若竹七海のレビュー一覧

  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    久しぶりの再読。
    『プレゼント』に登場した御子柴くんが主役。小林警部補と組んでいた時とは違い、警視庁と長野県警とを繋ぐ政治的な役割を担わされていて、そのためにあちこちからスイーツを手配させられて、本来の捜査以外のお仕事に振り回されている。
    それでも毎回登場するスイーツは美味しそう。
    最終的には元上司の小林警部補が探偵役となって御子柴君に真相を指南。小林警部補らしく謙虚にさりげなくではあるけれど、それで真相が明かされるのだからやっぱり小林警部補って名探偵。
    元々は小林警部補を主役をする作品を依頼されたそうだが、若い御子柴くんを主役にしてくれたおかげで彼のキャラクターも明らかになったし、これはこれ

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    2018年01月31日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    ネタバレ

     『御子柴くんと遠距離バディ』の前作に当たる、シリーズ第1作である。第2作を先に読んだために、インパクトはやや弱いかもしれない。しかし、彼はやっぱり葉村晶と同じく、トラブルを吸い寄せ、頼まれると断れないのであった。

     東京出身にして、長野県警に入ったが、警視庁に出向中の御子柴くん。「甘味と捜査」だけに、全5編のタイトルに甘味が入っているが、事件そのものにはあまり関係ない。しかも、御子柴くん自身はほとんど味わえないという…。

     「哀愁のくるみ餅事件」。上田市で見つかった盗難車から発見された、死体の素性とは。支障がない程度に書くと、家族って難しいねえ。血が繋がっているからこそ、難しい。正直、気

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    2018年01月23日
  • 御子柴くんと遠距離バディ

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    前作と御子柴くんのキャラが変わったような気がする。ひどい目にあってかわいそうだったけど,面白かった。

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    2018年01月22日
  • 暗い越流

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    ネタバレ

    短編集。あとがきによれば、「暗い越流」が日本推理作家協会賞を獲ったのをきかっけに単行本になったらしいい。
    以下あらすじ
    「蠅男」…女探偵葉村晶シリーズ。人里離れた別荘。もとは霊能者が建てた。屋敷に来た人が、気分が悪くなったり、頭痛がしたりするらしい。
    「暗い越流」…死刑判決になった男に宛てられたファンレター。差出人は、男の実家の隣に住んでいた女子高生だった。しかも、彼女は5年前から失踪しているという。一見、葉村晶タイプの雑誌リサーチャーが、弁護士と組んで事件を調べているのかと思った、最後の2ページでびっくりして、前の部分を読み返してしまった。
    「幸せの家」
    「狂酔」…教会の地下にシスターたちを

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    2018年01月04日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    登場人物がそれぞれ味があり,面白かった。特に,陰で主人公を支えるような,事件解決のヒントをタイミングよく出してくれる小林警部補がいいと思った。

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    2017年12月25日
  • さよならの手口

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    再読。
    まずタイトルが良い。チャンドラー作品に出てくる有名な言葉『警官にさよならを言う方法はまだみつかっていない』から来ているのだが、『さよならの方法』でも『さよならの手法』でもなく『さよならの手口』としたところに葉村晶シリーズらしさを感じる。

    親が子に、子が親に、夫が妻に、妻が夫に、友達が友達に、過去の傷に…様々な『さよならの手口』が出てくるが、いずれも最悪な形で晶に突き付けてくる。
    女性でありながらこれほど痛め付けられ傷を負うという設定の探偵も珍しいが、彼女はそこを諦めつつも受け入れ探偵としてやり遂げていく。

    だが結末はあまりにもハード。晶自身が振り返るように、彼女は誠実に働いたが、何

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    2017年10月03日
  • 暗い越流

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    最初と最後の作品が、葉村晶のもの。
    中の三編はノンシリーズだけど、この並びがまた一つのトリックになっている。

    葉村晶のシリーズは全て、家族のあり方が事件のベースにあるのだが、この短編集もまたそうなっている。
    だから読後苦い物が残されてしまうのはしょうがないが、なぜか葉村晶が事件に巻き込まれると「しょうがないなあ」と苦笑い程度には薄まったりするのは、短編だからなのかもしれない。
    何しろ「悪いうさぎ」の読後感ったら、苦いなんてものじゃなかったから。

    親が子どもを支配する連鎖が何とも重苦しくて見苦しい表題作。
    読んでいて一番つらかった。
    幸せになっていいはずの未来を断ち切られても、子どもは文句を

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    2017年09月02日
  • 暗い越流

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    暗いな〜。人間の暗いもの怖いもの、直接的な表現はないけれど、読んだ後に残るね。
    葉村シリーズが好きだけれど、そうでないものも、よく考えられてるし、いいまわしとかハードボイルドとか若竹さん独特の世界、楽しめました。

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    2017年08月08日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事。甘党の上司や同僚からなにかしらスイーツを要求されるが、日々起こる事件は、ビターなものばかり。上田市の山中で不審死体が発見されると身元を探り(「哀愁のくるみ餅事件」)、軽井沢の教会で逃亡犯を待ち受ける(「不審なプリン事件」)。『プレゼント』に登場した御子柴くんが主役の、文庫オリジナル短篇集。

    【感想】

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    2017年08月06日
  • 静かな炎天

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    どれも葉村晶らしい話。好みは2作。

    「血の凶作」はやりすぎなほどに人が出てきて話が散りつつつながりつつ進んでいくんだけど、それがこの話に限ってはいい。角田先生のうっかりと偶然で紐解ける、それぞれの人の今の人生がちらりちらりと見えて。

    「副島さんは言っている」は登場人物のやりとりでニヤッと笑うコンパクトなコメディとして楽しめた。

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    2020年05月19日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

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    「肥大した観念の化け物だった。」

    このトーン懐かしいなぁ〜。早く笠井潔の矢吹駆シリーズが読みたい!

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    2016年09月10日
  • さよならの手口

    購入済み

    思いのほか

    思いのほか一気に読んだ

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    2016年04月21日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    ネタバレ

    とっくに読み終わったと思ってたら積んでた件。
    ポリス猫DCの事件簿と勘違いしてましたわ。
    猫島関連かと思ったら、プレゼントのスピンオフ的な。
    比較的最近、時代小説のお留守居役物を読んだので、あーなるほど!と(笑。
    一番食べてみたいのは、あめせんべいかなぁ。
    実際のお店の名前が出てくるので、お取り寄せも考えてしまいます。

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    2025年05月28日
  • 名探偵は密航中

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    痛快、爽快。
    人物入り乱れて、誰が誰やら???というはなしが多かったけれど、それがまさにトリック。
    短編の点と点がつながって線になるとき、物語は大団円を迎える。

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    2015年06月14日
  • バベル島

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    若竹さんの怪談は怖いけど、読後感は悪くない。福澤徹三のいや〜な感じとはまるで違う。文章もデビュー当時からうまいしね。

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    2015年02月26日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

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    ネタバレ

    登場人物表に「有栖川有栖」の名前があるのに、執筆者の中に有栖川先生の名前だけが無い…だと…(ざわ…)。
    いやいや、各先生方が一章ずつ手がけてらっしゃるのに、何故か法月先生が二章手がけてるじゃないか!この辺にトリックの肝があったりするんでしょーよー!(興奮)と思ってたら。
    中盤で「案の定ルイス・キャロルきたこれ!見立てや!有栖川先生がキーなんやー!」と鼻息荒くしてたら。

    全 然 見 当 違 い だ っ た←本当に悲しかった…

    後書きを読むと、有栖川先生、リレー連載途中で執筆を断られたとのことΣ('_')がーん
    そりゃ途中まで登場するよね…執筆者として名前載らないよね…涙。

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    2015年02月04日
  • 古書店アゼリアの死体

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    葉崎市シリーズのコージーミステリー。
    解決したかと思いきや、別の側面を見せるどんでん返し。これがあるから読むのをやめられない。

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    2015年01月30日
  • バベル島

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    怖い。とにかく怖い。つかみどころのない怖さ。
    若竹七海さん、ふりはばおおきいなぁ
    久々にミステリ読んだ、って気がした

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    2014年06月23日
  • 猫島ハウスの騒動

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    ゆるくて、でも意外に読み応えあり!殺人事件、3億円強奪事件、麻薬売買などなど思いのほか読み応えあり、ユーモアのある登場人物と会話の展開もなかなかおもしろいです。ラストまでよいテンションのまま読めました。
    猫好きじゃなくても十分たのしい(猫好きならもっとたのしい)一冊でした。

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    2014年03月20日
  • ポリス猫DCの事件簿

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    20130825
    文庫で出ていたので買って読みなおし。
    軽く読めて癒されました。
    DCかわいい。
    葉崎シリーズ好きです。

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    2013年08月26日