だ。

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    2026年08月11日
  • プラスマイナスゼロ

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    子供に「面白いから読んで」と数年前に勧められていたのを今頃読んだ。
    ふむふむこういうのが中学生に刺さるのか、と、残念ながら親世代には10代と同じ刺さり具合ではなかった。
    が、ギャグ漫画みたいな展開を、文章から色々頭の中でイメージして読むのはいいことだ。頭の中でちゃんとイメージできれば、登場人物たちはキャラが立ってて、元気に動いてくれて、笑えるところも多いので、確かに面白かろう。と、完全に親目線な感想でした。

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    2026年08月09日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    前回の続編。
    今回はウルッとくる話しが多かった。
    特に「シロネコマサト」と「爪切りニャンニャンパーク」は泣きそうになった。
    「猫をかぶれば」は可愛らしい感じの話しでした。

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    2026年07月31日
  • まぐさ桶の犬

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    初作家さんに初シリーズでした。
    ミステリ要素や読みやすさはイマイチに思いました。読みやすさで言うと登場人物が多すぎて途中訳が分からなくなりましたが、オーディブルと書籍の両方で楽しんだのでなんとか最後までたどり着けました。
    たくさんの登場人物のストーリーも伏線回収はビシッと決まったしなんと言っても葉村晶がイイ!
    若い頃の葉村晶に会いに行こうと思います。

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    2026年07月29日
  • 不穏な眠り

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    葉村晶シリーズ短編集。トラブルはいつも、単純な依頼の顔をしてやってくる。というとキャッチコピーみたいだが、ただ依頼をこなそうとしただけなのに災難に見舞われるのが、シリーズのお約束。表題作も怖かったけど、最初の『水沫隠れの日々』も違った意味で怖かった。でもちょっと気持ちわかるかも。

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    2026年07月27日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    うちの人が買ってたので読ませてもらいました。
    タイトルの通りの話しが短編で入ってる感じですね。
    「いちたすいち」という話しの世界観、雰囲気が好きだったのと、最後の「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の頁」って話しが、可愛くて好きでした。

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    2026年07月26日
  • まぐさ桶の犬

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    「最近、本気で頭を使うミステリを読んでいないな。」そんな人にこそ挑戦してほしい一冊です。

    正直に言います。私は途中で何度も迷子になりました。

    主人公は、不運すぎる探偵・葉村晶。50代になり、老眼や歯痛と付き合いながら、一人の女性を探す依頼を引き受けます。しかし、その先で待っていたのは、学園を巡る利権、複雑に絡み合う一族の歴史、そして膨大な登場人物たち。読みながら何度もページを戻り、「この人は誰だった?」を繰り返しました。

    それでも読む手が止まらなかったのは、この混乱そのものが作品の魅力だからです。

    満身創痍で事件を追う葉村晶と同じように、読者もまた情報の迷宮をさまよいながら真実へ近づい

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    2026年07月25日
  • 錆びた滑車

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    葉村晶シリーズ長編。またしょっぱなから、騒動に巻き込まれて怪我をしている。このシリーズでは人間不信になりそうな出来事が多々起こるが、葉村晶とシェアハウスの大家や同居人や大手探偵事務所の知り合いとか、ヒロトとその友人とか、それなりの関係を築いていると思っていた相手から切り捨てられるのは、やっぱり傷つく。でもそういうのを飲み込まないと生きていけないのも事実。せめて、悪人が報いを受ける終わりであってほしい。

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    2026年07月25日
  • 静かな炎天

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    葉村晶シリーズの短編集。6作品あって、葉村晶は古書店員兼探偵として登場。葉崎シリーズに出てくる角田港大が依頼人となるケースも。それにしても、連日の酷暑日で、表題作の『静かな炎天』にものすごく説得力を感じる。

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    2026年07月24日
  • さよならの手口

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    葉村晶シリーズ長編。前回の長編から13年が経過しているとのことで、葉村晶も40歳をすぎ、体力的に無理が効かなくなっていたりするのだが、探偵業を休んで古本屋の仕事をしていたというのに、いつの間にか事件と関わってしまうあたりがさすがというか。今回も人探しからスタートして、あちこち怪我して満身創痍になるわ、人間関係クラッシャーたちに周囲を引っ掻き回されるわで、波乱万丈。いろんな人の悪事が明るみに出た反面、口をつぐんで逃げちゃったやつもいるわけで、スッキリしないところもあるけど、それが現実であり、このシリーズだよね、と思う。

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    2026年07月24日
  • 暗い越流

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    短編集で、5編中2編に葉村晶が登場。あいかわらずダークで、途中ホラーだった。もし自分が現場にいて、真相を知ったら、トラウマになりそう。最終話で葉村晶が古書店員になっていて、さまざまなミステリが話題になるのも楽しい。この作者は本当にミステリに詳しいんだなと思う。

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    2026年07月23日
  • 悪いうさぎ

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    葉村晶シリーズ再読。今回は長編。こういうの、クリミナル・マインドにもあったよね。ダークなお話。失踪した女子高生を探してゆく過程で、さまざまなトラブルが起きて、結構な数の人が死ぬ。自分も大きめのダメージを負いながら、最後まで捜査を続けていくところが葉村晶っぽい。そういえば、結婚詐欺に引っかかりそうになってた友人、どうしたんだろう。

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    2026年07月23日
  • プレゼント

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    葉村晶シリーズ再読。短編集で、葉村晶と小林警部補が交互に登場し、最後に葉村晶が巻き込まれた事件を小林警部補(と御子柴くん)が捜査するという構成。世の中おかしな人は多いけど、だとしても葉村晶の周辺は怖すぎる。

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    2026年07月22日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    猫をテーマにした短編集
    どの作家さんも、こよなく猫を愛して
    いらっしゃるのがよく分かる

    いいなと思ってのは、
    大山淳子    白猫マサト
    竹岡葉月    猫をかぶれば
    音はつき    人間をやめたマヌル先生が、
            保健室でお待ちしています

    マヌル先生、私も会ってみたい。
    浜口倫太郎さんの「爪切りのニャンニャンパーク」に出てくる「天空遊園地まほろば」って、
    以前読んだ「天空遊園地まほろば」?
    スピンオフかな。どうしてこんなタイトル
    (→爪切りのニャンニャンパーク)に
    しちゃったんだろう‥?
    若竹七海さんの「散歩する猫」はイマイチよく
    分からなかった。

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    2026年07月04日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    御子柴刑事が主だけど、謎を解くのは小林警部補。
    お菓子が凄く出てくるけど特に事件には関係ない。読んでいるとなんか凄い警察内部がお菓子好き?に思えてきた笑

    事件は何だか途中でわけわかんなくなっちゃうこともあった。なんでだろ?

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    2026年06月26日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    読みやすくて面白い話と読みにくくてわかりづらい話がありました。
    少なくとも読みやすいなと思う話の方が多かった、、?かな?

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    2026年06月13日
  • 依頼人は死んだ

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    難しい。読んだけど、スッキリするって感じではない。主人公の晶はそこまでキャラが強くなく好きにも嫌いにもならない。自力でトリックとくとかではないと思う。読んでて、あーその話がしたかったのね。ってなります。

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    2026年06月07日
  • 七つの大罪

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    傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲。
    キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの悪徳をテーマに、名前が「七」にちなんだ作者さんが描く、7作のアンソロジー。
    そもそも悪徳がテーマだから、どの作品も読後感は良くない。イヤミス寄り。それでも、どの作家さんもテーマにあった内容で、個性もありながら、テンポよく、あっという間に完読。
    半分の作家さんが初読みだったけど、特に嫉妬は世界観も怖くて、読んでいて、引き込まれてしまった。
    既存の4人の作家さんは安定。短編でもやっぱり面白い。
    七つの大罪と言うと、どうしても、映画の「セブン」をイメージしてしまっていたのだけど、それに劣らないくらい、個人的には

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    2026年05月22日
  • 依頼人は死んだ

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    「プレゼント」に出てきた2人の主人公のうちの一人葉村晶が主人公の連作短編集。

    葉村晶は白黒はっきりつけないと気が済まない性質なのに、
    結局白黒はっきりつけさせてくれないじゃん!
    シリーズの続き読まなきゃ。

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    2026年05月21日